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【5週目】石田さんの、しもかわ町お試し暮らし日記

石田さんは、50代後半の好奇心旺盛なおじさん。

ずっと夢見ていた北海道移住を決意して、東京で長年勤めていた職場を前年度末で早期退職。2022年4月から移住先を探すべく、おひとりで下川町でお試し暮らしを始めました。徒歩と自転車で生活中。

下川町での1ヶ月、何を感じ、この先どのような道を進んでいくのでしょうか?

リアルな日記をお試し暮らしの間、発信してくれます!
1週間につき、1記事で紹介していきます。

5週目以前の記事や、ご本人が「お試し」の間に知りたいことなど、詳しくはこちらをご覧ください。

下川町や北海道に移住を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
以下、石田さんご本人が書いてくれている日記です。

5月23日(月)

今日は地蔵サイクルのヤスさんに頼んで下川鉱山を回る自転車のツアーに向かう予定でした。

しかし、昨日の夕方もすごい雨が降りましたが、今日の天気予報もあまり芳しくなく、昼前から雨が降る予報となったため朝方にツアーが中止になりました。

急に予定が空いてしまったためタウンプロモーション推進部の方に相談したところ下川町の木を使ったワークショップを提案して下さいました。

そのワークショップは一の橋にある家具工房「森のキツネ」で行っているバードコール作りです。ガイドブックを見てもあまりわからなかったのですが、ものつくりは好きなので参加してみたくなりました。

ただ、当日での受付でも参加できるかがわからなかったため確認をお願いしたところ午後からであれば体験が可能ということだったので、場所は少し離れていますがバスで行くことにしました。

午後まで時間が空いたので少し気になっていることを確かめることにしました。

それは1ヶ月という期間で始めた下川町でのお試し体験生活ですが、今まで書いているように町の人との繋がり方や少しずつネットワークが広がっていくのがとても心地よく、下川町でもっと長く過ごしたくなってしまいました。

僕は東京で一人暮らしをしていたので下川町で1ヶ月過ごすため郵便局に不在届を出してきました。不在届の期間は1ヶ月と決まっていたので何とかその期間も延長したいので東京の郵便局へ相談をしたところ、下川町の郵便局に再度不在届を提出することを認めてもらえたので午前中にその手続きを行い、午後は一の橋でワークショップに参加することにしました。

郵便局に向かう途中でも雨が降りだしたためコモレビで雨やどりをしていたらツアーガイドのべえやんとバッタリ出会いました。

状況を説明したところ山菜採りのお手伝いをしたら一の橋まで連れて行ってくれることになったので図々しくもお願いしてしまいました。

べえやんの車で少し山に入りましたが、僕は山菜採りは本当にこれが初めてなので道具を貸してもらいながら、採取する山菜も教えてもらいながらのお手伝いでした。途中かなり強い雨が降り出し様子を見ましたがやみそうにないのでワークショップに向かってくれました。

山菜採りに向かった場所

森のキツネに到着してバードコール作りに使う材料を選びます。先週箸作りでもナラを選びましたが今回も少し大きめで武骨な形が気に入ったので同じくナラを選びました。

自分の中でバードコールは笛のような構造で部品を組み立てるものかと思っていましたが、木にネジ穴があり、その穴に金属のネジがはまり木と金属のネジの摩擦によりシジュウカラのさえずりに近い音が出ました。今までももしかしたら同じような音を聞いたことはあったかもしれませんが全く気がつきませんでした。まさに目からウロコでした。

本来のワークショップでは木肌や底に文字を書いたり彫刻刀で彫ったりするようですが、以前の箸つくりにも書いたように絵心がなくセンスも乏しいためそこは勘弁してもらい、木肌の表面や角を紙ヤスリで擦り少し滑らかに仕上げるだけで出来上がりにしてもらいました(笑)

仕上がったバードコール

ワークショップ中もべえやんが待っててくれたので帰りも車に乗せてもらいもう少し山菜を採りながら帰ってきました。

自転車ツアーはできませんでしたがバードコール作りと初めての山菜採り、それとべえやんとも楽しく話ができたことがとても嬉しく貴重な1日になりました。

まだまだ十分な手伝いはできていないと思いますがまたやってみたいです。

追伸ー初めての山菜料理①うど

山菜採りが初めてなら料理するのも初めてでした。記憶の中では母親がうどの料理を作ってくれたような気がしますがはっきりとは思い出せません。

もしかして生で行けるかなとも思いましたが、葉は茹でればいけそうですが、茎?部分は固そうです。キッチンに皮むきがあったので表面をサッと剥いてから適当に刻み、葉と一緒に茹でてみました。

茹で上がったものを葉はお浸しでぽん酢で、茎の部分はマヨネーズを付けて頂きました。
うどの香りと歯触りが絶妙な一品になりました。

料理は好きですがいつもその場の発想で作るので今回写真を撮るのを忘れましたm(_ _)m

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5月24日(火)

昨日の山菜採りデビューは森の中の自然相手の作業がとても清々しいものでした。

東京の清掃工場で仕事をしていた時も事務職なのに現場が大好きで、良く事務所を脱走していたので、日常的に構内放送で「管理係の石田さん至急事務所に戻って下さい📣」と良くやられてました(笑)

ですから屋外での自然相手の作業は僕にとっては願ったり叶ったりですね。工場での装備は綿の作業着(火がついても溶けてやけどをしないため)、ヘルメット⛑、手袋🧤、安全靴👞になりますが、山菜採りも場所によるとは思いますが長靴、軍手🧤、長袖のツルッとした作業着等似たようなツールもあってこの際揃えてみたくなりました(笑)

今回、下川町でのお試し生活が、成功するのか、失敗するのかもわからなかったので期間はとりあえず1ヶ月としてみました。

そして実際に下川町に来て、右も左もわからないところから1日々々体験を重ねるたびに達成感と共に充実感に満たされてきました。その結果、下川町をもっと深く知りたくなり、お試し生活をもう1ヶ月延長することにしました。

期間を延長するため宿泊している下川町地域間交流施設「森のなかヨックル」の延長が認められたことがとても大きい要因になりますが、それ以外にも下川町で知り合えた素晴しい町民の皆さまとの繋がりが広がったことで1ヶ月ではまだまだ知り得ないことがたくさんあることも大きく影響しています。

6月にはヤマメ釣りが解禁になったり、川遊びができるようになったり、今まで旅行ではなかなか行きにくかった地域(幌加内、雄武など)へ行きやすくなったり、町内の発電所の視察等もできるかもしれません。

夏には透明度も高く、静かな川で遊ぶこともできるそう

また、これは実際にやってみましたが、ネットショッピングを利用して購入した商品が東京で利用していた時と比較してもそんなに時間差を感じないで手元に届くので不便を感じないで暮らせます。

そのようなことを考えるともう本格的に移住を視野に入れて活動したくなりました。

移住の検討を始めた頃は先が見えず、もしかしたら夢で終わるかもしれないとも思っていましたが、ちょっとした勇気を出して行動したことで実現に近付けることもできると思っています。

下川町移住交流サポートブックにもありますが、これからはできることなら住まい探しも進めたいです。

東京にもマンションを持っているので一度は戻らざるを得ませんが、これからの1ヶ月が夢の実現に向けた大きな歩みになると思っています。

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5月25日(水)

4月25日から始めたお試し体験生活ですが、まだまだ下川町の魅力を味わいたくて今日から2ヶ月目に入ります。今までの1ヶ月間でそれなりに町にも慣れてきたので、これからは町民になったつもりで暮らしてみたいと思います。

今日は午後から2週間前に渓和森林公園で森あるきの体験をガイドして頂きましたフジさんにトドマツを蒸留して作る精油づくりの体験をお願いしました。午後から始まるので午前中に洗濯や買い物を済ませておこうと思います。

滞在しているヨックルは管理人さんはいますが、基本的には部屋に来られることはありません。部屋の掃除もタオル類の洗濯もセルフサービスになります。今日は天気もよく洗濯物もよく乾きそうなので寝具の枕カバーや掛布団カバー、ベッドシーツを外して洗濯です。

ついでに枕や掛布団も物干しに干したので今夜は太陽の香りがする布団で気持ちよく寝られそうです。

また、ホワイトアスパラの商品としては細くて流通できないハネ品を頂けたので今夜の晩御飯に頂いてみたいと思います。

頂いたホワイトアスパラ

東京でホワイトアスパラといえば水煮された缶詰の印象が強いので、生のホワイトアスパラはあまりお目にかかりません。焼いてみるか、茹でてみるか、、、

ホワイトアスパラ、レシピで検索してみると皮を剥いてフライパンで塩茹でしてからの調理が紹介されていたのでとりあえず塩茹でに。たまごやトマトがあるので食感が味わえるサラダにしてみたいと思います。

予定の時間にフジさんが迎えに来て下さいました。トドマツはいろいろな場所にあると思いますが、渓和森林公園はこの前行ったので、今日は五味温泉近くの体験の森でトドマツの葉を採取して精油づくりをすることになりました。

森に入る前にも綺麗な忘れな草が見れたり、トドマツには蝉がとまっているのも見ることができました。トドマツの木肌にあるぷつぷつした部分からアイヌ語でトドマツのことをフプと呼ぶようになったそうですが、そのぷつぷつした部分を押し潰すと中から松ヤニが垂れてきてとても良い香りがしました。

フプを潰して流れる松ヤニ

精油づくりは松の葉を蒸気に乗せて管を通し、その管を水で冷やしながら副産物の蒸留水の上積みに精油かわずかに浮いて出来上がります。

蒸気を冷やす水が熱くなってしまうと冷却ができなくなり精油が作れなくなるので熱くなった冷却水を交換しながら1時間20分くらいかけて精油を作りました。

精油づくりの装置ー水が沸騰して蒸気が発生

今回はそこそこ精油を作ることができました。出来上がった精油の匂いを嗅ぐとスッキリとしたとても良い香りがします。副産物の蒸留水もルームフレグランス等にも使えそうです。

松の葉を集めた帰りにヨブスマソウという山菜が生えていたので少しだけ採ってきました。これをだし醤油で煮ると美味しく食べられるということなので晩御飯に頂きたいと思います。

森に入ったら今日はマダニが結構いたのでちゃんとお風呂に入って洗わないといけないですね(笑)

追伸ー山菜料理②ヨブスマソウ(ボーナ)

下川町にいると森が近いので山菜に触れる機会も必然と増えるので、結構として山菜料理をすることも増えていきそうです。昨日のうどに引き続き今日はヨブスマソウ、本州ではボーナと呼ばれる地域もあるそうです。

松の葉を集めた帰りに採ったヨブスマソウ

葉も食べられるということですが、今回のものは少し皮が硬い部分もあったので爪で簡単に剥いてから調理しました。

たまたまホワイトアスパラを塩茹でした煮汁を取ってあったのでそこに皮を剥いて洗ったヨブスマソウを葉も一緒にいれて、ほんだしとめんみで少し味をととのえて煮浸しにしてみました。

クセが気になる場合は下茹でを。

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5月26日(木)

このところ北海道も日中は暑さを感じる日もあり、昨日はTシャツ1枚でも過ごせるようになってきました。しかし、朝晩との寒暖差は20℃近くもあるので夜は長袖が欲しいです。

4月末に1ヶ月のお試し体験生活で北海道に来たので、持ってきた衣類もそんなに暑さに対応できるものは持ってきていませんでした。

人一倍暑さは苦手なので、このままではバテてしまいそうなので先週ネットショッピングを利用して半袖等足りないものを少し購入しました。

予定では本日(5/26)到着となっていましたが、実際には2日も早く到着したのにはちょっとびっくりです⚠️、北海道でも不便は感じないで暮らしています。

また、今日26日は「ふろの日」ということで五味温泉がお得な入浴料で入れるらしいです。僕は温泉も大好きなのでこれから行ってみたいと思います。交通手段はこの前ヤスさんと自転車ツアーで行けたので、今日は1人で行ってみたいと思います。

ヨックルから自転車で出発🚴、スキー場の横の坂は少しキツイので、コミュニティバスのルートと同じようにフレベの前を通って向かいます。少し遠回りにはなりますが、それでも約25分で到着しました。

五味温泉に自転車で到着

五味温泉の入口で「機械トラブルのためお風呂の温度があがりませんがサウナは入れます」との注意書が出ていましたが、フロントで確認すると「ご了解頂けるならどうぞ」とのことでしたので入浴できました。

入浴料は何と半額の250円‼️少しくらい温度が上がらなくても全然🆗です。温泉に入ってみたら確かにぬる湯ですが、長湯するにはちょうど良い感じです。昨日、森に入ったためか腕とかが虫に食われたみたいで数ヵ所かゆみがありましたがたっぷり2時間くらい浸かっていたら肌の調子が良くなりました。

帰り際に温泉の入口を見たら「五味温泉本日休館」の看板が出ていました。やはり一般の方には適さなかったんですね~😀

出てきたら本日休館に

今夜は僕と同じように下川町でお試し暮らしをしている現役大学生のイベント「【オンラインイベント】現役大学生による北海道下川町お試し暮らしレポート報告会」が開催されます。

詳細や申し込みはこちらです。

僕もたまたま同じ時期に下川町に来ているので少しだけお手伝いをさせて頂けることになりました。世代もライフスタイルも違うので果たしてどのようなイベントになるのかお楽しみに~。結果のご報告は明日

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5月27日(金)

昨日、20:00~オンラインで「現役大学生による北海道下川町お試し暮らしレポート報告会」というイベントが開催されました。

このイベントは、日頃から下川町の移住サポートデスクとして移住交流の情報発信や相談、お問い合わせに幅広く対応している移住コーディネーターが、町の人たちの暮らし方や、移住者を特別扱いすることなく、すぐに輪に入れるとアピールしてもすぐには信じ難いことも事実。

そのため、下川町にまだ一度も足を踏み入れたことがないレポーターに、リアルな下川暮らしを移住者目線で体験してもらい、それを報告してもらうというものです。

レポーターは大学四年生の小川さん。5月11日から30日までの約3週間、下川町で暮らしながら、いろいろな体験を通して、多くの人と出会っていきます。

僕もたまたま同じ時期に、同じ下川町でお試し体験生活を行っていたので、このイベントには2人で参加することになりました。

小川さんとは5月13日に開催されたタノシモカフェと21日に行われたキャンプ場での焚き火会で一緒に過ごしましたが、それ以外ではお互いのお試し暮らしの目的や何を体験していくのかが異なるためそれほど顔を合わせることはありませんでした。

また、僕は北海道へ移住することを最終的な目的としていて、年齢も20代と50代、同じお試し暮らしをしてもそれぞれ感じたり、考えたりすることには違いがあると思われます。

定刻になりイベントが始まりました。最初は町の紹介です。その後、石田→小川さんの順番でお試し暮らしをしてみての報告を行いました。僕はパソコンを持参していなかったため、事前にお試し暮らしのまとめを作成し、コーディネーターさんに渡しPowerPointにして頂きました。小川さんは自分で作成されていました。

やはり2人を比較してみると、小川さんは人から人へ関係が広がっていくのに対し、僕はその場その場で知り合い、いろいろと話をしていくと知り合いであったりすることがありました。

また、僕はお試し暮らしが2ヶ月目に入り、下川町への移住を進めていこうとしているのに対し、小川さんはこれから就職して社会人として経験を積み、下川町に移住するかどうかはまだわからない状況です。

イベントは1時間30分にわたるためすべてを書くことはできませんが、今回のイベントで自分なりに気がついたことがありました。

今回、下川町でお試し体験生活を行うのにあたり、僕は4つの目的を定めました。

目的①:大好きな北海道を思う存分感じて暮らす
目的②:自分でやれるものを探しながら趣味でも仕事でも取り組む
目的③:迷惑にならない程度に頼れるものは頼りながら地域に溶け込む
目的④:少しずつネットワークを広げる

そして実際にお試し暮らしをした結果を簡単にまとめてみると以下の4点にまとまりました。

①日々の目標や目的は作らない(行き当たりバッタリ、思いつきでフレキシブルに行動する)
②失敗しても気にしない(もう一度チャレンジすればいい)
③ツアーやアクティビティ等有料による体験でも興味がわけばやってみる
④自分の考え方ややり方とは異なってもまずは町の人の考え方や話を聞いて受け入れてみる

この結果を活かしながら下川町への移住が実現できるように取り組みたいと思っています。

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5月29日(日)

昨日(5/28)は朝から空模様が怪しく、いつ雨が降ってもおかしくなくなかなか行動できずにいました。

仕方なく部屋の掃除してからヨックルの自転車で五味温泉に、しかし帰ろうとしたら自転車はびしょびしょに、雨合羽もないのでせっかく温泉で温まったのに、Tシャツ👕1枚で雨降る中を強行突破して帰ってきました(笑)。途中ところどころは雨が上がったところもあり、ずぶ濡れにはならずにヨックルに到着です。

しかし、その後は夜まで雨模様☔️、買い物にも出かけられずに過ごしていました。ということで、あまり書くこともなく過ぎてしまったため1日飛ばしまぁ~す。悪しからずm(_ _)m

今日は2週間前にもお隣の名寄市まで出かけた名寄リンリン倶楽部の「花たびそうや号歓迎ポタリング」の第2弾です。

前回いらした柴田さんが所用で欠席となったので本日の参加者は地蔵サイクルのヤスさんと石田の二人だけ、「下川町でのポタリングと変わらないじゃ~ん」と言われてしまったらその通りなんですが、下川町にはない鉄道を絡めたポタリングができますので多目に見てやって下さい。

今回もヤスさんは折り畳み式の自転車を輪行バックに入れ、2人とも下川から名寄駅まではバスで、ヤスさんが自転車を組み立てている間に僕はよろーなでレンタサイクルを借りて出発です🚴🚴

今日向かうのは名寄市の北部の智恵文という地域。もう少し行けば隣町の美深町です。

3日前はあんなに暑かったのに、今日は下川町も名寄市も最高気温でも10℃に届かない寒さ。北海道に来て初めて4枚着込みましたが、途中手がかじかんでしまうほどです🐧

名寄駅から少し走ると今は使われていない小さな小学校がありました。平屋建の校舎がとてもかわいらしいです。

その先には宗谷本線の名寄駅の隣駅の日進駅に到着です。駅舎はありますが、駅員さんどころか切符の販売機すらない無人駅。さすがにここまでのローカルな駅は見たことがありません。ヤスさんに聞いたところ、電車に乗る時は発券機からチケットを取り、降りる駅で後払いになるということでした。乗車時にチケットを取り忘れたらどうなるのかとても心配になりました。日進駅はある意味秘境駅かもしれません。

そこからは天塩川と宗谷本線に沿って走ります。丘の上からは智恵文の町並みやキグラシが咲く畑を眺めながら東雲峠を越えます。峠の頂上からは遠くに名寄市が見えました。

キグラシの丘

名寄市に戻る途中に名寄地区広域最終処分場の前を通過、下川町の埋立ごみもここに運ばれてくるとのことでした。

名寄駅に戻るともう少しで「花たびそうや号」が到着です。見送るだけですが駅のホームに入れるとのことなので旗を持ってお迎えです。

名寄駅に進入してくる花たびそうや号の先頭車

ホームに停車した列車からは沢山のお客様が降りてこられて駅弁を買ったり、写真を撮っていらっしゃいました。

名寄駅には10分程度の停車です。発車の合図と共に汽笛を鳴らして旭川に向けて走って行きました。

やはり鉄道好きとしては一度は乗ってみたくなりました。

なお、所用があり一旦東京に戻ることになりました。しかし、お試し暮らしや移住に向けた住まい探し等まだやりたいことがあるので戻り次第また続けたいと思います。

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これまでのお試し暮らし日記はこちら

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