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【東葛地域】学生吹奏楽団のつくり方 #01
ご挨拶
はじめまして。千葉県柏市在住の小野と申します。
2人の子育ても終わったので、地域のイベントを作ったり、中学硬式野球チームのコーチをしたり、お酒のコラムを書いたりしています。
私は2015年10月にKashiwa Special Soundsという吹奏楽を広める為にイベントを企画する団体を設立しました。
吹奏楽には全く興味がなかったのですが、2014年の春から地元のビッグバンドに所属し演奏することになり……。
→楽器はベース。The Beatlesで一通りの楽器を学んだのでした。
そこで管楽器の魅力に触れ、次第に吹奏楽の魅力に引き込まれていきました。
地元には市立柏高等学校という全日本吹奏楽コンクール( 野球で言うと甲子園のようなもの )の常連校がいて、いつか出演してもらえないかと考えていたところ……。
2018年10月に柏駅東口のダブルデッキと西口の髙島屋を会場に、柏が誇る吹奏楽団体の演奏を楽しめるだけでなく、菅楽器の体験や柏市立柏高等学校吹奏楽部(愛称 イチカシ)と観客が配布されたシェーカーで一緒に演奏できるコーナーなど、柏駅前を訪れる不特定多数の人々に向けた体験型音楽イベントを実施しました。
※画像をクリックするとダイジェスト動画が見られます
さて、東葛地域は全国的に吹奏楽が盛んな地域ですが、今後は全国的に学校部活動は地域部活動へ移行していくことが決まっています。
なぜ?
学校部活動から地域部活動に
その背景は以下の通りです。
○少子化で生徒数が減少
生徒が少ないため、部員減のため活動が低下したり廃部になるケースも。
→部活動の選択肢が少なくなっています。青少年の健全な育成のためにも部活動に所属した方が良いと思う世代です。
→小学生は合唱部。中学はバスケ部、高校はラグビー部でした。
○教員の負担
部活動が教員の長時間勤務の要因になっていて、指導経験がない教師には多大な負担だったりします。さらには、休日の指導、大会引率や地元イベントの演奏依頼などなど。
→教員の負担軽減が急務です。
ちょっと逸れますが、学生の目線でいうと教えを乞いたい顧問を選んで越境入学するなどの問題もあります。
→学校に通うこと以上に加熱する部活動。子供よりも親のほうが熱心かも。親から子供への過度な期待があって、挫折したら大変だし燃え尽きて楽器演奏を辞めてしまうことも。
そんな中、文部科学省は2020年9月に、休日の部活動を従来の学校主体から地域主体にしていくことを柱とした部活動改革案を示しています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20200909-00197370
→2023年度以降、休日の部活動は段階的に地域移行していく方針なんです。
そんなこともあって、地域の課題として取り組み、休日の活動場所を作ることにしました。
→その名も「東葛学生吹奏楽団:LEGALIS」。クラウドファンディングもやってます。趣旨に賛同いただけた人は是非ご支援を。
2021年8月現在、まだ説明会を開催しただけですが、今後この吹奏楽団がどのように運営されていくのか、ぜひご注目ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお付き合いください。
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