正体のわからぬ複雑さ
2023.12.20(水曜日) unidentified
昨夜、友人がハワイから帰国した。
「これからお土産持って行くよ」」と、言うので楽しみに待っていた。
「はい、お土産」と、持ってきたのはHawaiian Hostのマカデミアンナッツチョコだった。
びっくりした。
予想外のお土産だったからではない。
Hawaiian Hostのマカデミアンナッツチョコがまだ健在だったということにびっくりしたのだ。多少のパッケージデザインの変更はあるものの、数十年前のお土産がそのままちゃんと残っていることの驚きといったらない。
買ってきた本人もそれを狙って買ってきたようで、びっくりする相手の顔を見たかったのだそうだ。
この友人は本当に変わった人物で、自分の結婚式の引き出物に、昔の戦争時代の乾パンやドロップや手拭いなんかを詰め合わせて配っていた。
「こんな豊かな時代だけど、昔はこんなだったということを忘れないために」などと言いながら…
しかし、私はマカデミアンナッツチョコはあまり好きではない。
どうせなら、ご当地キーホルダーの方が良かったなと思った次第だ。
先日から、今年に買ってあってまだ食べてない食材をなるべく食べるように心がけて一生懸命食べている。
食品棚には、こんなのいつ買ったのかしらと思うような缶詰やレトルト食品などがたくさんあった。細かい海苔やドライ納豆な、冷凍庫にもわんさとおあって毎日食べるのが大変だ。
今日のお昼は冷凍焼きおにぎりとカップに入った豚汁を食べた。
まだまだある。
食品棚を空にして、新年用の食品を入れたい。
「今年の汚れ今年のうちに」というお掃除用品のキャッチフレーズがあるが、我が家は「今年の食材今年のうちに」を合言葉に食べている。
厄介なのは、中途半端に蓋を開けたジャム類。
数ヶ月前からパンにジャムを塗ることをやめた。もっとシンプルにパンを食べたくなったからだ。
ずら〜っと並んだジャムの瓶…
それを見るたびにあぁ〜あとなっている。
来年からはもっとじっくり考えてから買うことにしよう。
ジャムに限らず、買う前に「本当にこれは必要か?」と自分に問いかけてからカゴに入れようと思う。
こんなことを考えるということは、もう終わりに近づいているのだな。
今年もまた、後ろ髪をひかれながら行くなぁ。
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。