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酒好き主婦のときどきホテル生活Vol.19

vol.19 自業自得の疲れを連れて…


季節のない季節…
いつからこんな日本になってしまったのか?
どこか変な空気の漂う5月中旬

[Mitsui Garden Hotel Osaka Premier]

今回の逃避先

自宅からホテルまでひと駅。
で、いつもなら歩く距離だけど、ひと駅なのに電車に乗ってしまった。
疲れてますので。もうそれもかなりね。
もう階段上るのも嫌で、駅ではエスカレーターやエレベーターのお世話になりっぱなし。
そんなこんなで疲れた体を引きずってホテル到着。
15時チェックイン。
このホテルのフロントのホスピタリティはとてもいい感じで、少し疲れもすっ飛んだような気がした(気がしただけで、すっ飛んだわけではない)

部屋は14階。
デスクが大きいのに感激。こんなデスクが欲しいと思う。
なんかちょっと重役室のデスクみたいじゃない?とすこぶる感激した。
仕事も捗りそう...と思ったけど、今回は一切仕事しないと決めてきたから仕事しない。このデスクも宝の持ち腐れになるなぁ。

デスクが大きくて好きなタイプ

『着いたらすぐにスパに行く』とうのが私のルーティーンであるからして、
とりあえず、部屋着に着替えてスパに行く。
誰もいなかったら屋外のスパにガバッと入ろうと思っていたけど、欧米の女性がふたりでくつろいでらしたので遠慮する。室内のスパにガバッと入る。
室内は誰もいない。
「うぉ〜」とも「うぅ〜」とも区別がつかないような声を出しながら入る。
やっぱりね、日本人は風呂に入らないと…湯船に浸かると疲れは半分くらい減少する(これはほんと)

写真は公式ホームページよりお借りしました

30分ほど出たり入ったりしながら過ごす。
スパから出て、さてさて、まずは自前のビールでひとり乾杯。
このホテルの13階から上に宿泊している人には、夕方から5時からだったかな?専用ラウンジでビール、ワイン、カクテル、ハイボール、ソフトドリンクなどが全部飲み放題になってて、おつまみもあって。まぁそれが目的で13階以上の部屋を指定したんだけど…
だからあんまりお酒は自分で持参はしていません。
と、言いながら缶ビール を出して…

お疲れ生です

疲れているって言ったけど、それには原因があるはずなんだよな。
まぁ年齢的なものを言われるとそれまでなんだけど、その年齢的なものを外して考えてみると、やっぱりね、私、無駄な時間が多いんだと思った。
無駄な時間ってぼーっとしている時間という意味じゃなくて、やらなくてもいいことを時間使ってやってたりするのよね。それが無駄。
でもさ、無駄な時間も人生には必要って言うじゃない?
私の場合、無駄すぎるのかなって…
占いとか非科学的なこと心から信じてるわけじゃないんだけど、私がいつも見ている占いにね、時々同じようなことがなん度も書かれてることがあるんですよ。
それはね…
『年齢に見合わない、時間泥棒になっている趣味や遊びからはもう身を引きましょう』ってさ。
時々って言ったけど、ほんとうに忘れた頃にこれが出てくわけ。
『年齢に見合わない』ってところがミソ?トゲ?毒?
ドキッとして、その後「あぁ〜」って落ち込むわけよ。
わかるの、ほんとうにわかるの。
かなり年齢がいってからも、Instagramなどで若い子と張り合って、無理がある投稿している年配の人とかね、そういう人を見ると申し訳ないけど「もっとやることはないのかしら?もっと違ったことに時間使いましょうよ」と思ってしまう。
他人のことはわかるのよ。
これが人間の悪い癖でね、自分のことは棚の上のまたその上に上げてね、見上げても見えないくらいの上にあげてね、他人のことはいろいろ目についちゃうのよねぇ。
私もまだまだエゴの塊があって、何かに対して「まだまだ私も」ってところがあるんだろうな。それがさ、疲れの原因なのよ、たぶん...。

たぶん…
ってところで一旦思考を止めて、ラウンジに行ってきます。

ソーダとお菓子をもらう

まだアルコール類は提供時間外なので、ソーダなんぞ飲みながら、ちょいと思考を停止させて外の風景…これもまぁ見慣れた風景でうちのマンションから見るのとなんら変わらないのだけど、自分がいる空間が違うとね、違って見えるというか、気の問題というかね…
そんな状態でずーっとね、ラウンジに入り浸ってたんですけれども、多くて 3 人ぐらいか 4 人ぐらい。最後は私 1人になって私 1人でずっと飲んでるって感じでした。
夕方になって、係の人が来てアルコール類が可能になったらポツポツと外国の方が入ってきて飲んでた。
私もビールとおつまみをもらって飲みながら、思考を覚醒させて続きを考えてみたんだけど…

明るいうちに飲むビールは、なんて美味いんだろう。


『やるべきことと、やらなくてもいいこと』『やりたいなと思うことと、絶対やりたくないこと』それをちゃんと見極める時期に来たのかなと思いました。そう思いながらワインを追加。ワインを追加したところでいい具合に陽が落ちてすっかり夜になりました。
ライトアップされたラウンジがあちょっとエロティシズムの雰囲気を醸し出してきました。そしてまたワインのお代わり。


かなり長い間、ラウンジでのんびりゆったり飲んでました。
夜7時半を過ぎて、そろそろ晩ごはんを食べに行こうかなと思って、夜の街に出て、行列のできてない和食の店に入る。ここはしょっちゅう行く店で勝手知ったる何とやらで落ち着く。
ちょっとしたおつまみセットのようなものとビールを頼んで飲む。

蛤と筍が旨かった。

外は大勢の観光客が歩いている。
賑やかで良いという人もいれば、コロナ禍が懐かしいという人もいる。
私は人混みが嫌いだからね、閑散としてるのは嫌だけどどこか余裕がある街が好きなんだよね〜、だからここ梅田もそうだけど、京都なんて、もはや『風情のある街』ではなくて、何というか、『大勢の人がいる場所』という認識でしかない。京都の住民の方々は大変だろうなと思うのだわ。
ね、どうなんでしょうね。

ささっと飲んで食べてホテルに戻る。
よし、スパに行こうと思い行く。
ひとりっきりだった。
湯船でちょっと平泳ぎ(いつものこと)
身体を洗って、髪を洗って、30分以上スパにいたが、誰も来なかった。
脱衣所で着替えている時にやってひとり来た。
欧米系の女性でこういう日本式のスパに入るのは初めてらしくて、壁に貼ってある英語で書かれた『温泉の入り方』を真剣に読んでらした。
納得したのか、服を脱いで入って行かれたが…なんと、なんと、スリッパを履いたまま行ってしまった。
どうするの?気になるが、注意はしなかった。
それも経験かな、私も海外ではいろんな失敗をやらかした。経験、経験。

部屋に戻って〆のビールを飲む。
テレビは相変わらずつまらないからつけない。
つまらないテレビを見ると、いつもこれは誰のせい?と思うが、最近誰のせいでもないのかも…というかみんなのせいだと思うようになってきた。
みんなとは、作る方も見る方もという意味ね。
私の夫は何を隠そうテレビ局の人間で、そんな話は家庭内で御法度なのよ。
「テレビがつまらない」というと「あなたの仕事はつまらない」と、喧嘩売ってるようなもんで、すぐに夫の機嫌が悪くなるのよ。
その都度「あぁ、子供だな」と思うんだけど、それでも何も言えなくてね…
こうやってSNSでこそっと言ってるわけ。
そういうわけでAmazonプライムで映画を見ながら飲んだ。
世界を旅するようなロードムービーで内容を把握する必要がないので流しながら見た。
面白かったというよりBGV的な感じで重宝する感じの映画だった。
それをチラチラ見たりしながら過ごす。

11時過ぎ、歯磨きをしてすんなり寝る。


2日目
5時起床。
早朝スパに行く。
誰もいない。
冬と違ってもう外は明るい。
朝日を浴びながらほげ〜っとする。
6時半に朝ごはんに行く。
空いていたけからゆっくり食べる。
周りは外国人だらけ。
日本にいるのに外国人しかいない、世にも奇妙な物語状態だなと思う。
こういう時、必ずと言っていいほど日本人を見つけては話しかけてくるフランドリーなアメリカ人とかいるのだが、今回はいなかった。
それにしてもあれだね、自分も日本人であることを承知の上で言うと、
こういう環境は楽だ。なんでだろう?日本人がいないことがとても楽。

2日目になると、あぁ、自由時間も終わりだなぁと寂しくなる。
お昼まで何をしようかな〜と考える。
執筆活動しようかなと思ったけど、そんなもん自宅でもできるから…
やっぱり昼寝だな。
ゆっくりするには昼寝が一番。
寝たら何かヤバいことのひとつやふたつは解決する(ような気がする)
朝ごはんの後、チェックアウトまでギリギリまで昼寝…というか朝寝。

10時40分に目が覚めた。
急いで服を着替え、荷物をまとめてチェックアウトの準備をする。
そして急いで冷蔵庫に残っているビールを飲み干す。

さて、終わり


外に出ると、さぁ現実だ。


Good bye days


あとがき
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ほんとに疲れてました。
疲れてしまって、精気がない感じがしました。
この記事をまとめるにも1ヶ月ほどかかってしまった。
でも疲れる原因は全て自分にあるということです。
無駄な時間や、無駄な動作が多いのだろうと思いました。
『年齢に見合わないこと』それをやってるからきっと疲れるのだという結論が出ましたが、さて、さて、なかなかうまくそれらを止めることができない。
どうなることやら...つづく(てな感じです)
今回も相変わらず、勝手なことばかり喋ってますが、「あらまぁ」「へぇ〜」な気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

尚、この記事はボイスレコーダーを再生しながらできるだけそのままの言葉で書いています。それによって変な言い回しなどがあるかと思いますが、ご了承ください。
それと、このシリーズはホテルの紹介やお酒の紹介をするのが目的の記事ではないため、ホテルの感想及びお酒の感想などは私の主観によるものです。
詳しく書かないのもそのためで、そこのところはご察しください。

春を通り越してもう初夏のような気候、みなさまご自愛くださいませ。
それじゃ、また次回。
読んでくださり、ありがとうございました。

イトカズ


Thanks !!


読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。