このブログでは、私が日常でChatGPTを使った事例を紹介していきます。
最先端の情報よりも、基本的な使い方が主になります。「今さらChatGPTを触るのは遅いかも…」と思っている人にぜひ読んでいただきたいです。一緒に日常で活用していきましょう。
前回のブログの中で、「Pythonのライブラリを擬人化する」ということをやってみました。その続きです。Pythonライブラリを知っている方か、擬人化に興味がある方には楽しめると思います。
1. 擬人化してみた
前回のブログでご紹介したのは、Pythonライブラリの「numpy」です。
まず、ChatGPTに各ライブラリの特徴を整理してもらいました。その後、1つずつイラストをChatGPTで作成しました。ついでに決めセリフもChatGPTで作りました。
プロンプトは、以下のような内容です。
以下、Numpy、Pandas、Matplotlib、Seaborn、SciPyを続けてご紹介します。
1-1. Numpy「速度と精度が命だ。どんな計算もお任せあれ!」
イ、イケメン・・・!そして、Numpyくん、「職人気質」らしいです。知りませんでした。職人気質の男の子が、裏で頑張ってくれている…!と思ったら、Pythonの勉強が少し楽しくなりそうです。
1-2. Pandas「データの整理整頓は私に任せて。すべてを見やすく、扱いやすく!」
今度は、とても中性的なかわいい子がでてきました!Pandasが優しい雰囲気なのはちょっと意外です。「チームプレイが得意」とのこと。まとめ役のイメージなのかな。
1-3. Matplotlib「データをアートに変える。見せてあげる、美しい真実を!」
ガールズ・・・!!グラフを作成する際は、チームで活躍してくれていたのかもしれません。数字だけではわかりにくいときに、グラフで可視化してくれるありがたい存在です。どんどんグラフ作ってもらおうと思います。
1-4. Seaborn「美しさと情報性の融合。それが私の得意技!」
姉さん・・・!!!ガールズチームのMatplotlibの姉御的存在? グラフを更にハイセンスで仕上げるテクニックをお持ちです。これまでよりもっと好きになりそうです。
1-5. SciPy「複雑な問題?そんなの朝飯前さ。科学的な解決策を見つけてみせる!」
科学者!(納得)頼もしい存在です。「NumPyとの相性も抜群。」という記載も、さっき擬人化したNumpyくんを思い浮かべ、ちょっと嬉しくなる記載ですね。
以上、Pythonライブラリを擬人化してみました。対象を決めて、その特徴を生成AIに言語化してもらう→特徴を踏まえたイラストを描いてもらう、という流れで作成しました。
どのようなものにも応用できますが、今勉強中でまだ出てくる単語に馴染みがないものや、苦手な知識で活用してみると、一気に親しみがわきます!ぜひ試してみてください。
2. キャラクター化してみた
他にも、イラストにしたら面白いものがあるのではないか、と思い、生成AIに聞いてみました(今回はClaude3.5を使いました。ChatGPTでももちろんOK)。
擬人化すると面白いものはどんな特徴があるかを教えてもらいました。「アイデアを例示しましょうか?」と聞いてくれたので、お願いしてみました。
いろいろ出してくれました。電車の改札機とか、どんな風にイラストにするか気になりますが、もっと新しいアイデアも出してもらうことにしました。
面白いアイデアがいろいろ出てきました!迷いましたが、どんなイラストになるか想像がつかない「Wi-Fi信号」「プライバシーポリシー」「インターネットの検索履歴」を選びました。
そして、今回は擬人化ではなくキャラクター化してみることにしました。こちらはChatGPTのDALL-Eを使っています。
以下、Wi-Fi信号、プライバシーポリシー、インターネットの検索履歴を続けてご紹介します。
2-1. Wi-Fiゴースト「見えない力で、みんなをつなげるよ!」
Wifiの周り、実はこんなにかわいい幽霊がただよってるのかしら…。「人々が快適に過ごせるようにおせっかいなほど努力するが、時々力が弱まり、繋がりが途切れてしまうこともある。」健気…。
2-2. プライバシーポリシー・フィロソファー「大切なことは小さな文字の中にある。」
「重要なことを小さな文字で書いてしまう悪い癖があり、そのために見落とされがち。」それは見落としちゃうよ!悪い癖だ!でも、大事なことはわかってるけど、ちゃんと読まなくてごめんね…。
2-3. サーチ・スニッチ「全部覚えてるよ!秘密なんて無理さ!」
こんなキャラクター、映画で見たことある気がする…!声まで聞こえてきそうです。
イラスト生成時の注意点
最後に、イラストを作成する際の重要な注意点があります。生成AIを使用してイラストを作成する場合、著作権侵害に十分注意を払う必要があります。
以下の点に気をつけましょう:
既存のキャラクターや商標を直接模倣しないようにしましょう。オリジナルの要素を取り入れ、独自のデザインを心がけてください。
生成AIが作成したイラストの著作権に関しては、使用するAIツールの利用規約をよく確認してください。一般的に、生成されたイラストの著作権はユーザーに帰属しますが、ツールによって異なる場合があります。
商用利用を予定している場合は、特に慎重に対応しましょう。必要に応じて、法律の専門家に相談することをおすすめします。
他者の作品やアイデアからインスピレーションを得ることは問題ありませんが、直接的なコピーは避けてください。独自の解釈や創造性を加えることが重要です。
使用する生成AIツールが、著作権で保護された画像を学習データとして使用している可能性があることを認識しておきましょう。これにより、意図せず他者の作品に類似したイラストが生成される可能性があります。
上記はClaude3.5で出力しました。あくまで自分で楽しむ分には問題無いかと思いますが、ビジネス利用を検討される際には特にご注意ください。
まとめ
以上、身近なものを擬人化、キャラクター化してみました。ChatGPTなどの生成AIを使って特徴を掴み、特徴からイラストを書いてもらう流れがおすすめです。著作権など注意すべき点はありますが、ぜひ試してみてくださいね。