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オーライ、オーライ、はーい!

世の中には、素敵だな。と思う人がいる。

素敵だ。という内容は様々あるけれど、
僕が素敵だと思う時は、たいてい決まっている。

その人の姿勢に感動する。

ただの立ち姿のことではなくて
仕事に対する姿勢、趣味に対する姿勢、店員さんに対する姿勢、
困りごとに対する姿勢、人に対する姿勢。

この前、素敵だな。と思った人は、
タワマンの警備員をしていた。

「オーライ、オーライ」という声が聞こえたので、
その人が目に入った。

「はーい!」とバックする車を止めると、
彼は走って他の車を案内しに行った。

続いて、先程止めた車から出てきたデリバリーの人に
中に入る手順を説明している様子で、デリバリーの人は
頭を下げて建物に入っていった。

休む暇なく、その警備員は何かをメモし始めた。

おそらく、忙しい時だっただけだと思うけれど
彼は笑顔で仕事をしていた。

僕の「素敵だな~」が生まれた。

同時に、教訓のようなものを感じた。

「嫌な奴と仕事したくないよな~」と。

出会った警備員は、少なくとも僕の心を「素敵だな」
と思わせる仕事ぶりで、仕事を通して人にプラスの影響を
与えていた。
これは、自分の俳優の仕事に通じるものがある。

一方で、嫌な奴ってどういう人だろ。
個人的には

人にマイナスの影響を与える人ではないかと思う。
特に自分の事しか考えていない人だと思う。


厄介なのは、叱られたり怒られたからと言って
それが全てマイナスの影響とは限らないということ。

その人が何のために叱ったり、怒ったりしているのか。
それを見極める必要があるなと。むずかしいけど。

僕の経験則で申し訳ないが、ひとつ、見極めるための助けとなる
方法を紹介してみようと思った。
ただし、絶対的なルールではない。物事はそんな簡単に見極められる
ことの方が少ないように思うので、最終的には自分の経験則も踏まえて
判断してください。


怒られている人=自分、怒っている人=A とする。

自分 ← A
   怒

登場人物が、現状二人。

◆point ◆

・Aが、登場人物(自分とA本人)以外の人、物事のために
 怒ったり、叱ったりしている場合。
→ 怒られているけれど、マイナスの影響ではないことが多い。

・登場人物(自分かA本人)のために怒ったり、叱ったりしている場合。
→ マイナスの影響を受けていることが多い。


これは、感覚的な部分を結構大切にする方がいいような気がしてます。

自分も「応援される人」だったり、「面白みのある人」で
ありたいなと思った。

とはいえ、人間。

嫌な奴になった時は、素直に謝れる人でもありたい。







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