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世界が歪んだら目の中に水たまりができた②〜病気で気づいた人間関係~

翌日午後、市が運営する診療所にいった。目の視力検査や、アムスラーチャートの検査を受けた。診察のときに先生から、OCT(光干渉断層計)の検査機器がないため、市内の個人病院をすすめられた。

夕方、個人病院に再度かかることにした。さきほど、診療所を受診したが、検査機器がないため、こちらをすすめられたことを伝えた。こちらでも、視力などのいくつかの検査をした。そして、診察。

OCT画像を見せてもらい、網膜の中心部の黄斑に穴が空いているか、空いていないか、微妙だといわれた。穴が空いていたら、手術が必要だと。そこで、選択をせまられた。

①ここで確認の検査を受け、穴が空いていたら、総合病院で診察を受ける②A総合病院で検査のみをする、穴が空いていたら、大学病院で手術をする③B総合病院で検査をし、穴が空いていしたら、この病院で手術をする

そんなに何回も検査したくないので、③を選択し、紹介状を書いてもらい、帰宅をした。翌日、送迎を頼みB総合病院へ向かった。受付で紹介状を渡し、順番を待つ。

またまた検査をして、やっと診察。OCT画像を見せてもらったら、真ん中に小さな穴が空いていた。手術か〜と頭に浮かんだとき、先生が他に気になることがあると。

右目の画像を見て、「網膜に穴が空いているように見える」と言われた。また穴?瞳孔を開く目薬を使い、確認することになった。左目も他に気になることがあるそうで。なんだか一気に検査してもらえて、よかったのかも…と、そう思うことにした。

しばらくして、右目を確認。やっぱり穴に見えるそうだ。こちらの病名は「網膜裂孔」。まずは、右目のレザー治療をすることになった。正直、両目手術!見えてて問題ないほうの右目も不安。

そのまま左目の手術の説明を受けることに。ちゃんと聞こうと思ったけれども、ところどころ抜けや勘違いがあるかもわからないが、記憶をたどっていく。
目に部分麻酔をし、目に4か所穴を空けるそうだ。目の中のゼリー状の部分硝子体を取り除き、穴が空いた部分が埋まりやすいように、膜をはがす。そしてガスを入れ、しばらくすると、ガスは水に置き換わる。といった内容「硝子体手術」の説明を受けた。
そして奥の網膜側を触ることで、今後水晶体が濁る確率が高くなるため、同時に水晶体手術をすることをすすめられました。

おそらくリスクについての説明を受けたが、気になることが他にもあり、もしものイメージもできないので、ほぼ頭に入っていなかった。仮に術後失明するような事態になれば、「そんな説明聞いてなかった!」と私は答えてるかもしれない。だから、署名が必要なのだろう。私の思考と先生の思考がズレていたのだ。

人間関係の会話でも、よくあることだ。「言った」「言ってない」「聞いてない」どんなに、こちらが相手に必要だっと思って伝えても、受け取る側の気持ちが追いついていないと、伝わらない。誤解が生まれる。改めてそう感じた日だった。

続きを読みに、また来てください。






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