【超簡単】 AIにキャリア相談 〈MBTI + 職務内容〉
巷のツールはあくまで性格診断
普段、転職支援を行う中で、「自己分析や適職診断のツールを使ってみたものの、結局、自分の強みや向いている仕事がわからない」や「適職診断の結果を鵜呑みにしていいのでしょうか」といった相談をしばしば受けます。
自己分析や適職診断は、回答者の性格、パーソナリティを言語化してくれたり、それに基づいて向いている職業を提示してくれたりする素晴らしいツールです。しかし、診断の過程で「本人が経験してきた職務内容や、そこから得た知見・スキル」を考慮してくれないので、あくまで性格に基づいた内容であり、転職活動のお供という点ではやや物足りない部分があります。
また、そういったツールは診断結果に対して相互に議論を深めていくような使い方ができないため、最後はキャリアの専門家への相談に行き着くという流れです。
AIとキャリアについて議論しよう
性格診断を否定したいわけではなく、誰でも気軽にAIを活用できるようになった今日、キャリアの専門家に頼らずとも、個々人が自走できる範囲がかなり広がったということを伝えたいです。
具体的なやり方は簡単で、下記2点を用意して chat GPTに分析を依頼するのみです!
①MBTI診断(やStrengthsFinderといった分析ツール)の診断結果
②PDFデータの職務経歴書 or 経験した職種と詳しい業務内容を羅列
弊社で試行錯誤を重ね、キャリア相談に特化したGPT『AIキャリアアドバイザー』を独自に開発しましたので、ぜひご利用ください。
使い方の例
1つ目の「MBTI診断の結果と職務経歴から転職活動のアドバイスをお願いします。」を押してみると、「MBTI診断結果のタイプ、職務経歴、転職の理由、希望する職種・業界」の質問が返ってきます。
サンプルとしてそれぞれの質問に回答を入力してみると・・・
MBTI分析から推測する人物像だけでなく、職務経歴書の内容に基づいて考えてくれて、しかも手に職をつけたいという希望を叶えるような提案をしてくれました。
提案だけでなく、強みの分析や手に職をつけるための方向性、次に取るべき行動なども明示してくれています。
そして、ここからさらに議論を深めることができます。例えば、「個人事業主として独立する場合の提案もお願いします」や「人材とは関係のない全く未経験の職種で提案してほしい」など、回答に対して、自分の希望や意見をぶつけることで、議論が深化していきます。こういった対話は、従来の自己分析や適職診断のツールでは実現できないものです。
最後に
以上、MBTI診断の結果と職務内容をchat GPTに投げて、的確なプロンプトを与えて分析を行い、回答に対して議論を深めることにより効果的なキャリア相談が可能になるというお話でした。
そして、弊社の転職支援は、上記のようなAI活用を最大化できるような体制を整えております。企業側の視点も交えながら、より具体的なアドバイスが可能で、書類添削から企業研究、面接対策まで転職成功へ向けて伴走いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。