ビール 地ビール クラフトビール
緊急時代宣言の延長に伴い
〇ビールスタンド重富 〇ビールスタンド重富ekie 両店ともに6月20日まで【休業】となります。
ビールが変われば、〇〇が変わる。
ビールスタンド重富マスター重富寛です。
今日の記事のBGMに ⇩ 中島みゆきさん「麦の唄」を聴きながらどうぞ
今日の「タイトル」にあります ビール・地ビール・クラフトビール
昨今、ビール業界(の中の一部分)で話題になっている事があります。
おそらく、このビールに対するそれぞれの考え方だと感じます。
これぞ、クラフトビール
「これぞ」の部分は、あえて触れません。
「クラフトビール」という部分です。
重富が広報担当だったら
「これは、クラフトビール」(笑)
ターニングポイントは 1994年
この年まで、日本には「巨大ビールメーカー」しか存在していませんでした。その理由は「酒税法」。この法律で、ビールが醸造できる(造れる)基準がありました。それが…
年間最低製造リットル数が 2000キロリットル。350ml缶に換算すると 5,714,285本。
それが、1994年の酒税法改正で 60キロリットルに変更され、350ml缶に換算すると 171,428本。
これってイメージつかないと思いますけど…
ビールスタンド重富の販売数量で例えてみますと
2000キロ㍑ ⇒ 110店舗で365日営業
60キロ㍑ ⇒ 4店舗で365日営業
な感じです
もっとわかりにくくしてしまったかもしれませんね^^;
重富がビール工場を造ろうと思ったら、1994年以前であれば、ビールスタンド重富を全国に110店舗経営していたら、自社用のビールだけで製造できました。1994年以降だと、なんと「4店舗」で可能になったのです。
つまり、参入障壁が格段に低くなったということです。
地ビールブーム
各地で様々なビール醸造所が開所しました。「地域創生」「街おこし」的なニュアンスもありました。
数の変化をお伝えしたいと思います。
グラフの始まりが1994年(6場)、終わりが2019年(令和元年)です(400場)。2021年の今は500場ともいわれています。
2000年までは「地ビール」と呼ばれることが多かったですね。重富が感じるに「地元を盛り上げる」という思いが強かったように感じます。
ビール・地ビール・クラフトビール
と聞いてみなさんは
「どの銘柄」を思い出しますか? または
「どの顔」を思い浮かべますか?
重富的には、全て「ビール」という一括りで考えています。日本人、アメリカ人、ドイツ人ではなく「地球人」(笑)
ただ、そこから「スイングカランでビールを注ぐ」となると…ちょっと違ってきます。「注ぐ」という別の括りになります。
無条件で注ぐことを決定できる銘柄
⇒ 大手5社の銘柄
注ぐかどうかをまず迷う銘柄
⇒ 大手5社以外の銘柄
(以下に続きます)
迷って注ぐか注がないか決める銘柄
⇒ 醸造家の顔が浮かぶ銘柄
基本注げない銘柄
⇒ 醸造家の顔が浮かばない銘柄
醸造家さんの「顔(造った思い)」を知れば知るほど、注ぎにくくなります。例えば、我が子が作ってくれた「卵焼き」を作り直したりはしませんよね。「重富さんの好きに注いでみてください」と言われた注げます。
お客様(飲み手)が今一番飲みたい味わいに近づける
⇒ スイングカラン
造り手(醸造家)が造った味わいをそのまま伝える
⇒ 現代のサーバー
そんな感じです。ですから、重富にビールの味わいの感想を聞かれても、なかなか答えにくいのです。なぜなら初めてのビールを飲むときは
スイングカランで注げるか、注げないか。
そして注げたら、どの注ぎ方でどんな味わいになるのか?
を考えているからです。
ビール・地ビール・クラフトビール
どう位置付けたらいいのか?
中島みゆきさんの「麦の唄」の中に「ヒント」があるような気がします。
麦の唄(歌詞)