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ミトコンドリアと腸内環境 ①


近年、
腸内環境が健康に与える影響が注目されていますね🤔

特に、腸内細菌がミトコンドリア機能に関与していることが明らかになりつつあります。

ミトコンドリアって知っていますか?

私たちの細胞内でエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を生成する役割を担っていて

体内のエネルギー代謝や老化防止に密接に関連しています。

今回は、
ミトコンドリアと腸内環境の関係性について、実際のエビデンスをもとにご紹介しますね!

〜ミトコンドリアと腸内環境の関係性〜

近年の研究により、腸内細菌がミトコンドリア機能に関与していることが示唆されています。

例えば、2017年に発表されたある研究では、腸内細菌が短鎖脂肪酸を産生し、

これがミトコンドリアのエネルギー代謝や細胞の酸化ストレスに影響を与えることが分かっています。

また、2018年の研究では、
腸内細菌がミトコンドリアの遺伝子発現に影響を与え、

これがエネルギー代謝や酸化ストレスに対する細胞の応答性に関係していることも示されています。

☆酸化ストレス☆
→生活習慣、病気の存在、ストレス、老化等の様々な原因により、
体を傷つける活性酸素の産生が過剰となり、それを消去する抗酸化能とのバランスが崩れた状態

これらの研究から、
腸内環境がミトコンドリア機能に影響を与えることが明らかになりつつありますが、未だ解明されていない部分も多く存在します。

今後の研究に期待ですね!!

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