オーストラリアのエコ事情〜空き缶でキャッシュバック!?の巻〜
環境先進国と言われているオーストラリアですが、
実際の生活において、どの様な形で環境に対する取り組みが行われているか気になる人も多いはず。
今回はビーエコラップ誕生の地、サンシャインコースト・ヌーサ近郊のエコ事情という事で、空き飲料容器のリサイクルセンターをご紹介。
ヌーサ近郊では、指定のマークの付いた空き飲料容器を専門の施設に持っていくと、1本あたり10セント(約10円)がキャッシュバックされます。
清涼飲料水、ジュース、アルコール飲料など指定のマークは国内企業の商品であれば殆どの商品に付いており、人によって感じ方は様々かもしれませんが 中々のキャッシュバック率なのです!!
(ちなみに、この1個あたりに支払われる10セントは製造企業が負担する仕組みになっており、最終的には販売価格に乗せられている訳ですが、、)
環境教育とは?
社会を運営するためのコストの面で考えると、日本のように各家庭で分別することが義務(やって当たり前)のような感覚で実施され、皆がそれぞれ無償でやれることが望ましいと思います。
しかし今回の例だけに限って比べてみると、「環境保護や維持のためには経済活動を行う上で多少のコストが必要となること」や「消費者も経済活動の恩恵の享受と環境維持の両立には、”ひと手間”という意味でのコストも必要ということ」を認識する上では、オーストラリアのように各企業がお金と言う面で負担をし、分別という負担を果たした消費者がキャッシュバックと言う対価で環境活動に対する意識を高めると言うのも1つの良いアイディアではないかと考えたりします。
この辺の環境に対する取り組みを、
そこに住む人々それぞれの頭の中に認識させる。意識させる。教育する。声を大にして対外的に発信する。それがオーストラリアを環境先進国と言わせる大きな要因ではないでしょうか。
ちなみにオーストラリアでは、ごみの回収は「埋めるごみ」と「リサイクル」の2種類に分かれており、リサイクルのごみ箱にキレイな ”金属類・紙類・硬いプラスチック類” を入れて出します。
日本で言う可燃ゴミのような有機物も含まれたゴミに関しては、基本的に土に埋められます。(汚れたプラやその他ごみも、全部埋めちゃう方式!! wow)
この辺も日本と感覚が違いますが、国土の広さや地理環境を鑑みると、どちらがいいのかと言う面では甲乙つけ難く私には判断しかねます。
Back to リサイクルセンター
話が横道に入ってしまいましたが、リサイクルセンターに戻しますね。。
先ほどの倉庫的建物に入ると、中では分別マシーンがお出迎え。
空いてる駐車位置に車を停めたら、持ち込んだ空き容器を自分で運んで早速分別開始です。
現場からは以上です!
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