人をゆるすことは自分をゆるすこと

ライフコーチの昌子真己です。

人にイライラするときってどんなときですか?
時間に遅れる。
いいかげんだ。
責任感がない。
人にばかり頼る。

今日は人をゆるすということについて
お伝えします。

ゆるせない人ってどんな人?


あなたは「こんな人はゆるせない」と思う人、
いますか?
ゆるせないとまで思わなくても、
イライラしてしまったり
つい文句を言いたくなってしまう人。

私はいました!(力こもってる!)
「人に任せて自分だけ楽をしようとする人」
「口だけで何もしない人」
「無責任な人」
「自分のことしか考えていない人」

たくさん出てきました・・・(^-^;

あなたはいかがですか?

自分をゆるせないから人もゆるせない


私の体験談です。

数年前、地域の集まりで私と一緒に組んで
係をしていた女性C子さんの話です。

彼女は、片付けの時になると
「めんどくさいから帰っていい?」
と若いお母さんに言い、
私には(言いにくいのか)
だまってスッといなくなるのです。

楽しいことは係の仕事そっちのけで楽しむ。
楽しそうな仕事はやるけれど、
きつくて地味な裏方は人任せ。
さすがの私もイライラしてしまいました。

ところが、
人によってはイライラしない人もいるのです。
D子さんです。
D子さんは、C子さんを見て
「まったくしょうがない人ね~」
と笑いながら言うのです。
D子さんって心広いわ~
と私は思いました。

私とD子さんの違いってなんだと思いますか?

私は「C子さんのような無責任なことは絶対しない!」
と思っていました。
要するに
「自分に許可してないことは人にも許可できない」
ということです。

私には、
「無責任ではいけない」
「自分のことばかり考えてはいけない」

そんな謎の自分ルールがあり、
D子さんにはそんなルールがない。

自分が良しとしていないことを
人がやっているから
イライラするというわけです。

あなたには自分に課しているルールってありますか?

このルールのおかげで
自分らしい人生をなかなか生きられない人は
けっこういらっしゃるようです。

時には無責任になってしまう自分をゆるす。
時には自分のことばかり考える自分をゆるす。

こんなふうに考えると自分がずいぶん楽になりますよ。

自分をゆるすと人もゆるせるようになります。
人をゆるすことは自分をゆるすことです。
人は鏡。
人が見せてくれる姿から
自分のことが理解できたりします。

自分ができないことをしている人は
ゆるせない


もうひとつの体験談です。
私の自由奔放で素敵な友人の話。

彼女は家庭でも自由。好きなこと、やりたいことを
なんでもやっちゃう人。
だんなさんも子供たちもそんなママを
いつも笑顔で見守っている
とってもあたたかい家庭。
彼女はいつも家庭だけにとどまらず
自由でのびのび人生を楽しんでいる人です。

ところがその友人からめずらしく相談を受けました。
同じ幼稚園のお母さんからこう言われたそうです。
「そんなに適当な子育てしてよく平気よね」
「あなたを見ているとイライラする」と。

友人の話を聞きながら、
このお母さんは、
「子育てはいい加減にしてはいけない」
という自分ルールがあるように感じました。
その心理をもっと深堀りすると、
「自分が(やりたいのに)できないことを
やっている人がうらやましい」

という心がはたらいているようにも感じました。

きっと一生懸命子育てをなさっている方だと思います。
子育ては大変なものだということを自分に課していて、
友人の自由でのびのび子育てを楽しんでいる姿を見て
ゆるせない気持ちになったのかもしれません。

このお母さんの気持ち、なんとなくわかりませんか?
私は痛いほどわかります。

体験談からまとめ


人は、
こうあるべき、これが正しい、
普通はこうするでしょう?
そんなたくさんの常識・良識・自分ルールで
自分を苦しくしています。
自分は何にとらわれているのかな?
そこにまず気づくことができるといいですね。
そして
人をゆるし、自分もゆるしましょう。

そして自分にも行動する許可を出し、
自分に優しくしてあげましょう。
罪悪感を感じる必要はありません。
「思いやりの心」があれば、
わがままにはなりませんから。

今日は「人をゆるすことは自分をゆるすこと」
という内容でお伝えしました。
この内容が少しでも心を軽くするきっかけになれば
うれしいです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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