統合失調症になった時の景色。その2

前回は、全知全能になったと勘違いした自分が、Twitterを始めておすすめに出てくるアカウントに見られて、怖くなったというところで終わりました。

その後、世界ではあることが行われていました。

それは、ウクライナとロシアの戦争でした。

なぜ、こんなタイミングに……

僕は、Twitterで自分の生活をツイートしたり、
あと、自分の考えをツイートしてたりしました。

ツイートで覚えているのは、
「文系というものは温かみを感じて、線を描いているようなものだ。
理系は、冷たく、点を描いている。だから、両方を極めれば、
線と点を結んで、美しいものができるだろう。」

とその時、僕はとんでもない発明をしたような感覚に満ちて、ツイートしていました。今思えば、何わけわかんないこと言ってんだろうと思います。
ただ、その時はすごいことをしてしまった。。。と思っていました。

統合失調症には、自分で何か発明してしまったと勘違いして、
変なことを言うことがあるみたいです。まんま病気にはまっていたみたいです。当の本人は真剣に思っているから怖いんですよね。。。。。

それをツイートした時には、自分は世界の真理を分かってしまったと思っていて、そのツイートは世界中に発信され、みんな見ていると勘違いしていました。本人のツイートはアナリティクスで何人見ているかわかるのですが、
そのツイートは4人ぐらいしか見ていないのに、その4人が色んな人に広めている….という被害妄想が行われていました。僕は、世界の真理に気付いて
それをツイートしてしまったために、その真理に気付いてしまったことにみんなに、「なんでこんなツイートをしてしまうんだ…..どうしてくれるんだ」と思っているんじゃないかと思っていました。

僕は、そのことを両親に伝えました。

僕:「お母さん、お父さん!!、やばい….とんでもないことをしてしまったかもしれん….」

母と父:「どしたん?」

僕:「ツイッターで自分の考えをツイートしてたんよ…..理系と文系の関係性で理系は冷たく点々のイメージやけど、文系は暖かくて線を描いているイメージなんやけど、それを両方合わせたら、点と線を結んで美しいものができるんよ….!!」

母:「あんた何言ってるの?」

僕:「とにかくとんでもないことなんやって!」

父:「いや、よくわからへん。」

とそりぁ両親からすれば、よくわかんない上に、とんでもないことになってるとパニックってる息子を見てどうすればいいかわからないでしょう。

そして、僕は自分の部屋に戻って動揺していました。
その時でした、自分の本棚にファイナルファンタジー10の攻略本が置いていました。

僕:「ファイナルファンタジー?…..あれ、ファイナルファンタジーって日本語訳すれば、最後の物語だよな?、え?最後の物語、ちょっとまて今が最後の物語じゃねえか?世界の真理に気付いて、それを発信してそれによってロシアとウクライナが戦争してる。最後の物語ってそういうことか!!!!」

自分の目についたものをすぐに自分の考えに結びついてしまっていました。
被害妄想が滞りなく行われています。

もう地獄でした。地獄以外なにものでもありません。

だって、自分が世界を崩壊しているんだもん。


今日は、ここまでです。読んでいただいてありがとうございました。
前回、その1を投稿して、何名かスキを頂きました。
ありがとうございます!
文章を書くモチベーションにもなりますし、何よりも
読んでいただけてるということに幸せを感じております。
統合失調症の方にも、なっていない方にもこういうことがあるんだよという
ことを知ってもらえたらなと思います。

どうもありがとうございました。





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