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しんしんと、春に近づく

2024.2.7 (水曜日) It's almost spring!


朝活ならぬカフェ活を再開した。
私はいわゆる現代の若者ではなくちょっと前の若者であるが、カフェで仕事するのが一番捗るのである、
カフェはコーヒーを飲むところから、仕事をするところとなっている。
(あくまでもわたしの中でだが)
他人の話し声が聞こえても、趣味じゃない音楽が流れていても大丈夫だ。
50センチ四方のテーブルさえ与えてくれればそれでいい。
と、思っていたら隣のテーブルに若いカップルが座った。
なんとなくぎこちないのは、付き合い始めて間もないのかそれとも初デートなのかもしれない。

男が言う「あまりお化粧してないけど、綺麗だね」
女が答える「うふふ、ありがとう」

否定しないんだ…と、私は思う。

女が言う「結婚とかで考えてることある?」
男が答える「考えてるけどね、基本年下と結婚したい」
女が言う「私たち同い年だよね。ってことは結婚はないね」
男が答える「そうだね」

AIみたいなカップルだなと思う。
AIが台頭を持ち上げてきて、これからAIが主役の小説や映画やお芝居ができるかもしれない。
あまり面白くなさそうだ。
私は不条理劇が大好きだから。
AIには不条理劇はきっと演じきれないだろう。

カフェで原稿10枚ほど書いて終了する。
外に出たら、天気が良くてやたらと暖かい。
ジャケットを脱いで歩く。
日傘をさしている女性を数人見かけた。この真冬でも日傘。
意識高い系だなと思う。私は綺麗なお肌でいたいけどそこまではできない。
生まれ変わって映画女優にでもなったら、是非とも真冬でも日傘を実践しようと思う。

スーパーに寄って鶏肉やら鶏団子やら鶏だしやらを買う。
鶏づくしだ。今夜は鶏鍋にしようと思う。
お昼ごはん用に、明太子とちりめん山椒のおにぎりを買った。
お箸はいらないと言ったのにお箸が2膳も付いていた。
レジ袋は有料なくせに、お箸は椀飯振る舞いだなと思った。

おにぎりを食べながら、ひとり言のように「お箸いらないって言ったのに」を繰り返し言う。

お変わりありませんか?







読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。