11/11の徒然
あさこ食堂やりますね、との3日前の無茶な告知にご都合合う方がおらず、すっぽり空いた先週金曜日。
11/11、気持ちのいい晴天だよ。
こんな素晴らしい日に二日酔いで死んでる旦那さんを尻目に、ひとりぶらっとサイクリングへ。
紅葉がそろそろ見ごろかなと東福寺に向かうも、途中にあった三十三間堂に寄り道。するも、あまりに広いので入り口手前の小ぶりなお寺で紅葉狩り。
もう、いいや。広過ぎる三十三間堂に入るのは断念して次なる目的地、梅香堂さんへ。
京都に引っ越してきてすぐ、20年前に雑誌で見て心奪われたこのホットケーキ。
地理感もなくて行けなかったあの頃、子どもが生まれて市内で引っ越してからますます足が遠のいていたけど、ようやく行けた今年の夏の終わり。ホットケーキは夏場やってなかったので、再度のリベンジ、やっと食べられた。
美味しかった。でも、全身甘々になりそうだった。笑
甘いものキャパが明らか下がってる今ではなく、20年前に食べられていたらもっと楽しめたかな。
食べたいものは、そのときどきで叶えるべし、と思った。
腹ごなしにお散歩、東福寺に向かう途中に御寺泉湧寺の看板に誘われて入山。
なんて言うお寺だったかな、結局泉湧寺までの道のり途中の西国八十八箇所めぐりのお寺みたいな看板に誘われて入ったお寺で紅葉狩り。
平日、山奥のお寺は静かで散歩にはもってこい。
ひとりのんびり、ぐるぐるカメラを構えて歩く。
ぜんぜん知らないお寺だったけど、ひとり気の向くまま歩く時間は幸せだった。自分ひとりですべて決めて、五感すべてを自分のためだけに使う時間。
帰り道、2歳に満たないぐらいの小さな女の子とお母さんがどんぐり拾いをしながら歩いてた。
子どもたちが小さい頃、ああしてどんぐり拾いをしてお寺を歩いたのを思い出した。どんぐりを拾う、小さな目的で時間を過ごせたあの頃を想ったら、いまのわたしは多くのことを求めすぎちゃいないかな、と思った。そこにただありのまま存在してくれる子どもたちに、家族に。
紅葉で名高い場所でなくとも、最初に予定してた目的地が変わっても、結果オーライな一日。
皆が羨むような成果を得ることも、大きな目標を達成することも、どうでもいいってことだな、とも感じた日。
わたしが満たされる毎日が、いちばん大事。
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