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ピーターパン症候群

子供の頃、日本昔話や絵本が大好きで
夜寝る前に母がいれば本を読んでもらったり
父がいれば作り話をしてもらったりした。

日本昔話は15分のお話が、2つ
始まりの歌からスタートして終わりまで
たったの30分しかなかった。

それでも小さな子供にとっては
15分のお話はしっかり起承転結あって
見応えがあったので大好きだった。

ストーリーは簡単なものばかりで、
意地悪な人物と性格の良い人物の比較が
簡単に出来るような構成で
結果はほとんどハッピーエンドだった。

私はストーリーを買う

最近流行った「鬼滅の刃」
大人買いで全巻揃えたのも、ストーリーが好きだから。

ちょっと前ハマった「キングダム」も
スタートのストーリーにどハマりして
全巻買ってしまった。

鬼滅もキングダムも、どうしても戦闘シーンは
サッサと飛ばしてしまう癖があるのだけれど
主人公やサブキャラの過去や心理描写された
ストーリーの濃い部分が好きになると
どうしても書いたくなる!

一目惚れよりストーリー

物を買う時、一目惚れも良くあるけれど、
その商品に対する作り手の気持ちや
どんなふうに出来たかという歴史
そうなものに触れて買いたくなる時もある。

店員さんが自社のストーリーを誇らしく
語っているのを聞いてしまうと
どうしても買いたくなってしまう。

ただそこに物があるのではなく、
物の裏側や成長がイメージできてしまった時
なせか愛着が湧いていて良いなと思うと
家に連れて帰りたくなるのだ。

よくよく考えてみたら、
そこには昔楽しみだった昔話みたいな感覚があって
その物を通じて気に入ったストーリーを感じて
子供の頃のように楽しみたいのかもしれない。

必要だから買う時代もあったけど
もしかしたら今はみんなストーリーを
買っているのかなぁと思う。

素敵なストーリーを感じる生き方や
お店をつくりたいなぁとふと思った。

※その2も書いたのでよければ読んでみてね。

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