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Xiaomiを「中国の軍事会社」としてブラックリストに載せる

アメリカ政府がスマホシェアで世界3位のXiaomiを「中国の軍事会社」としてブラックリストに載せる

兵糧攻めですね。貿易赤字による米ドルの中国への流入に加えて、米国の個人・企業の投資資金も米ドル稼ぎになる。

保有外貨、主に米ドル以上の人民元は刷れない、或いは、人民元安覚悟、インフレ覚悟で刷るしかない。貿易摩擦で、アメリカの貿易赤字が減り、投資資金も減れば、保有外貨を取り崩して人民元を維持するか、経済規模を縮小するしかない。

一帯一路で、アフリカや新興国に資金をばら撒いていますが、全部人民元絡みの調達で済むはずもなく、その資金には米ドル絡みの取引もかなり含まれている。メイドイン中国だけで、インフラ工事はできません。

発電所のガスタービンに使う高温タービンブレードの自主設計と材料、精錬、製造の国産化はまだ端緒に着いたばかり。試験段階です。未だに、商用でまともに使えるタービンブレードは、日本・米国・ドイツ製が大半を占めています。おいそれとは、素材技術他追いつけません。

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それでも、新興国向けにメイドイン中国の部品を調達しますが、すぐ、ぶっ壊れます。スリランカの北西部、ノロッチョライの石炭火力発電所は中国のローンによるプラントですが、NOX、SOXを処理してませんし、第一、タービンがぶっ壊れること無数。動いていない期間が半分以上です。

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いくら金にあかせて先端技術の専門家を集め、企業買収を行い、挙げ句にコピーしたり盗もうとも、技術の蓄積は、そうそう十数年でできるものではありません。


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