見出し画像

シャニソンをプレイした感想

アイドルマスターシャイニーカラーズSONG OF PRISM(通称:シャニソン)が令和5年11月14日にナムコから満を持してリリースされました。アイドルマスターシャイニーカラーズ(通称:シャニマス)の待望の新作で、音ゲーを主体とした3D育成ゲームです。

シャニマスは美麗なLive2Dが売りでしたが、シャニソンは3Dとなっており、ついにシャニマスのアイドルが3Dに!?ということでリリース前からファンの間で話題になっていました。

筆者のそんなファンの一人で、シャニマスを休み休みですが、思い出したかのようにプレイしており何だかんだで長く続けているくらいには思い入れのあるゲームでシャニソンにも期待はしていました。

シャニソンをプレイしてまず結論からですが、

かなり良いじゃん!

が率直なプレイした感想です。もちろん一言いたい部分もありますが、ファンとしては出来はかなり良いと言って良いです。良かったと思ったところ、悪かったと思う所を挙げていきます。

良かったところ

①やっぱりライブ映像って良いよね!


芹沢あさひさん「星をめざして」の決めポーズ

ここは個人的にこのゲームのかなりのストロングポイントだと思っています。シャニマスは美麗なLive2Dとかなり攻めた内容の各キャラ、ユニットのストーリー、素晴らしい楽曲と、刺さる人にはとにかく刺さりまくるとてもオタクライクな作品なのですが、それ故なのか今まで現実でのライブはあってもキャラクターとしてのライブはありませんでした。「お金もかかるしここまで作りこんでくれてるならしょうがないよな…」と半ば諦めだったところに3Dでキャラのライブ観れる!となった感動はやはり大きいです。

実はリリース前に3Dライブ映像に関してはyoutubeにて先行配信されていたのですが、期待が凄かっただけにネガティブな意見が大半でした…
筆者としては観れるだけありがたいという気持ちだったので文句なんて無かったのですが、確かにウマ娘や他のアイドルマスターの3Dライブと比べると多少見劣りする部分はあるのかな?と思ったのも事実です。

しかし、実際にプレイしてみるとそんな気持ちはどこへやらで何回見ても良いよね!といった気持ちで毎回プレイしています。筆者は芹沢あさひさんのファンなのでユニット曲以外にソロ曲も収録されているのが大変嬉しく、特にソロ曲「星をめざして」のライブ映像はかわいいダンスも相まって普通に感動してしまいました。

②運営側のキャラクターへの愛の深さを感じられる


ここは一般ゲーマーならひたすら?が出るところでしょうが、このゲームはシャニマスなんです。攻めに攻めたストーリーでファンの”想像”意欲をとにかく刺激し続けてきたゲームなので、このアイドルはファミレスで何を頼むのか?遊園地でまず乗る乗り物は何か?果てはツイッターのアイコンはこれだろうと、とにかくキャラの掘り下げを進めたくてしょうがなくなるのです。

運営もそこを理解しているで、今回のシャニソンでもやってくれました・ストーリー自体はオリジナルイベントもありますが、基本的にシャニマスをなぞっているので目新しさと言う意味ではそこまでないのですが、とにかく周辺の作りこみが凄いです。

まずはTwesta(シャニマス世界のツイッター)でキャラのつぶやきが観れることです。これはまだ未確認事項も多いのですが、筆者は引けた☆3アイドルの芹沢あさひさんと大崎甘奈さんのTwestaのつぶやきは確認しています。この時点で感動なのですが、当然にキャラ理解が深い為このキャラならこんなことつぶやくよね?と言わんばかりのキャラ解像度がエグすぎてしばらく眺めてしましました。キャラについて書き出すと止まらなくなるので詳しくは書けませんww

次に感動したのがCHAIN(シャニマス世界のLINE)なのですが、CHAINアイコンがキャラの個性を表しててて良すぎるんですよ。ここも感動してしばらく眺めていました。しかもキャラの信頼度を上げていると、アイドルからCHAINが来ます!そこでAIの様に会話は残念ながらできないのですが、アイドルとCHAINができているという現実に感動は禁じえません。

そして…ここが最も重要なのですが…

キャラと電話ができます!


何をそんな(笑)とお思いかもしれません。実際に録音したセリフを再生してるだけなので電話とはとても言えないのですが、違うんです。ただのセリフではなく、ちゃんと電話越しと分かる音質でセリフが聞こえてくるんです。その瞬間に

俺は!シャニマスアイドルと!電話が!できている!

そう確信しました。その音圧と響きはどんなリラックス音声よりも腰砕けになってしまいました。あまりの凄さに普段ツイッターをしない筆者がつぶやいてしまう程の感動だったのです…
正直これだけでこのコンテンツだけでゲームは他のどんなゲームよりも圧勝と言って良いでしょう。シャニマスファンはいますぐアイドルと電話をすべきです。

③キャラの着せ替えができる


これはシャニマスでもあったのですが、シャニソンは3Dということもあり、なんと全身で細かく着せ替えができるのです。ここはツイッターでも話題になり、キャラにメガネを装着できる!と、とても盛り上がっていました。ここも凄いコンテンツなのですが残念ながら実装してすぐということもあり、あまり着せ替え内容は多くありません。しかしこれは後々とんでもないエモさを生み出すコンテンツになりそうなので続報に期待です。

④曲が良いので音ゲー部分が楽しい!

筆者はあまり音ゲーをしないのでよく分からないのですが、難易度もあまり高いとは感じさせずエキスパートならなんとか少しの練習でクリアできるかな?くらいでとても遊びやすいです。しかも、スキップ機能もありますし、オート機能もあるので音ゲーがとにかく苦手な人向けでも安心して遊べます。オート機能はフルコンプしてくれるので達成報酬でジュエル等の報酬も貰えるのでストレスフリーで遊ぶことができ、ここの作りはとても良いです。そして何より曲が良い!ので何回やり直してもイライラしないですし、逆にいい気分になれます。

良いと思ったところはここで終わりで、次に逆にここは悪いと思ったところ改善してほしいところを書いていきます。

①育成パートが面白くない


シャニソンは音ゲーなのですが、音ゲーの為にキャラを育成をするので育成ゲームの側面もあります。育成でキャラを強く作ることができればスコアを伸ばせるので重要なコンテンツなのですが…
これがとにかく時間がかかります。筆者は30分くらいかかってしまいます。嬉しいことにオート機能があるので一回クリアさえしてまえば、そのクリアした難易度であればオート機能が使えるので1分もかかりませんが、そこの下準備にユニット分だけ時間がかかるのでそこは本当に難儀です。
育成パートが面白ければなんの苦痛も無いのでそもそも時間がかかることを悪いと思いませんが、シャニソンは育成パートがはっきり言って面白くありません。育成の日数を進めるたびにレッスンもしくは仕事、おでかけ、オフから選んで行動するのですが、レッスンをやるたびに毎回ミニゲームが挟まるのですがこれが面白くない上にシステムを理解しないと難易度が高いです。容は、制限時間内にカードを選んで相手を倒せばクリアなのですが、相手はとにかくいやらしい妨害をしてくるのでそこをかいくぐってクリアしなくてはならないので、上達を余儀なくされます。しかし上達したからと言って良い訳でなく、育成開始序盤から当たり前ですがレッスンがあるのでキャラクターが育っていない状態でレッスンを行うとミニゲームをクリアしづらくなるというレッスンとは何か?を体現させられます。

育成できれば早々にクリアできるので育成後半はミニゲームのストレスは多少軽減されますが、このミニゲームのせいでとにかくテンポが悪いです。本家シャニマスの様な仕様にしてくれたら良かったのですが…




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?