2020年6月1日 ニート生活1日目
2020年5月31日 1年半勤めていた会社を辞めた。周りの人にはとても反対されたし、コロナウイルスによる業績悪化で企業は採用凍結、内定取り消しなどをせざるを得ない状況下、転職活動するのは非常に難しいという考えからであろう。私もそう思う。
なぜ私がこの状況下で正社員で給料も悪くない会社を辞めることにしたのか。
新しいことを提案するも実行するまでにとても時間がかかる。やり方を変えることを非常に嫌がる。そんな会社の姿勢に次第に私の中の熱は冷めていった。新しいことに挑戦することに後ろ向きで、時代、状況に対応しようとしない。チャンスが転がっているのに、取りに行こうとしない。本社がNoというからNo。私は自分の中にある熱が冷めるのがこわかった。このままでいいのだろうか。正社員、給料も保証されている。だが、一番私が大切にしている情熱をもって、仕事に取り組むことが難しくなってきた。
転機が訪れる。私の直属に15年以上働いている大先輩が異動してきた。この方は一生懸命私を変えようとしてくれた。「私のすべて」を。この先輩と毎朝繰り返される個人的なミーティングを繰り返すことにより、次第に「自分」がわからなくなった。この会社に入社するとき、華やかな人が多いからむしろ高いヒールやネイル、アクセサリーなどをつけて華やかにしていないと怒られるとさえ聞いていたのに、わたしのファッションや顔立ちが派手だ、ヒールが高い(会社規定ヒール最低7cm以上)など業務に関係のない指摘が増えてきた。不安になってきたので、他の人にも客観的に私のファッションどう思う?と聞いてみたが誰も何も問題ないという。明らかに個人的な感情が入っていることがわかった。
このままでいいのだろうか。変化のない毎日、繰り返される個人的な指摘、自分の人生目標、このままでいいのだろうか。何度も自問した。いい機会だと思った。自分に1ヵ月間だけ時間を与えて人生の方向転換をしようと。情熱をもって生きていきたい。目標を立てて、これからのキャリアプランを立てよう。仕事から離れることで、保証がなくなる恐怖よりも、あのまま自分があの環境にいて腐っていくことのほうがこわかった。
これからどうなるのかはまだわからない。長くなったが、2020年6月の記録をここに残そうと思った。失敗したっていい。やってみようと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?