遊びすんなり切り上げるコツ3選

公園からなかなか帰らない・・・
なかなか遊び切り上げられない・・・
そんな遊びの切り上げ方について
モンテッソーリ教育とコーチングで解決していきたいと思います。

公園に行ったのはいいけどなかなか帰れない
約束していた時間になったのに
子どもがまったく言うことを聞いてくれない。


そんな悩みがよく寄せられます。
子どもは目の前の楽しいことに全力です。
とてもステキなことですよね。
大人は先のことを考えちゃうんですが
子どもは目の前のことに一生懸命!
まずはそんな気持ちは受け入れ、共感してあげるところから始めてみましょう。

とはいってもお母さんは忙しい。
公園でずっと遊んでるわけにはいかないですよね。
そんなときにどんな風に子どもが
自分からすんなり公園から帰れるようになるか
ポイントが3つあります。


子どもがすんなり遊びを切り上げられる3つのポイント

1.事前に具体的に約束しておく
2.十分に遊べたという満足感を持たせてあげる
3.その先にある楽しみを見せてあげる

ひとつずつ見ていきましょう。

1.事前に具体的に約束しておく

私たち大人もそうですよね。
楽しいこと集中しているのに
いきなりそれをやめなさい、おしまいにするよ
なんて言われたらえーってなりますよね。

子どもも同じです。
いきなり何時になったから帰るよ
なんて言われると戸惑ってしまったり
嫌だっていう風に思っちゃいます。
事前に、例えば公園に行く前に
今日は○○があるからという理由を添えて
○時になったら帰ろうね。
時計の針が12のところに行ったらおしまいにしようね。
そんな風に事前に伝えておくことがとても重要です。

事前に伝えておくことで
記憶して自分で処理して必要な部分を再生する。
脳のワーキングメモリという作業記憶も鍛えることができます。

事前に具体的に伝えておく
ぜひやってみてください。

2.十分に遊べたという満足感を持たせてあげる

いくら○時に帰らないといけないということがわかっていても
やっぱり急に約束の時間になったから帰れ
なんて言われても心の準備ができてなかったりしますよね。

少し前に、たとえば5分前ぐらいにアナウンスしてあげます。
「○○ちゃんあと5分で約束の何時だから、そろそろ帰る準備をするよ」
そんな風に声をかけてあげます。
そうすることで子どもは
じゃああと何回やってみよう
あとこれだけやったら帰ろう
そんな風に考えて、自分で決めた回数を行うことで
たくさん遊んだ
とことん遊んだ
という満足感を持つことができます。

そこでポイントになるのが
自分で決めるというところです。
「あと5分で帰るから滑り台やったら帰ろうね」
そんな風に親が決めてしまうんじゃなくて
子どもに決めさせてあげます。

「あと5分あるから何をする?滑り台にする?ブランコにする?」
そんな風に二択から選ばせてあげるだけでも
自分で決めた、だから自分でやってみよう
という内発的なやる気につながります。
例えば、滑り台一回にす?る3回にする?
そんな簡単な選択肢でも大丈夫です。

子どもはまだまだ選択肢の引き出しが少ないです。
そこは親がしっかり与えてあげる。
どっちにする?
そんな風に聞いてあげましょう。

3.その先にある楽しみを見せてあげる

「公園から帰ったらご飯を作って食べようか?」
そんな風に目の前のことに一生懸命な子どもに
次の先にある楽しみを見せてあげることで
子どもは自分から公園遊びを切り上げることができるようになります。

公園遊びをすんなり切り上げるコツ
子どもが自分から遊びを切り上げるコツ
をぜひご家庭で取り入れてみてください。

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