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デブは目に見える成果を早めに欲しがる。

3週間ほどジムに通って「ジムに通う癖」が整ってきたデブは、そろそろ結果を求めはじめるフェーズに移行する。
まぁ週に2回の3週間ということは6回程度、各1時間自転車を漕いでいただけなので普通の神経ならまだ結果が出る段階でないことくらいは想像出来そうなものだが、なんせ怠惰なデブは早めの成果を欲しがるのである。欲しがりやさんなのである。
目的は減量とはっきりしているので、成果とは減量、すなわち体重が何キロ減っているかを知る必要があるのである。

あいにく我が家には壊れた体重計しかない。
正しい体重を示すかどうかも怪しいバネ式の体重計で、しかも105キロまでしかメモリがない。
デブの家庭にはまともな体重計は無い、故にデブとも言える。
言われてみれば年一回、会社の健康診断時にしか体重って量らないんですよ、デブは。
だから自分が何キロか把握していない、故に太っているのである(自論)。

次の日に届く通販サイトで体重はもちろん、体脂肪からBMI値、筋肉量なども計れるらしい体重計を買った。
完全デジタルで数千円だったと思うが、老婆心ながらこれからダイエットを始めようとする人はちょっと高めの体重計を買うことをオススメしたい。
価格帯としては私が買った安めの物と、スマホなどのアプリと連動して記録してくれるけどちょっと割高な体重計が最近のトレンドのようで、私は貧乏性だったので安めの方を買ってしまったのだが、ことさらダイエットを成功に導くコツとして「記録する」という点を私は主張したい。

後述するが、実はこのダイエットが始まったのは半年ほど前のことで、今もジムに通いながら減量を続けているのだが、今も続いてる要因の一つにこの体重計を買ってから「記録している」事を論拠としたいと思っている。
ジムに行った次の日の朝、おそらく一番体重が減っているであろうタイミングで体重計に乗る。そしてその数値を記録してわかりやすく見れるようにすることによって、確実に体重が減っていることを確認でき、モチベーションを維持することの大役を担っていてくれていると思うのである。
私の買った安い体重計には測る機能しか無いため、自作したエクセルの表にまとめてグラフ化しているのだがこれが結構面倒くさい。
今のタイミングから体重計を買い替えるのも勿体無いので使い続けるつもりであるが、この軽作業をスマホのアプリで自動でやってくれたら超楽だと思うので、これからダイエットを始めようとする人にはぜひ「アプリで管理が自動で出来るちょっとハイテクな体重計」を購入するのをオススメします。
まぁエクセルなんかでまとめるのが苦にならない人は安いので全然大丈夫です。

閑話休題。

さて、購入した体重計に、身長などのデータを入力していざ実測!と乗った結果は…
109キロ
ンマー、減ってはいるが誤差の範囲。
これもデブあるあるなのだが普通の人の1~2キロと、デブの1~2キロは全然違うのである。
人体の7割は水分だそうだ。ちょっと汗を書いたデブは数キロ痩せても、水を飲んだから元通り。
つまりここでの1キロはほぼ誤差と言える。

という事は、3週間、計6時間に及ぶエアロバイクは、多少の筋肉痛や腰痛をおこしただけで、身についた脂肪については殆ど効果が無かったと言える。
試合終盤にグレて2年も部活をしていなかった為に体力が続かず後輩にポカリを買ってきてもらったがプルタブすら開けられない三井寿が放った一言が私の口からも溢れる…
「俺はなんて無駄な時間を…」

続く。

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