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しょぼしょぼと ふる雨の中 夢が舞う

2024.2.29 (木曜日) end of month


しょぼぶる雨が降っている。
正確には「そぼふる雨」なのだが、なんだかしょぼしょぼとした雨なので、
しょぼふる雨とした。
私の思い込みからくる造語である。雨にとっては迷惑な話であろう。
そういう、しょぼふる雨がずっと断続的に降っている。

お隣のMさんが突然ピンポ〜ンとやってきて、金柑をくれた。
「スーパーでたくさん買ったけど食べきれないから」という、昭和の時代のご近所付き合いのような感じでやってきた。
「これ、金柑たまたまっていうのよ」とリズム感よく弾むような声でおっしゃる。
私もつられて「金柑たまたま、大好きです」と、リズム感よく返事した。
好きだというのは嘘ではない。
熊本県にある母の実家の家の前に金柑の木があって、実がなるといつもちぎって食べていた。まだ私が小学生低学年の頃の話だが、その頃から金柑は大好きだった。この金柑たまたまは宮崎県のブランド金柑で、私が庭の木からちぎって食べていたのとは全然違う甘さがある。
水で洗ってパクッと食べてみる。
甘い...美味しい。
頂いた10個のうち8個を一気に食べてしまう。
夫に残しておいてやろうか…と思うが、いいやもう食べちゃえと思って全部平らげた。
モワモワしていた口の中が一気にリフレッシュする。
モワモワって?自分で言ってうまく説明できない。
強いて言えば、熱を帯びた唾液がもわっとある感じだろうか…

金柑たまたま…


stand.fmでフォローしあっている愛さんが、お昼過ぎからumiさんという方とコラボライブをされるということだったので、聴きに行った。
今まで大変だったことやこれからの夢や希望を語り合ってらして、キラキラしてて素敵だった。
そのライブ放送を聴きながらふと思い出したことがある。
あるお芝居でこんなのがあった。
『夢は夢。さわれば溶ける。夢のある人間は眩しいなあ』
というセリフだった。
夢はさわればふっと溶けてしまうほど繊細。
でもその輝きは眩しいくらいだという意味だと私は解釈している。
その言葉を愛さんに贈りたい。
愛さんも演劇をされる。いつか共演できたらと真剣に思う。
このnoteを読んでくれているかどうかはわからないが。

私がしょぼふる雨と揶揄したせいか、夕刻になって雨足が激しくなってきた。
「やればできるじゃん」と思う。

雨は降ってますか?

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読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。