見出し画像

下川町では住宅の取得や改修を支援しています│支援制度紹介【ベアラボ】

こんにちは!ベアラボ事務局の佐藤です。
前回、地域課題のコーナーで空き家の課題についてお話ししましたが、下川町には空き家を活用してもらえるような支援や、住宅のリフォームに使える補助があります。
今週は下川町の住宅に関する支援制度を紹介したいと思います。​

「空き家対策総合支援事業」とは?

 まちへの移住や定住を希望する方や子どもがいる世帯を対象に、空き家の活用を支援する制度です。具体的には、空き家の取得や改修に対して、費用の支援を行います。
 また、老朽化の進んだ空き家(特定空き家)の解体にかかる経費も支援しています。

 支援メニューは、空き家の「活用」と「解体」です。

支援メニュー

〇空き家の活用(空き家の取得及び改修)
 1.対象者
   以下のいずれかに該当する方
   ・町内に定住を希望されている方 
   ・町に転入されてから10年以内の方
   ・町内に居住し、満18歳以下の子どもを扶養している方
 2.補助率
   空き家の取得と改修経費の2/3以内 (限度額500万円)
〇空き家の解体
 1.対象者
   町内に空き家を所有している方
 2.補助率
   空き家の解体経費の4/5以内 (限度額80万円)

 ※工事を伴う事業は、資格登録業者(町内の業者)の施工が条件です。

 空き家の「活用」、「解体」ともに高い補助率と限度額が魅力です。
特に空き家の活用は、中古住宅の取得から改修まで一括で大きな補助が受けられます。
 補助率の高さから、毎年人気の制度ですが予算がなくなり次第終了となります。申請多数の場合、抽選で対象者を決定します。

和室改修後

「快適住まいづくり促進事業」とは?

 住みよい住宅の整備を進めることにより、まちに定住する人を増やすとともに、下川町産の木材の利用を促すため、住宅の新築、改修等の支援を行う制度です。
 支援メニューは住宅の新築、改修の他、中古住宅の購入補助や太陽光パネル設置まで多岐にわたります。

支援メニュー

〇住宅の新築または新築の建売住宅の取得
 1.対象者  
   町民、町外居住者で住宅取得後の町民
 2.補助率
  ①建築又は購入に要する費用の20分の1以内 (限度額150万円)
  ②下川町産認証木材(FSC認証・SGEC認証)使用量1m3当たり5万円加算(限度額100万円)
〇住宅の改修(自宅の改修で改修費用が100万円以上の場合)
 1.対象者  
   町民
 2.補助金額   
   改修に要する費用の5分の1以内 (限度額150万円)
〇中古住宅の取得
1.対象者  
  町民、町外居住者で住宅取得後の町民又は町内の法人
2.補助金額
  住宅等の取得価格の5分の1以内 (限度額150万円)
〇住宅等の解体・撤去(住宅及び附帯する車庫含む)
 1.対象者  
   所有者又は所有者から委任を受けた方
 2.補助金額
   解体費の2分の1以内 (限度額50万円)
〇環境負荷の低減
1.事業内容   
  ①住宅新築等で、隙間相当面積0.5c㎡/㎡以下を満たした場合
  ②住宅新築等で、外皮平均熱貫流率0.24w/㎡・k以下を満たした場合
  ③住宅に30万円以上の木質バイオマス活用機器を設置
  ④住宅等に公称最大出力1kwh以上の太陽光発電システムを設置
2.対象者
  町民、町外居住者で住宅取得後の町民又は町内の法人
3.補助金額
  ①補助金額 20万円を加算
  ②補助金額 30万円を加算
  ③補助金額 20万円
  ④補助金額 設置価格の6分の1以内(限度額15万円)

※工事を伴う事業は、資格登録業者(町内の業者)の施工が条件です。

 「空き家対策総合支援事業」と比べると補助率は小さくなりますが、住宅の新築や小さな改修にも使える使いやすい制度です。

 項目が多い「環境負荷の低減」ですが、その中で多く使われているのが、木質バイオマス機器の設置です。薪ストーブやペレットストーブがこれにあたります。30万円以上の機器を設置すると、定額で20万円の補助が受けられます。

田村課長②

参考URL

空き家対策総合支援事業

快適住まいづくり促進事業

「空き家対策総合支援事業」の活用事例紹介!

 ここからは、実際に「空き家対策総合支援事業」を活用した方にお話を聞きました。

ここから先は

949字 / 3画像

地域課題や移住者インタビュー、制度や取り組みなど月4本お届け。毎月オンラインMTGや「今月の下川町」をまとめた手作り新聞発行など、Completeプランと得られる情報は同じです。

1万人以下の地域で起きている課題や取り組みとして行っていることを発信します。 マガジン参加者限定で、zoomでリアルな声をお届け&議論も毎…

地域課題や移住者インタビュー、制度や取り組みなど月4本、note&郵送でお届け。毎月オンラインMTGや「今月の下川町」をまとめた新聞郵送も行っています。本プラン限定で、季節の送り物があります!

1万人以下の地域で起きている課題や取り組みとして行っていることを発信します。 マガジン参加者限定で、zoomでリアルな声をお届け&議論も毎…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?