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ビーエコラップの最後。~わが家の場合(味噌づくり編)~

ビーエコラップは、長く愛用できる様にミツロウWAXをたっぷり染み込ませており、粘着性は通常2年〜3年程持続します。
※注意:使用方法によって変化しますので、それ以上長く保つ場合も多く有りますし、短い場合も有ると思います、、

接客販売していると、お客様から「いつまで使えますか?」「最後はどうなりますか?どうしてますか?」というご質問を多くいただくので、今回はビーエコラップの最後について我が家なりの使用方法を書いてみたいと思います。
興味ある方はぜひお付き合いください :)

まずは、ビーエコラップの最後っていつ?って話

ビーエコは使用すると共に、浸透させたwax成分が徐々に無くなっていき粘着力が落ちていきます。
手で触った時のベタベタが減っても、ラップ同士の粘着力は持続している事が多いので、結局は使えなくなったな と各々が感じた時ですね。

なお、粘着は残っているけどwaxのひび割れなどが気になる!という場合は一年前に書いた「ビーエコラップの補修方法。」をご参照ください。


我が家の味噌づくりの話。

粘着力が無くなった後でもwax成分は生地に残っており、適度な防水・通気性があるので、わが家では味噌づくりに活用しています。
つくった事がある方はご存知だと思いますが、防カビ剤を使用しない手作り味噌は自然の食材だけを使い、何ヶ月も熟成させるため、どうしてもカビが発生してしまいます。

このカビは、空気と味噌が触れる事によって発生する訳なのですが、世間ではこの空気との接触を防ごうと様々な手法(プラスチックラップ・ビニール類・塩・木蓋 etc)が実践されております。

一番効果的なのはビニールなどで完全に密閉してしまう事なのですが、発酵食品は味噌と言えども生きていますので、個人的には密閉してしまうと苦しそう。。また、プラスチックやビニールの成分溶け出しが気になる人も多いでしょう。
塩を大量に使う塩蓋はちょっともったいない気もするし、家にある様々な大きさの容器に仕込む我が家では木蓋も使えない。。

そこで始めたのがビーエコで蓋だったのですが、よく考えてみると抗菌作用のあるwaxと微かな通気性、そして防水性という発酵食品にぴったりな特性は、味噌づくりにもバッチリでした。

ビーエコで味噌の蓋をするとこんな感じ

まずは通常通りつくった味噌を、なるべく空気溜まりが出来ないようにぎゅっぎゅっと容器に入れます
そして古くなったビーエコで蓋をします。
こんな感じで隙間なく蓋をしてください。
プララップなどで蓋をするより、硬さも若干の粘着もあるので容器の内側にピッタリさせ易い!!
こちら、我が家の味噌置き場。
ビーエコでしっかり蓋をしたら、手ぬぐい等で上からカバーして保管。
そして寝かせること半年以上。
すると、こんな感じにラップの上にカビが発生して来ます。
しかし、めくって見るとこの通り!
ラップの下にはカビがいない!!
どんどんめくって、、
全部めくっても味噌にカビは残っていませんでした。


ビーエコラップで味噌づくりをするメリット

一年に1〜2度くらいの頻度で味噌仕込みをするのですが、ビーエコを使うと良いなと思うのは以下の点です。

  • 適度な硬さと粘着性でピッタリと蓋しやすい!

  • カビ除去がしやすい(ビーエコをはがすだけ)!

  • プラスチック類を使わないので、BPA等が気になる人も安心!

  • 通常使用が出来なくなったビーエコに最後の活躍の場を!

自家製の米麹でつくってます!

結局、最後はどうするの?

こんな具合で味噌づくりに使用していただくのですが、「結局、最後はどうするの?」と言うと、我が家の味噌づくりで使用し終わったビーエコは、お庭の雑草除けとして片隅に敷かれ、気がつくと枯れ葉や枯れ木と共に見えなくなっていきます。(植木鉢の雑草で悩んでる方にも良いかも!?)
お庭がない方は、生ごみとして捨てるのが良いのかな。洗って干して可燃ごみとして処分してもらっても大丈夫だと思います。

ちなみに、自分は米麹づくりも好きでやってたりしますので、味噌好きのビーエコファンの方は是非、気軽に声かけてください!味噌談義しましょう(笑)

以上、我が家の話ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

TN

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