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”継続は力なり”の続編

おはようございます。朝からとりあえずビールです。

前回は話がやや脱線してしまったので、、、

今日は”継続は力なり”について考えてみるため、3つの原体験を振り返ってみます。

1.小学校~高校までの12年間皆勤賞

これまでの人生で継続記録No.1の経験がこれです。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 母ニダケハマケテ、、、

さすがは宮沢賢治が生まれた県民性だけあって、母親から皆勤を強要させられてましたね。家庭学習はやらない子供でしたので、高校だけは休むと勉強がついていけなくなるため自発的に皆勤を続けていた気がします。

【力になったこと】
①中学時代、市の海外派遣でオーストラリアに行けた。

学校で1番頭がいい人も応募してましたが、皆勤を続けていたからなのか健康面で私が選ばれてしまいました。これが海外志向のきっかけとなりました。

②大学の推薦入試にプラスに働いた??
実際プラスに働いたかはわかりませんが、一つのアピールポイントではありました。最小限の入試費用で公立大学へ進学できたので、貧乏家庭には大助かりでした。


皆勤については、強制的にさせられたこともあり、正直ネガティブな気持ちの方が強いです。個人的には、皆勤よりも優先させるべき教育があると思いますので、反面教師とすべき経験だったかなと、、、実際、体調不良で通学したら周りにも迷惑ですしね。


2.インド駐在時の日報

インド駐在時に約2年間日報を継続しました。これは、継続は力なり検定(※昨日の記事をご参照ください。)に合格できるレベルにあると自信をもって言えます。

1番のポイントは、何が最適かを自分で考え自発的に始め、やり抜いたことだと思います。

正確には、週報と月報を本社から求められていたのですが、結局は毎日の積み重ねなので、日報(&月報)を送ることにしました。

それまでは日報の習慣はなかったこと、加えて現地法人を立ち上げて間もない時期、且つインドというお国柄、毎日想定外のことが起こる状況だったので、日報はかなりの業務負荷でした。

何よりしんどかったのは、インドでは正しい情報がつかめないことでした。インド人みんながみんな話す内容が異なるので、真実を突き止めるのに本当に苦労する毎日で、、、


本来は、自動車部品をインド国内から調達して世界各国へ輸出する業務でしたが、当時の状況をよりイメージしやすくするため、ウーバーイーツで例えてみます。

私の仕事は、ウーバーイーツの仕組みを構築することと店舗指導なので、毎日いろんなお店に発注してちゃんと料理が届くかフォローします。

〇月×日
王将にチャーハン餃子セットを頼んだが届かない。

関係者による原因説明
A:王将にオーダーが届いていない
B:王将が定休日だった
C:餃子が品切れ
D:ガスの供給が止まって作れない
E:料理人が映画を見に行ってしまった
F:配達員が引取りにこない
G:配達員が配達途中で食べてしまった
H:自転車が壊れて届けられない

このような状況の中で、

「今日は王将にオーダーしましたが、届きませんでした。原因はよくわかりません。ちゃんちゃん。」

なんていう日報は作れないわけです。

で、苦労して原因を突き詰めて、突き詰めて、突き詰めていくと、「E:料理人が映画を見に行ってしまった」が真実だったりするわけです。

そして、料理人が勤務中に映画を見に行かないように対策を講じるわけです。「料理人にGPSを埋め込み、外に出たらアラームが鳴るようにする」みたいに。

こうして、「計画と実績」「課題」「原因と対策」を織り込んだ日報を作成していました。

※ウーバーイーツにすると一見簡単そうですが、現実はシビアな納期、品質の確保、膨大な量と、まったく笑えませんでした、、、


あらためて振り返ってみると、私自身は、「PDCAをデイリーで回し、日報でアウトプット」を2年間継続したという事実が、間違いなく自信と成長につながりましたし、なにより会社から感謝されたこと(=アウトプットを必要とする人がいたこと)が大きかったかなと思います。


3.不動産会社での日報

経営企画として入社しましたが、最初の3カ月間は不動産営業に従事し、この期間は日報がマストでした。不動産営業マンは基本外出のためサボる人が多いらしく、日報が義務づけられていました。

ただ、さすが中小零細というか、、、営業マンは結局サボって適当な日報、上司は自分のことしか考えないほらっちょで、何の意味もない、むしろ業務にマイナスな日報でした。

ということで、このケースに関しては、”継続はただのムダ”でした。



”継続は力なり”
効果を極大化するには、やっぱり自発的に取り組むことが大切ですね。

毎日投稿しているnoteクリエイターのみなさん、心から尊敬します。

最後に、そんな尊敬するみなさんに一つだけお願いです。
仕事中に映画を見に行くときは、ちゃんと上司やクライアントに許可とってから行ってくださいね🍺









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