久しぶりに、ヨガスタジオに行く
2年ぶりに、スタジオにヨガをしに行ってきました。
以前から散歩で前を通るたび気になっていたスタジオ、でもひとりで黙々とヨガをする時間を過ごしている今の自分には必要ない場所だと、前を通り過ぎてきました。
先週、自分の体を解放してもらう機会があって、その帰り道にスタジオ前を通って置かれていたチラシを手にし、始めてみようと決めました。
きっとそんなタイミングだったんだろうと思います。
はじめてのアシュタンガヨガ、一つひとつのポーズは既知のものでも1クラスの時間の中で、呼吸で繋げながら動く難しさに夢中になりました。
自分ひとりでヨガをしていると、ついつい自分の好きなポーズに偏りがちで、こうして誘導してもらいながら好き嫌いなくポーズを受け止めていく大切さも痛感しました。
そうして、自分の体の中で力をいれやすい場所が見えたり、そこでいかに普段持ち堪えようとしているかということ、慣れない動きに対する恐怖感を感じては、そこから見える自分を信じ切れていない気持ちが露呈したり。
ラッキーなことに今日の参加者はわたし一人で、贅沢なマンツーマンレッスンを受けながら、自分の体や動作から見える自身と向き合わざるを得ない時間。動く瞑想と言われるアシュタンガヨガ、その言葉の意味をひしひしと痛感してきました。
ここ最近会ったひとたちから、自分の既知を超える経験の必要性を聞く機会がありました。
その言葉を思い出しながら、出来ると思ってたことも案外まだ出来ていなくて、そんな経験を通して一度自分に絶望することの大切さを感じています。
あれ、これも出来ないんだ、とそんな自分をも受け容れると、周りへの許容範囲も広くなれるように感じています。
出来ないことやはじめてのことに着手するって、歳を重ねるごとに億劫になるし避けてしまいがちだけど。そうすることで自分の守備範囲を狭くするだけでなく、視野や許容範囲までをも狭くならないようにしたいですね。
しばらく継続して、自分にどんな変化があるのかを観察していきたいと思います。それが明らかに何かに繋がるかどうかより、その過程を楽しんでいけたら。
今日は久しぶりに、いい疲労感です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?