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2020年7月16日 メルカリから学ぶ購買行動

引っ越し準備を進めている中で不用品をメルカリ上で取引してみた。メルカリを始めた当初、閲覧数は増えてもなかなか取引には繋がらなかった。出品数は60品前後で衣料品、本、雑貨など多岐に渡って出品している。以前はサイトも放置気味だったが今では毎日チェックしてどの商品が注目を集めているか観察している。この記事で自分なりに気が付いたことをシェアする。

最初の取引

最初に売れたのがバッグ。写真は3枚外側の写真、中側の写真と中のきんちゃく部分が見えるように写真を撮った。備考欄にはどういうシチュエーションで使えるか、記入し反応を見た。出品してから3日ほどで閲覧数が100を超えた。私は売れるのをワクワクして待っていた。5日目に初めてコメントがきてサイズについて聞かれた。回答するとその日のうちに取引が成立した。

この取引が終わってから、その後あまり動きがなかった。閲覧数は500を超えていて、20近くいいねをもらっている商品もあるが一向に売れる気配がない。ここで、少しやり方を変えることにした。海外で仕入れてきた商品を投入し、自分のプロフィール部分に「外国によく行くので海外製品を多く取り扱っています。」と記入した。自身のページをブランド化することにした。

自分のページのブランド化

海外から仕入れてきた珍しい商品を中心に並べ、備考欄にどこの国のどの場所で仕入れたモノか詳しく書いた。商品名に国名と商品の特徴を書き、他の出品者との差別化をした。プロフィール部分を編集してからはじめてフォロワーがついた。色や写真の撮り方にもこだわり、買わなくても見ていて楽しいページにした。この、「見ていて楽しい」がかなり効果があったようで、ずいぶん前に出品した商品が最近よく売れる。新しい商品からプロフィールに飛んできて、ページをスクロールして見てくれてるのかもしれない。

商品名・ハッシュタグ・備考欄に商品の魅力を詰め込む

商品名は写真の次に読まれるものなので、ん?と思うような商品名にしている。暖炉風ヒーターを出品した際「焚き火気分を味わえる」というキーワードを入れた。焚き火というワードはインパクトがあったようで、すぐに取引希望の連絡がきた。ハッシュタグを使うことで、閲覧数はぐっと上がる。検索機能でキーワードに引っかかれば検索結果一覧に出てくるからだ。たくさんの人の目に触れることで、購入される確率はあがるので、ハッシュタグの使用は必須だ。備考欄には商品の魅力をさらに伝える文書を書く。特徴やこだわり、商品の背景、購入した場所などを書くようにしている。

価格設定

出品した商品全体で利益が出るように価格の調整をする。他の商品で利益が出ているようであれば、割引には柔軟に応じる。毎日値段を200円~300円ずつ上げたり下げたりして閲覧数やいいねの数を見る。海外製品を出品するメリットは、原価がわかりずらいのと、日本で手に入らない珍しい商品なので多少値段を上げたとしても、欲しい人は購入してくれる点だ。

戦略

①写真がすべてといっていいほど、どれだけ魅力的な文章を並べても、写真写りが悪いものはクリックしてもらえない。思わず見てみたくなるような写真を1ページ目に設定し、自分のページに誘導する。

②初期はまだレビューが少ないので信頼を得るために、丁寧・迅速に対応することで、安心して購入してもらえる。

③単品で閲覧数が上がらない場合、思い切ってセットとして出品する。

メルカリはおもしろい。商品の相場やトレンド、購買行動がよくわかる。私のページはよく夜に動くので、夜に利用している人が多いのかもしれない。いろいろな仮説を立てて分析していくのもおもしろい。また何か気づきがあったらここでシェアしたいと思う。

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