退職、引っ越し、留学準備。大変すぎて泣きそう。④【回顧録9】

恐怖のワクチンパスポート取得編。
(注:長いです。途中で飽きたら飛ばしてね。)


実家に腰を落ち着け、いざ取得作業に取りかかると、マイナンバーカードが必須であることを知る。

当時マイナンバーカードを取得していなかった私、冷や汗。

それならと、マイナンバーカードの取得方法について調べると、なんと取得までに1ヶ月を要するという…。


出国に全然間に合わない…。


この辺で滝汗が止まらなくなり、顔面蒼白で要項を読んでいくと、電子版ではなく紙版ならマイナンバーカードが無くても取得できるとのこと。


一筋の光。


しかし。


紙版は必要書類を役所に提出して取得するのだが、なんと取得までに3週間かかると。

その時点で、出国まで2週間を切っていた。


……終わった………。


エージェントに泣きそうになりながら連絡。
とりあえず役所に連絡してみるのが早いと助言をもらい、住民票を残したままにしていた都内の区役所に連絡をとる。

しかしさすがコロナ真っ只中。
コロナ関連の問い合わせなので、当時設置されていた特別窓口に電話をかけるが、中々繋がらない…。

やっと繋がった後、オペレーターに事情を全て説明。
窓口のお姉さんは優しかったが、紙版の発行にはやはり3週間程度を要しており、それ以上早くできるかは上司に確認しなければ分からないとのこと…。


ですよね…。


生きた心地がしないまま、折り返しの電話を待つ。


30分後に回答があり、なんと事情が事情な為、特別に速達が可能だと!!!!
神様いた!!!!!


その際、ワクチン接種3回分の証明書(全2枚)の送付が必要である言われ、病院でもらった接種証明書を確認する。
すると、ここでまたある重大なことに気づく。


あれ、証明書1枚しかない…。


3回それぞれの接種日の記録はあるけど、接種したワクチンの製造番号シールが3回目の時のやつしかないぞ…。


恐る恐る窓口のお姉さんに相談…。


「接種の証明には、3回分の製造番号シール全てが貼られた、全2枚の証明書が必須になります…。」



ーーー今度こそ終わった。



そう、手元にあった書類は1・2回目の接種日がただ記載されているだけの、3回目のみの証明書だった。

では、1・2回目の証明書はどこへやったのかというと、
なんとビックリ、引っ越し前に捨てていた。

え………(ドン引き)。


その時点でもう血の気はなかった。


ちなみになぜ捨てたかって言うと、3回目の証明書に1・2回目の接種日も書いてあったから、じゃあこれ1枚でいいんじゃんって思っちゃったんだよね。
なんでかな?相当疲れてたんだねきっと?????


お姉さんにまた事情を説明し、厳しそうだが上司に再度確認してみると言われる。


折り返しの電話を待つ間、私は絶望のどん底にいた。

ああ、私はもうオーストラリアには行けないんだ…。
スケジュールギリギリの中頑張って準備して、大金も払って、やっとここまでたどり着いたのに…。
ワクチンパスポートも速達で送ってくれるって言われて希望見えたのに、もう無理じゃん。
結局、私は留学には行けない運命だったんだ…。

早い段階からワクチンパスポートについて詳しく調べなかった自分を呪い、接種証明書を捨てた自分を呪い、運命さえも呪った(ドラマチック)。


永遠にすら思えた数時間後、再び区役所から折り返しの連絡が入った。


「「住民票の情報から3回の接種を確認することができた為、今回は特例で、証明書無しでワクチンパスポートを発行できます。」」


心の中の全私が泣き、スタンディングオベーションが鳴り止むことはなかった。



そんなこんなで速達で残りの必要書類を役所に送り、なんと通常3週間かかるところが3日後にはワクチンパスポートが自宅に送付されたのであった(速ッッッッ!役所の皆様に感謝!!!大変な時だったのに本当すみません!!!!そして心からありがとうございました!!!!!!!号泣)。


次回、遂に出国。

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