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ビートルズ アルバム紹介⑧『Rubber Soul』

ジャケットの歪んだ写真がもう不思議な雰囲気を漂わせていますよね。
このアルバムを一言で表すならば、「変化」よりもふさわしいものはないでしょう。

「Rubber Soul」のジャケット


どのようなアルバムなのか

発売:1965年12月3日

6枚目のオリジナル・アルバム。
このアルバムで、ビートルズは大きな進化を遂げます
…といっても僕にはそれをうまく言い表せないので、是非1度聴いてみてください。

3作目のアルバム「A Hard Day's Night」以来となる全曲オリジナルとなっていて、全体的に少し落ち着いた変わった感じがします。
この「Rubber Soul」から「Abbey Road」までの7枚のアルバムには、カバー曲は収録されませんでした。
イギリスでは8週連続1位、アメリカでは7週連続で1位を記録しました。
「Rolling Stone」誌の「歴代最高のアルバム500選」(2020年) では第35位にランクインしています。


収録曲

(赤)・・・アルバム「赤盤」収録曲
(YouTubeの視聴ページに飛ぶことができます)

  1. Drive My Car

  2. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)

  3. You Won't See Me

  4. Nowhere Man

  5. Think For Yourself

  6. The Word

  7. Michelle

  8. What Goes On

  9. Girl

  10. I'm Looking Through You

  11. In My Life

  12. Wait

  13. If I Needed Someone

  14. Run For Your Life

5,13曲目はジョージ作。
8曲目『What Goes On』はレノン=マッカートニー=*スターキー。
他はすべてレノン=マッカートニー作詞・作曲。
カバー曲は収録されていません。

(*スターキー・・・リンゴ・スターの本名がリチャード・スターキー)



ここが良い!

前作「Help!」までのような ザ・ライブバンド!という雰囲気から、変化が感じ取れるアルバムです。曲調もガラッと変わり、サウンドの幅が広がったことがわかります。「洗練されたポップ・ミュージック」を楽しむには最適な一枚になっています。

2曲目『Norwegian Wood (This Bird Has Flown)』は、日本では邦題の「ノルウェーの森」としても知られていて、村上春樹さんの同名小説でも有名です。この曲は、他の曲に比べても特に異質な雰囲気がありますが、その原因はインドの楽器であるシタールです。これは、映画「Help!」の撮影中にインドの楽器を見かけたジョージがインドに興味を抱き、レコーディングに持ち込んだものです。
このインドとの出会いが、ジョージを変えていくことになります。



YouTubeでも聴くことができます。
↓(ビートルズ公式の再生リストです)





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