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ただの大学生 ここで思考を整理してます📝

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  • きゃんたの日記集

    ワイの日常の集積

  • 読書録

    ワイの読んだ本たちをたまにまとめたり

  • 創作まとめ的な

    とりま書けたものをここにぶっ込む

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4/14(木) 曇りのち雨(きゃんたの日記12)

大学三年生の生活が始まって一週間が経つ。今日は連日の暖かさ(というよりも寧ろ暑さ)とは打って変わって、とても過ごしやすい気候であった。春と夏とを行ったり来たりしているようで何だか楽しい。 さて、今学期から私の大学はほとんどが対面授業に切り替わったので、連日大学に通う日々を送っている。今のところ、遅刻や欠席はしていないのでなかなか好調な大学生活を過ごすことができているのではなかろうか。油断すると足元をすくわれるので、これからも頑張りすぎずに勉学に励みたい。 三年次からは、い

    • 私的2022年本屋大賞!

      はじめに2022年の本屋大賞は、4月6日に発表される。 今年の本屋大賞ノミネート作もなかなかの豊作で、正直どれが対象に選出されても納得できるくらいだ。 私は今年こそは全てのノミネート作を読みたいと思っていたのだが、4冊しか読了出来なかったので達成できなかった(本当にこれは読書家にとっての悩みなのであるが、自身の読書スピードを上回る勢いで読みたい本が次から次へと出てくる為、時間がいくらあっても足りないのである。)。 近年の傾向として、「蜜蜂と遠雷(恩田陸著)」や「そして、バト

      • 久闊を叙する(きゃんたの日記11)

        冬の厳しい寒さを経て、駘蕩の季節が来る。寝ぼけ眼の生き物たちは活動を再開し、満開の桜も春の匂いを乗せてすぐそこまでに迫っている。二か月ぶりの日記は何だか懐かしい。 日記を書かなかった期間、勿論色々な出来事があった。今回は、そんな既に思い出となってしまった過去の出来事を一つ一つ確かめていくように、つらつらと綴っていこうと思う。 二月のほとんどを私は高知県で過ごした。 というのも、普通自動車の免許合宿の舞台となるのが高知県の自動車学校だったからである。免許合宿とは言ったものの

        • ㊗節目(きゃんたの日記10)

           やっとこの日記も二桁目に突入した。自分が書きたいときに書くという姿勢でやってきた為時間がかかったのは当然の結果だろう。  初めてnoteに投稿した時から、約五か月。書き続けてみて何か変化はあったかと言われると、正直分からないというのが実情である。  だが、自分の考えや思いをこうして吐露してみて、意外にも溜め込んでいたものの多さに驚かされた。それは、自分を俯瞰的に見た感想である。  また、文章に乗せて書き連ねることによって、私の頭の中でグルグルと燻っていたものが明確にな

        4/14(木) 曇りのち雨(きゃんたの日記12)

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        • きゃんたの日記集
          12本
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          1本
        • 創作まとめ的な
          4本

        記事

          垢ちゃん

           家に帰ると、すぐに風呂場へと向かう。外で付着した汚れを落とすためである。  脱衣所にて服を脱ぐ。カチャカチャとベルトの紐を緩めると、今日という一日を耐え抜いた私の腹は、重力に逆らえずにタプンと弛み始める。何てだらしなく、醜く、それでいて愛おしい私のお腹。その腹の中には、別に新しい生命を宿しているといった神秘的な理由などなく、ただただ脂肪の極みであったが、それでも無性に愛着を抱いたのは確かであった。  白のクルーソックスと紺地のスラックス、紫のショーツを順に脱いで露わにな

          ギフト賛歌(きゃんたの日記9)

           今日、友人の誕生日プレゼントを買いに行った。私は「もらう」行為よりも「あげる」行為のほうが好きだ。二十年間生きてきて、沢山の人からもらってきた。愛情や友情といった目に見えないものから、玩具や洋服といった目に見えるものまで、もらってきたものの形は様々であるが、私の両手では抱えきれない程の優しさに包まれて生きてきたことは確かである。だからこそ、私も誰かに何かをあげたいという気持ちが次第に強くなっていった。自分にとって大切な人は尚更である。  私はこの先どれくらい生きることがで

          ギフト賛歌(きゃんたの日記9)

          過大な課題(きゃんたの日記8)

           駘蕩の季節は未だ遠く、暖房が効いた自室の机でかたかたとパソコンを打つ。  思い返せば、年明けの大学の授業は怒涛だった。それに付随する課題。課題。課題。課題の山!その奔流に揉まれる私は、呻吟の叫びを上げて死の汀を漂っていたと言っても良いだろう。一つ課題を提出したかと思えば、また次の課題が眼交に待ち構えている。酷使され、疲弊する脳味噌と身体。それは終わりのない労働。要するに、最早これは到底学習と呼べるようなものではなく、いかに自分に課された仕事を効率よく熟すことができるかの労働

          過大な課題(きゃんたの日記8)

          胃の中の蛙(きゃんたの日記7)

           正月、帰省、成人式。書きたいことは、膨大な量の思い出となって堆積されていったがそれも良しだろう。いくら忙しかったとはいえ、私としても、これが新年二回目の日記になるとは思いもしなかった。  時は遡り、先週の木曜日の晩。  突如として、猛烈な腹痛と便意が私を襲った。急いで便所に駆け込む。排出されたものは固体ではなく液体であった。止まらない液体の放出とは裏腹に、思考は何かを察したかのように冷静であった。  便所から出ても、私のお腹はグルグルと唸り声を上げており、自室と便所とを行

          胃の中の蛙(きゃんたの日記7)

          新年と信念(きゃんたの日記6)

          あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。🎍  何か新しいことを始めるにあたって、新年ほど適切な時節はないだろう。それが当人によって三日坊主で終わるか、習慣となるかは心々ではあるが、結果はどうであれ、行動を起こす意思それ自体は称えるべきものであると私は思う。  さて、思い返せば、昨年の私はアルバイトに明け暮れた日々を過ごしていたように思える。その忙しさにかまけて、自分の時間というものをあまり設けなかったことは反省すべき事柄である。ということで、今

          新年と信念(きゃんたの日記6)

          同窓会

          同窓会まで一カ月くらいを切ったので、それっぽい短編書いてみました! 読んでいただけたら嬉しいです〜! 以下本文です↓↓↓  「同窓会来いよ。」  端的にまとめられた文字の羅列が、無機質な携帯電話の液晶画面に映し出された。私のいる部屋の中が暗いからだろうか、この文字の示す意味が私には眩しすぎるのか、液晶が放つ光彩にいつもより目の奥が痛む。細めた目をこの文字の送り主の名前のもとへやる。矢島翔太。その名前の文字が紡ぐ音の響きを反芻しながら、脳内の深奥に押し込まれた彼との思い出を

          至鈍なるおいどん(きゃんたの日記5)

           近頃、やり始めたことがある。  それ即ち「本格的な語彙の収集」である。  今までは、分からない言葉に対して単に調べるだけだったのだが、書くことによって自分の中に蓄積される知識としてインプットしようと思ったのである。以下がその「語彙収集ノート」の抜粋である。  このノートに追加する単語には、実は自分なりのルールを設定している。  具体的には、 初めて見た単語である場合 単語は知っているが、意味を知らない場合 単語も意味も知っているが、漢字が書けない場合 と、こんな

          至鈍なるおいどん(きゃんたの日記5)

          簡浄な感情(きゃんたの日記4)

           自分の感情というものは、自分が一番理解できると思っている。  喜んでいる私、怒っている私、哀しんでいる私、楽しんでいる私。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ。喜怒哀楽。  そこに何一つ理解不能な感情などなく、あるのは徹底的なまでの俯瞰のみ。時には激情に振り回され、感情的な行動を取ってしまうこともあるが、これは、自分の理性を感情が上回ってしまうとでもいうのか、とにかく沸き起こる感情を制御できなくなってしまうというだけで、別段理解することができないというわけではない。例えるのなら、偶然

          簡浄な感情(きゃんたの日記4)

          頽落の日々と再生(きゃんたの日記3)

           朝晩の冷え込みが激しくなってきて、いよいよ本格的な冬の到来が迫ってきているのを犇々と感じる。  町を行き交う人々は外套に身を包み、かじかんだ手をポケットに入れて歩く人もいれば、スマートフォンを操作しながら歩く人もおり、その無数の人々が空気を振動させている。その振動がもたらす温もりは、冬の厳しい寒さと対照的だからかは分からないが、私には微かに心地よく感ぜられた。  私はあらゆる点において止まっていた。無際限に進み続ける世界の中で、私だけが、正確には私が知覚するものの中で私だ

          頽落の日々と再生(きゃんたの日記3)

          夕食

           少しだけ短めの作品を書いてみたので、稚拙な文章ですけど読んでもらえたら嬉しいです〜!書きたかったこととしては、夕焼けの空を見ていると何故か吸い込まれそうになるよねっ的なことを主軸に据えて自由にやってみました!  以下本文です↓↓↓↓↓ 青色と橙色の混交が空を覆っていた。和田楓は、その青と橙が互いの境界線を侵し、曖昧になっている灰色のような空間に視線を向けていた。そうすると、まるで彼女が彼女でなくなってしまうように、段々と彼女の身体も心も空に溶けていってしまうように感じられる

          9月下旬から今日までの近況的な(きゃんたの日記2)

           前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまったが、またぼちぼち再開していきたいと思う。これ以後も不定期更新が続くとするならば、もはや日記というよりも手記の方が適切かもしれないが、形としては日記を維持していきたい所存である。  後期の大学の授業が始まって約一カ月。対面授業とオンラインとの間を行き交いながら、時にバイトを、時に友人達と遊びながら日々を過ごしている。とはいっても、その肝心な対面授業には出席しないことが多い。一般大学生にあるまじき由々しき事態である。夜更かしに起因する寝

          9月下旬から今日までの近況的な(きゃんたの日記2)

          きゃんたの日記①

           最近は、気温もだいぶ涼しくなってきて、心なしか過ごしやすくなってきたような気がします。こういった季節の変わり目、もしくは寒暖差のちょっとした機微とでもいうのでしょうか、その些細な変化に私の肌が触れると、何だか知己に会ったような気がします。  さて、夏休みも終わり、私は今日から大学の授業が始まりました。始業は去年と同じくらいの時期ですが、小中高と夏休みは8月までという固定観念で動いてきた私なので、夏休みが9月まで続くというのは未だに慣れないです。ですが、いざ夏休みが終わると

          きゃんたの日記①