見出し画像

01.養老ミート

養老ミート株式会社


①サイトのテーマ

養老ミート01

ヒーローエリアに毛並みがつやつやの牛の写真が載っていて飼育へのこだわりと愛が感じられます。生き物の命を頂いていることを自覚し、感謝して頂きたいと思わせるビジュアルです。「最高ランクの作り手であれ。」というコピーは人の手仕事を感じさせます。


②フォント

養老ミート04

和文:游明朝 
欧文:CarrigDC
色:#231815
明朝体、セリフ体を使うことで伝統や高級感を演出しています。


③色

養老ミート09

画像7

メインカラーに朱色と牛の黒を使用しています。お肉のサイトに赤を使うとお肉の血っぽい生臭い感じがでそうなんですが、上品な朱色でそれを感じさせないところがいいですね。


④レイアウト

養老ミート03

縦組みの文字がページ全体を引き締め、高級感や上品さを演出しています。「目、技、地、味、人」の5つのこだわりの情報整理がキレイだなと思いました。


⑤写真

養老ミート05

安心安全の供給量というページに行くと、牛の解体作業が行われている写真があります。これは思い切ってるな~と思いました。(一歩間違えれば血やグロさを想像させるため)しかし、この工程を紹介することで命にに感謝してお肉を食べたい気持ちにさせてくれます。


⑥モーション

ブランド一覧のページにいくとお肉の紹介写真が出てくるのですが、湯気みたいなアニメーションがついています。ホカホカっていうよりは、ドライアイスのけむりのような、衛生管理がしっかりしているような、脂をとかさないような冷気気みたいな、ひんやりを感じました。


⑦スマホ版

画像7

 スクロールすると背景の色によってロゴが黒になったり朱色になったりします。(PC版も)
アイコンの差し色あることでページ全体のトーンが保たれているなと思いました!


感想と余談

リアルな牛をトップに配置するダイナミックさに驚きました。お肉を食べることは日常的なことですが、私たちは「命を頂いている。」ことを忘れてはいけないと思わせてくれるサイトでした。
マグロの解体ショーや捌き方の動画などはよくあるけど、食肉加工や屠殺について知る機会は少ないです。生きている牛からいきなりスーパーに並べられているようなお肉になるのではなく、加工の現場をサイトで見せるのは良いなと思いました。

サイトとは関係ない話にはなりますが、食育的な面で食肉加工の現場を教えることは、食べられることへの感謝を知り、フードロス削減につながるのではないかと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?