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最低限家族機能

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最低限家族機能
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2015年12月の記事一覧

家族機能:home01

帰属すべき場所、帰る場所。つまり、きみが昼間どこかへでかけるとして、なんばパークスにしよう。パークスへいって、服屋かラッシュかしらんけど、別にネットで買えるやんけ、みたいな感じで、疲れ果て、入ったカフェは満杯で、ふらふらになって、そんなとき、電車で帰るわけでしょう。その帰るところが家homeなわけで。それってさ、別にどこでもいいんじゃないかな。例えば、引っ越し。引っ越しした後、引っ越す前の家と、引

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家族機能:結局のところ

まあなんだかんだいって、めんどくさくなってきたんで結局のところはですね、家族機能の重要なポイントである、感情の安全と自然状態からの社会化に必要な家、とか、そんなもんはですね。現代社会学でも、よくわかんないくらいの、難しいやつなんで、家族とはなにか?とか言い出すと、30年くらいかかるかもしれないんで、

やめます(^__________^)大事なのは、安全な状態がある家、なんですよ。これには最低限の

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家族機能:Emotion

感情的なパーソナルな時。例えば、失恋した場合、性行為や、排便をしたい場合は、人間の脳は原始脳が優勢になり前頭前野での抽象度の高い思考などはあれされます。まあいいや、まあ失恋がいいと思います。そういう失恋した時の脳内ドーパミンはどうしようもないですよね。そんなときは、そっと一人になりたいし、ほっといおいて欲しい時もあります。そんな時、家が壁と屋根だけでもいいです。あれ?屋根と壁だけで、確か必要な、生

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家族機能:心配

ということで、ここまで家にある物体の意味を考察してきてきました。家には色々な意味が埋没していることが判明しました。そこで特にカーテンやインターホンなどの社会的機能をもつ家機能に着目しました。カーテンやインターホンがあることで社会が円滑になるということです。ではカーテンやインターホンがない場合、社会性が無いと言えるのでしょうか。社会性が無いのです。社会性が無い家は、近寄りがたいのです。近づきたくない

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家族機能:潜在的家族

潜在的に社会には家族がいます。という意味ではないんですが、家もそうですが、どこまでが家族なのか?です。間違いなく、多くの方は血縁の2親等か3親等くらいまで、それか、両親や兄弟を挙げると思います。でも例えば、中国の華僑ネットワークのような家族もあるわけで、古来中国では皇帝が変わるたびに所有財産など没収されたり、反逆になったり、して簡単に殺されて死んでしまって、二度と生き返ることがなく、5000年経っ

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家族機能:インターネット家機能

番外編になります。

もし危篤な読者がいるのであれば、是非私に8990億円寄付していただきたい所存ではあるが、感謝というか、そんなの関係なく、同じ問題意識を持ちこの地球上で暮らす同じ同士であると思い親身になれます。

これまで、命を守る「生命維持機能」社会を円滑に運用する「社会的機能」など家にあるものに隠された意味を考察してきていました。そうすると80年代終わりから、家機能に新たな機能が現れたのが

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家族機能:社会的家機能3

家にあるもの、生きる上で最低限なもの以外で、例えば、カーテンはなんのためにあるのだろうか。洗濯機は洗濯するための道具だが、カーテンはプライバシー保護の役割が大きいと考える。つうかそうだ。何故プライバシーは保護されないといけないのだろうか。カーテンがない場合、何が問題なのだろうか。それこそ他者との関係性でしかない社会的家機能そのものではないだろうかと考える。すると、カーテンがないと、家の中が丸見えだ

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家族機能:社会的家機能2

どこまでが家であるが、社会的家機能はどこまでが家なのだろうか。家を所有するということはわかりやすい。しかし社会的家機能を所有することもわかりやすい。テレビ、スマホ、オナホ、DJ機材などだ。DJ機材は特に何のために所有しているのだろうか?所有、今所有と書いたけども、ほんとにそれ所有しているの?まいいか。DJ機材ももちろん社会的家機能の一部である。DJ機材が家にあるだけで、感情が豊かに、そして健やかに

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社会システム論:家族機能:社会的家機能

つまり、家機能には2つの条件が分類されることが判明した。有機体としてのアミノ酸でできた生命を維持する家機能である、生命維持家機能と、社会での労働力再生産へ必要な、感情の保全などを適正化するための基準を担った、社会的家機能の2つだ。さて、社会的家機能の役割は、感情の保全であるのであるが、どうすれば感情の保全になるのか、いつものホームレスとマインクラフトで考えて見ましょう。わかりやすく先にマインクラフ

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社会システム論|家族機能:潜在的家機能2

最低限生命維持家機能についてつまり、他者との関係性において、家は他者との関係性のうち重要な道具でしかないことがわかる。例えばの話であるが、火星に移住した場合、思考実験をしてほしい。コロニーと呼ばれるモジュール施設では生命維持するための必要最低限な機能が備わっている。空気循環装置、排泄物ろ過装置、体温ホメオタシス装置、アミノ酸連結栄養素食物、等。だ。ソレ以外に、火星に一人で住むと仮定して、何か他に必

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社会システム論|家族機能:最低限家機能1

石でできた屋根と壁だけにホームレスをぶち込む?

どこまでが家であるが、以上のことを踏まえた最低限の縮小できる家を考えてみよう。もちろん屋根と壁は必要だ。これには原始時代の人間もそうしてきた理由がある。壁は敵から身を隠すためだ。屋根は雨を防ぐなどの防御だ。だから屋根と壁だけでは家ではないのであるが、最低限、家になるには屋根と壁は必要なのである。しかしここであえて、保留にしておこう。それ以外には、夜

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家族機能:潜在的家機能性

以上のように、屋根と壁だけの建物は一見すれば家かもしれない。しかし家機能としては家とは呼べないものだ。私達が物事を認識する場合で、どこの外延から、そう判断するかではあるが、一見して見て認識し判断する場合、例えば、サファリパークのライオンが目の前に居たとして、しかし裏から見ればライオンじゃなく、看板であった場合などのような内部の意味や機能を駆使しない外延の認識と、もう一つ、実際に使ってみて、これは家

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家族機能:家機能

家である。

家ってなんだろうか。家が成立するには何の条件が必要なのか考えてみれば、家というのは遺伝子そのものの「意識の拡張」だ。かつての「道具」は意識の拡張により、意識が身体からはみ出た(Extpanted)だけだと考えると、家も道具であるし、感情そのものだ。家が感情そのもの?絵画のようなものなのか?絵画や芸術は、感情をある閉じた一項により完全性を保持する数式だとすれば、感情をコンクリートのよう

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社会システム論に於ける家族機能の分配

コミュタリアン VS リベラリズム 論争でも久しいといってもそんなによくは知らない(サンデル読んでいない(知っているのはトロッコ問題くらい)ではあるが、この目に見えない社会をシステム系としてロジックにした学が社会システム論であり、古くはカール・マルクスから始まったような、近代から始まった自然科学の一端であもある。

その社会システム論では、子供から大人へ成長し労働力として十分な機能をもつまで2つの

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