退職、引っ越し、留学準備。大変すぎて泣きそう。③【回顧録8】

前記事に書いた、現時点で終わっていない準備項目、渡航直前なのに終わってないこと多すぎでは?と思われた方も多いだろう。

分かる。
でも言い訳をさせてほしい。

退職前後に嘆いていたように、ギリギリまで働いていたのと引っ越しも重なって、手をつける時間の余裕も心の余裕も全くなかったのである…。

またコロナ関連の準備に関しては特に、申請出来る期間が渡航何日前等と決められていたものも多かった為、渡航直前にならないと手をつけられなかった。

とこんな風にもっともらしく理由を述べているが、ひとつだけ言い訳のしようが無い大ミスを犯していることに、帰省後すぐの私はまだ気が付いていなかった。

それは、コロナワクチン接種証明(ワクチンパスポート)取得であった。

当時、オーストラリア渡航にはワクチン3回接種が必須で、その証明の際にワクチンパスポートが必要となっていた。
ワクチン接種券が無料配布され始めてはいたものの全国民に行き渡るのには時間がかかっていたその頃、医療者であった私は接種優先順位が高かった為、ワクチン3回接種を余裕で終わらせていた。
エージェントからはワクチンパスポートは1日程度で取得できると聞いており、接種が完了した私は、実家に帰ってからゆっくり準備しようと余裕をぶっこいていた。

しかし、ここからが恐怖のはじまりだった。


続く


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