ラグビーとサッカーのあれこれ

2002年日韓ワールドカップがあった年の11 月、ほんとにたまたま付けて、見てしまい、何故か消さずに、取り憑かれるように初めて前後半40分づつを見て、ハマったラグビー。

片や物心ついた時から馴染んでいたサッカー、する事も見る事も好きなサッカー。

特に、小3から始めて、大きな休みもなく毎日習慣になっていたサッカーをしなくなった中3の秋の喪失感はやばく、昼休みに遊びでサッカーをするのが人生の生きがいくらい楽しかったほどで、

いつしか、いやいつの時にか、サッカーの歴史やフットボールと呼ばれていること、ラグビーとサッカーの違い、発祥の国のこと、お互いの関係などを、その世界にいるからこそ感じていました。

サッカー界側はラグビー界のことを、あまりとやかく言うことはあまり無いんだけど、ラグビー界側が紳士のスポーツだから、というスタンスでどこか好きになれなかったことも事実でした。

ところが、冒頭のNHK中継で、ラグビーってなんて紳士的なのかを否が応でも知ってしまいました。それは、ラガーマンが云々というよりも、審判の公正な感じが、逃げられないほど画面から出てきているんです。

審判の声はほぼ、中継に入っており、またラグビーはルールが分かりづらい、というのを実況が何度も事あるごとに説明を加えることや、副音声でルール説明を行なっている事に驚きを隠せませんでした。

サッカー界でも早くからビデオ判定や、今話題のVARは取り組まれつつありましたが、ここまで審判の声が入る事はないし、ましてや、これは、僕の大好きなカズさんが仰っている通りサッカー側にある審判に立てをつく感とは真逆の、審判が、競技を制している感に、正直感動したのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?