ビートルズ アルバム紹介③『With The Beatles』
前作「Please Please Me」のジャケットはカラーだったのに対して、本作では白黒になっています。それも、顔の左側(本人たちからすると右側)だけが光で照らされているというアート性の高いものになっています。
どのようなアルバムなのか
発売:1963年11月22日
ビートルズ2枚目のオリジナル・アルバム。
前作「Please Please Me」は1日でレコーディングされたということを書きましたが、本作は3ヶ月、7回のセッションに渡ってレコーディングが行われました。発売日は、当時のアメリカのジョン・F・ケネディ大統領が暗殺された日と重なることになりました。世界的にも重要な日だったんですね。
こうして発売されたこのアルバムは、イギリスで21週連続で1位を獲得しました。ちなみに、この21週の前は、前作「Please Please Me」が30週連続で1位を獲っていました。合わせて51週連続1位ですね。ちなみにちなみに、1年は52週と1日です。
・・・スゴいとしか言いようがありませんね。
収録曲
(赤)・・・アルバム「赤盤」収録曲
(YouTubeの視聴ページに飛ぶことができます)
6, 7, 8,10,12,14曲目はカバー曲です。
その他の8曲のうち、4曲目の『Don't Bother Me』はジョージ作、残りはレノン=マッカートニー名義になっています。
ここが良い!
2作目のアルバムとなった「With The Beatles」ですが、正直印象は薄いと思います。カバー曲も前作「Please Please Me」に並ぶ6曲と、全13アルバムの中で最多です。
しかし、ポールの隠れた名曲『All My Loving』やジョージの初めての楽曲『Don't Bother Me』など、注目したい曲も収録されています。イギリス中の人々を完全に虜にしたセカンド・アルバムを、是非お楽しみください。
YouTubeでも聴くことができます。
↓(ビートルズ公式の再生リストです)
アルバム紹介シリーズはこちら!
ビートルズ関連の記事はこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?