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英語で行われる社内ミーティングってどんな感じ? SaaSスタートアップの約1年間の取り組み

こんにちは!Beatrust は 英語ベースでのコミュニケーションを推進しており、全社ミーティングは全て英語で実施しています。今回はビジネスチーム(AM, CS, Marketing のメンバー)に焦点を当て、実際のミーティングの様子や社員のコメントも含めて、ありのままの様子をお伝えします。仕事で英語を使うことに興味のある方はぜひご覧ください。


Beatrust のいま

Beatrust では現在 25名 の正社員が働いており、 日本も含めて 9つの国と地域のメンバーで構成されています。( 2024年5月時点)
組織を開発チームとビジネスチームの大きく 2つ に分けて考えると、

開発チーム:エンジニアや PdM,デザイナーが中心、基本的に英語でのコミュニケーション
ビジネスチーム:AM, CS, Marketing のメンバーが中心、チーム内のミーティングやお客様とのコミュニケーションは基本的に日本語、全社ミーティングは英語、
という状況です。

ビジネスチームはポジションにもよりますが

・開発チームとのコミュニケーション(機能詳細の確認やリクエスト、各種対応など)
・チャット上で開発の進捗状況を確認したり、資料を確認する時
・社内向けアナウンス時
・1on1 など個別コミュニケーション
など、英語を使用する割合は日常コミュニケーションの 30% 程度です。チャットや資料には日本語と英語を併記するなど対応しながら、社内公用語を英語にする運営を 約1年前 から行っています。

組織全体の変化としては、
・メンバーの英語力向上
・お互いの文化やバックグラウンドの尊重や理解の推進
・外国籍のエンジニアやデザイナーなど優秀なメンバーの採用
などに繋がっています。

社内公用語を英語にした背景などについては「創業 3 年目の IT スタートアップが、社内コミュニケーションの英語化に本気で取り組んだ話」をご覧ください。

実際の全社ミーティングの様子

では実際の全社ミーティングの様子をご覧ください。毎週行われる weekly meeting毎月月初に行われる All Hands の 2種類 があります。どちらもオンラインとオフラインのハイブリット形式です。

まずは weekly meeting の様子です。

毎週金曜日に実施しています
オフィスから参加しているメンバーの様子

weekly meeting は 各担当からのその週の進捗や連絡事項、相談事について共有する場です。また業務内容だけでなく、weekly speaker というコーナーもあります。これは 毎回2名 ずつ、それぞれ 3分程度 自分の近況や興味のあることを発表するコーナーです。こちらも英語での発表ですが、写真やイラストを盛り込んだり各自が自由に発表しています。他のメンバーの発表内容にリアクションボタンで積極的に反応したり、コメント欄に書き込んだりすることで、気軽にコミュニケーションを取りやすい雰囲気です。

続いて All Hands についてです。雰囲気は weekly meeting と同じですが、「全員で前月のお互いの仕事や取り組みを称賛、振り返りをメインとしたミーティング」と内容が異なります。こちらも各担当が自分のチームについて資料を作成し、発表していきます。

実際のアジェンダです

実際のミーティングの雰囲気について少しイメージはお持ちいただけましたか?ここからはビジネスチームのメンバーにインタビューした内容をご覧ください。

社員インタビュー


ここからは実際にビジネスチームで活躍するメンバーの様子を紹介します。

①英語の状況について教えてください。

約8割 と多くのメンバーが翻訳ソフトなども活用しながら仕事をしています。

②英語を使う時に準備していること、心がけていることはありますか?
・ミーティングやプレゼンなど、話すことが分かっていれば事前に話す内容を準備している。
・できるだけシンプルな単語、言い回しを選ぶように心がけている。
・オンラインレッスンやアプリで勉強している、業務外でも分からない単語があれば調べるようにしている。

③実際に難しいなと感じる場面はありますか?
・咄嗟に発言を求められる場面だと、詳細な内容まで伝えられなかったりする。
・日本語と比べるとどうしても時間がかかってしまったり、正しく意図が伝えられているか不安になる。
・技術的な話や専門的な話などはやはり難易度が上がる。資料の読み込みも同様。

④入社前と比較して成長したな、新たな学びだなと感じたことはありますか?
・日常会話も必然的に増えたので、以前よりもスムーズに話せるようになった。資料作成にかかる時間も短縮できるようになった。
・メンバーの出身国が多様性に富んでいて、英語を第二言語として話しているメンバーも多いおかげでリスニングが上達した。
・考え方や文化の違いなど視野が広がった。
・英語で話す度胸がついた。

これからの展開、目指すこと


社内公用語を英語にする方針に変更してから 1年以上 経ちますが、直近 1年 で開発チームに新たに 4名 の外国籍メンバーが入社し、開発チームは13名 体制になりました。社内公用語が英語であることだけでなく、それに伴う会社のビジネス戦略、オープンなカルチャーや雰囲気が入社の決め手になっています。またビジネスチームのメンバーも英語をきっかけに、視野を広げたり、楽しくコミュニケーションを取りながら、自分の成長にも繋げています。社内公用語を英語にする前から働いている外国籍メンバーからは、みんな英語が上手くなったよ!と嬉しいコメントもありました。

Beatrust で英語を使うことについてビジネスチームのメンバーからは

・日本語と英語を状況によって使い分けながら仕事をしています。英語が流暢なメンバーもいれば、勉強を頑張っているメンバーもいるので、多くがお互いの英語レベルに配慮しながらコミュニケーションをとっていると感じます。学ぶ意欲があれば大きく成長できる環境です!

・英語を勉強していく、というよりも色々なバックグラウンドのあるメンバーとのコミュニケーションを楽しむ、そのためのツールとして楽しく学んでいます。

このようなコメントもありました。

またBeatrustでは社員への福利厚生の一環として英語学習に対する補助も行っています。自分で参加したい英語学習プログラムなどを選び、受講料の一部を会社が補助する制度となっていて、これをうまく活用し英語力を向上させた社員も多くいます。

ビジネスチーム内でも英語を使う頻度や場面は異なります。気になるポジションがあれば、ぜひカジュアル面談などを通してご質問ください!
Beatrust の採用ページは こちら

いかがでしたでしょうか? Beatrust は、2020 年に創業して以来、国内外のさまざまなグローバル企業やスタートアップなどで経験を積んだメンバーが、お互いを刺激し合いながら日々仕事をしているスタートアップです。最近も素敵なバックグラウンドを持った社員が続々と参画してくれています。次回の連載もお楽しみに!今後とも Beatrust をどうぞよろしくお願いいたします。

(お願い)Beatrust への取材依頼や各種お問い合わせは、お手数ですがpr@beatrust.com までお願い申し上げます。現在非常に多くのお問い合わせを頂いており、回答までお時間をいただく場合がございます。あらかじめご容赦下さい。


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