ひと事ではない、ここに書き留めて自戒する
2022.1.8(土曜日) ordinary
暖かい土曜日の始まり。
朝起きたら、夫がいなかったのでゴルフに行ってるのだなと思った。
1時間後くらいにLINEが来て「ゴルフに来ています」だって。
私はゴルフには1ミリも興味がないので、朝早くから重たいバックを持って遠くまで行く気持ちがわからないのだけど、私の突然のひとり旅などの行動にも黙って気にしないふりをしてくれているので、私もゴルフに関してとやかくいうことはしない。お互いに好きなことができる体力と精神力が残っているうちが花なのだ。
朝ごはんは昨夜の残りの七草粥。
ちょうどお茶碗一杯分残っている。七草粥を次の日にも食べたのは長年生きてきて初めて。でもお粥は好きだから違和感ない。違う素材でまた作ろう。
年末に買おうかどうしようかと悩んで「えいやぁ!」と気合を入れて買った「SIX PAD Foot Fit Plus 2」が今朝届いた。
トレーニングコース、ウォーキングコース、コンディショニングコースが選べるようになっていて、最初からトレーニングコースをやるとハード過ぎて反対に足を痛める可能性があるらしくて(知人に聞いた話)まずは一番軽いコンディショニングコースを試しにやってみる。
12分間のコースで微妙な電磁波のようなものが足裏から膝くらいまでの間に感じる。すごく気持ちいい。
これで慣らして徐々にレベルアップしていこうかなと思う。
私自身は座っているだけなので、本を読んだりP.Cで書き物をしたりしている間に終わってる。本当にこんなんで足全体が鍛えられるのかと思うけが、本当ならすごいマシンだと思う。
が…少し罪悪感はある。自力でできるであろうことを数万円出してマシンに頼ろうとする気持ちに少しバツ。
*
お昼ごはんは、あまり食欲がなくてグリーンスムージーだけを一気飲み。
そしたら、しばらくしてものすごくお腹が空いてきてヨーグルトを食べた。今夜はなんか脂っこいものが食べたくて今夜のメニューは串カツに決定。
食欲ない → 串カツ(極端である)
スーパーに材料を買いに行く。
ソースコーナーで物色していたら、ヨタヨタと倒れそうになりながら歩く知らないおじいさんに声をかけられた。
「あのぉ〜、インスタントのうどんスープはどこですか?」
あまりに躊躇のない質問の仕方を考えると、私を店員と間違っているのだろうと思う。
このおじいさんには私の姿がどう映っているのだろうかと不思議になる。ダウンジャケットを着てピンクのパンツを履いて買い物カゴそぶら下げている私だけど、どこをどう切り取れば店員に見えるのだろうか?
「粉になってるやつですか?液体のやつですか?」
「あぁ、粉になっててお湯をいれるだけのやつです」
「それならこっちです」
勝手知ったるいつものスーパーだ、うどんスープの場所くらい目隠ししててもたどり着ける。私はおじいさんを隣の通路の出汁コーナーまで案内する。
「これですか?」
「あぁ、それそれ。ありがとう助かった」
「いいえ、それじゃ、お気をつけて」
またヨタヨタと倒れそうになりながら何かを求めて歩いて行く知らないおじいさんの背中をしばらく見つめる。
いつか私も通る道だと思いながら元の場所に戻りソースを物色する。
私は、時々優しい人になる。
私は困ったふりをする人には厳しいが、
本当に困っている人には優しいのだ。
今夜は串カツ屋のおばちゃんになる。
楽しみ。
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。