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家は今日が一番買いどき?

連日続く金利の上昇に関するネガティブなニュース。
ついに変動金利のau自分銀行も金利上昇に舵を切りました。
 ニュースやコメントで見かける「金利が3%になったら7割の家計が破綻する」って本当でしょうか?
 急激に3%まで上昇したらそれは破綻するでしょうが、そんなシチュエーションが存在するわけはなく、仮にそうなら住宅購入層だけではなく世間全体が色々終わってしまうでしょう。
 実際には変動金利も上がっていくでしょう。今の低金利が異常なだけで、確実に金利は上がることは間違いないでしょう。
 しかし、住宅ローンの支払いで大切なのは「早めに元本減らす」ことです。添付の表を見てもらうよに、金利が高いと、ほとんど元本は減っていきません。
 そうなると…変動金利がまだまだ低い中では、家は最後の買い時です。
金利の上昇、物価の上昇、円の価値減少、人手不足による工賃の上昇。
どう考えても、今後住宅の価格が低くなることは予想しずらい現状であれば、来年より今年、来月より今月、明日より今日が住宅の買い時かもしれません。
 住宅は大きな買い物なので、投資と混同されがちですが、私はそれだけが価値だとは思えません。
 必要な時、必要な場所に、必要な空間があること。これだけで家族の未来は大きく異なります。
 一円でも損をしたくない、損をしないためならいくら払ってもいい!という人だけが幸せになれる話ではないと思います。
・子供が勉強しやすい環境になって、好きな職業に就けるかもしれません。
・夫婦仲が良くなって、あと三人子供が生まれるかもしれません。
・かけがえのないペットを家族として迎え入れるかもしれません。
お金じゃない価値が家づくりには存在するのを忘れていませんか?家づくりは人生で一番楽しいイベントの一つです。

 ネットの偏った情報は、偏った情報を呼び寄せます。事実おすすめ動画や記事などは超偏っていて、本当にこれが今のトレンドなのかしら?とわからなくなることがあります。
 事実、研修資料として「地球温暖化は実は温暖化じゃなくて南極の氷が増えてるなんて意見がありますよ!」というデータを探していた時期には、私のおすすめ記事は陰謀論で溢れかえっていました。
 人はそうやって、陰謀論にハマっていくんだろうと感じた瞬間です。
 話は戻りますが、現在家は最後の買い時です。無謀な借金や背伸びは破綻の原因になりますが、それは時期の話とはまた違う破綻の原因です。
 ぜひ家族で話し合い、なぜ住宅が必要で、それが家族にどんなベネフィットをもたらすのかをきちんと話し合ってみてください。
 家を造る決断をするのには多大な労力が必要です。実際の計画やアクション、家族の話し合いや、懐具合の夫婦間の開示など、一生フタを開けたくないような議論をきちんとしなければなりません。
 そのフタは開けなければならないフタです、真夏にご飯を炊いたまま、うっかり旅行に出かけて、片付けられていない炊飯器と一緒です。いずれは誰かがフタを開けなくてはなりません。開けて片付けるまではずっと記憶の片隅に引っかかっています。
 いつまでも問題を先送りにせず、そのフタをきちんと開けてみませんか?議論をした上で、作戦がある上での先送りは有りだと思います。
 まずは家族で家づくりについて、もう一度話し合ってみませんか?
「今日が生涯で一番安く家が買える日」になるかもしれませんよ。

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