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要去台湾の音楽フェス

「要去高雄」はご存知でしょうか?

高雄に行かなきゃ という意味なのですが、台湾のロックバンド【宇宙人(cosmos people)】が出している曲の名前です。


私はTwitterやInstagram、もしくはリアルで常々「台湾はいいぞ」と言っているのですが

ありがたくも音楽好きな人が周りに多い私が特に声を大にして言いたいのが

台湾のロックバンドはいいぞ

邦ロック、、特に00年代後半〜10年代の音楽シーンに触れてきた世代にはとても馴染み深くそれでいて新鮮な音楽に溢れています。

邦ロックといえど様々なジャンルがあります。個人的な意見ですが、やはりロキノン系は根強い人気かと思います。ロキノン系とひとくちに言っても、オルタナティブ、エモーショナルなど細かく分類すればキリがないですが……それほどロキノン系は日本のロックシーンで人気高く愛されている裏付けだと思います。

どうやら、台湾のロックシーンでもロキノンの系譜を辿るバンド・楽曲は支持されているようです。

最初に挙げた「宇宙人」なんかも、敢えて分類するならロキノン系の括りに入るのだと思います。

宇宙人の特徴といえばやはり、宇宙的な音作りのスペイシーな楽曲。ですが、先述の「要去高雄」なんかはシンプルな音作りにほっこりするメロディ、日本で言うとこの「ラララ〜🎶」みたいなみんなで口ずさめる詞があったりしてローカル感漂うどこか懐かしさのある暖かい曲です。

高雄とは台湾の最南部に位置する地方都市ですが、まさに要去高雄の楽曲が具現化したような街です。

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芸術と生活と自然を共存させた街で、廃線跡を残しっぱなしにした広場には途方もないほど広い空と無数のカイトが飛び交います。


さて、要去高雄のように情景描写豊かな曲を生み出すバンドは、宇宙人だけではありません。

私がついさっき知った「海豚刑警(イルカポリス)」というバンドなんかも奇抜でいて、表現に奥行きがあります。

透き通る女性ボーカルの歌声が可愛らしく、楽器隊の幅広いサウンドにマッチしてて本当に聞き心地が良いです。

たぶん私と同世代の方々は絶対に好きになると思います。

YouTubeで「海豚警察」と検索するとMVやフェスの映像がたくさん出てきますので、ぜひ聴いてください。

ボーカルがファンキーなファッションだったりバタバタしてたりするのも印象的で、かわいいです。

台湾のロックシーンは本当に日本のロックシーンと親和性が高いです。

コロナが収束したら、台湾の音楽フェスにも行ってみたくなりました。台湾の音楽フェスに日本のバンドが出演してたりもするので、日本と台湾のサーキットなんてあれば面白いですよね。

台湾のロックバンドを検索していると他にも様々なバンドの曲が関連動画に出てきます。

気になるタイトルやサムネを片っ端からたたいて、今は「1人台湾音楽フェス」を楽しみます。


イルカポリスの海を漂っておりましたらば、「美秀集團」というバンドにたどり着いたのですが、視聴した瞬間膝から崩れ落ちたので取り急ぎご報告いたします。

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