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The Very Impatient Caterpillar

本書の作者Ross Burach もコンスタントに絵本をだしている人気の絵本作家です。マンガチックなタッチのイラストがトレードマークになっています。

あおむしの蛹化するというお話なのですが、このあおむし、とにかくせっかちでおしゃべりで、そこが笑いを誘うというお話です。

この絵本は、ダイアログで成り立っていて、しかもおしゃべりなキャラですからテキストが多く、(漫画風というのか、ふきだしにセリフが載っていてあとは絵で大体説明するしくみ)読み方にちょっと工夫はいりますが、とてもテンポのいい話なので、4-5歳くらいの子供だったら集中して聞けるかなと思います。

子どもにもよりますが、2-3歳のトドラーには、このユーモアはわかりにくいと思います。また、長さも少し長すぎる。

この本は保護者に受ける本で子供でも大人っぽい子、アイロニーを理解できる年代の子には特に楽しい本です。

The Very Impatient Caterpillar (せっかちなあおむし)はもちろん、エリック・カールのはらぺこあおむしのオマージュですね。タイトルだけでなく本文にもはらぺこあおむしのことをにおわせるような文があります。

この日は”虫”をテーマにストーリータイムをしたので”Here is the Beehive” (ハチの巣)というライムを紹介しました。


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