地方で映像クリエイターとして独立して、1年経過した経験をお話しします。
どーも、こんにちは、広島県で映像制作事業を展開するBears On Filmsの柳田と申します。
現在、フリーランスとして開業して約1年が経過しました。主に企業や店舗ビジネスのためのPR、ブランディング動画をメインに展開しています。
その1年間で、様々な紆余曲折があり、山あり谷ありを経験してきました。この記事では、その経験をお伝えしたいと思っております。
①映像クリエイターで独立する前にした方がいいと思った事
まず初めに、独立する前にしておいた方が良かったと思うこと、についてお話しします。
・繋がりを作る
これはすごく重要で、ある程度、独立を決めた時点からここを意識して繋がりを作っておくことは必要だと思いました。
何故かというと、あとになって効いてくるからです。いつどこで仕事に繋がるかはわかりません。
どんな繋がりを作ればいいのか、ということですが、僕がやっていたのは、自分が興味のあるお店(飲食店など)にお客さんとして通う、ということです。
そこでオーナーに話しかけたりして、自身のやっていることなどをさりげなくアピールします。(さりげなくがポイント)
そして、SNSでフォローしたりして、そのあとのフォローも大事です。
お店のオーナーのほうも、もしかしたら映像を作りたいと思っているかもしれません。そういうリアルな出会いは仕事に繋がりやすいです。
他には、自分の興味のあるコミュニティに所属するのもおすすめですね。
※あくまでも、そのコミュニティを楽しめることが大事。
あとは、クリエイター仲間を作ることも大事です。出来れば同じ地域にいる同業種の方と繋がっておけば、仕事をお願いしあったり出来るのでおすすめです!
実際に、僕はドローン撮影はやらないので、ドローンの案件があるときは、近くにいるドローンカメラマンにお願いすることにしています。
・実績を積む(ポートフォリオ)
次に大事なことは、「実績を積む」というものです。
これほんと、めちゃくちゃに重要です。
これには2つの重要な要素があります。
まず、どんな流れで仕事を受けて、どんな工程で進めていけばいいのか、など制作において様々な事柄があり、それは実践でしか培われません。
2つ目に、仕事を依頼する方からしたら、この人がどんな映像を作れるのか、ということを見ます。(当然ですが)
特に企業クラスになると、ここがしっかりしないと依頼には結びつきません。
なので、ポートフォリオ(今まで制作した成果物)が大事になってきます。
僕の場合は、ここがしっかりと出来ていませんでした。全部で4つぐらいしか制作事例を作っていない状態で独立しました。
出来れば、10個ほどの自分がやりたいと思うジャンルの制作事例を作っておくのがいいかなと思います。
※最初は、無料でもいいので作らせてもらえるように働きかけましょう。
僕の場合は、当時働いていた会社のPR動画を制作させてもらいました。副業OKだったのでこれが可能でしたが、あまり参考にはならないかもしれませんね。
▼初めて作った会社PR動画
・Webマーケティング(SNS活動など)
次に重要だと思うのは「Webマーケティング」です。
これは、ホームページやSNSでのPR活動のことです。
まず、ホームページはとても重要です。今でもホームページ経由での問い合わせが最も多いのがそれを物語っています。
とりあえず簡易的なものでも問題ありません。自身のプロフィールとポートフォリオが確認できる内容のホームページを作りましょう。
▼私のホームページ
次にSNSですが、これも非常に重要で、InstagramやTikTokなどで発信するというものです。特にInstagramは動画とも相性がいいのでおすすめです。
ただ闇雲に発信するということではなく、世界観を作っていくやり方がいいと思います。
なので、フォロワーを増やそうとしたり、バズらせよう!、といった発想はお勧めできません。
あくまでも自分のブランドを築いていく目的で利用するのがGOOD。
僕も実際、InstagramのDMで問い合わせが来ることは割とありました。
▼私のInstagram
ちなみにSNSは向き不向きがあるので、合わないなと思ったら無理にしない方がいいです。精神を病みます。
・資金確保
これは現実的な話になりますが、ある程度の「資金確保」が必要です。
独立しても、すぐに仕事が入ってくることは稀です。
※もともと仕事がある人は別
しかも、仕事が決まったとしても、入金されるのは翌月とか翌々月とかになったりします。特に企業系だとそんな感じです。
なので、何ヶ月か分の生活費は必要かもしれません。ちなみに僕は貯金ゼロの状態で独立しました。
かろうじて、1ヶ月間の生活費は確保できていましたが。
②映像クリエイターで独立してから必要な事
・発信活動
さきほどのSNS活動にも結びつくのですが、自分のことを知ってもらわないことには何も始まりません。
ホームページやSNS、YouTubeなどのメディアを使って、発信活動をしていきましょう。
それぞれのメディアで、どんな発信をすればいいのかは変わってくるので、そこは意識してやっていきましょう。
・収益の分散
映像制作の案件だけで収益を得ようとすると危険です。
そこで「収益の分散」が必要になってきます。
自分のスキルや知識をフル活用するわけです。
幸いなことに、今の時代はいろんなお金を稼ぐ方法があります。
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