東京野菜ネットワーク即売所@ビームスジャパン レポート!
今回は「東京野菜ネットワーク」さんがビームスジャパンに出店した様子をレポートさせていただきます。
何を隠そう、食いしん坊な私(村人C)はとにかく美味しいものが大好きです。また、まだ食べたことがないものへの好奇心が強いです。
そこで今回は出店農家さんとのやりとりだけでなく、実際に買った野菜の美味しさについても超個人的な視点にてレポートさせていただきます。
◆加藤農園出店時の振り返り
前回加藤さんの出店では色々買ったのですが、特に黄カブと菊芋が好みでした。元々カブ好きですが、特に甘味が強く、蒸し焼きに塩をかけただけでバツグンの味に!菊芋はシャクシャクした食感で、クセになります。血糖値をさげるスーパーフードとしても!
菊芋を見かけた若いお客様が"菊芋は育てるのが難しいし、栄養価抜群ですよね。昔八百屋で働いてました"と、購入して下さるなど、楽しい販売体験もありました。
◆出店準備風景
さて本題。
前日深夜に雪が降り心配されましたが、無事に開催しました。本日は堀さんが店頭立ちを担当してくださいました。
なんの変哲もないコンパネに、かごや木の什器を華麗に設置し、堀さんの手にかかれば見栄えのする素敵なディスプレイに変身です。
上手く強弱をつけて高さを出しており、持ち込んだ量以上にボリューム感が伝わるレイアウトでした。
◆東京野菜ネットワークとは?
東京野菜ネットワークは、東京都内全域の生産者で組織する生産者団体です。
農協などの地域割りに縛られないオープンな生産者コミュニティを目指し、設立しました。
東京都は北西に多摩地域、南には小笠原諸島と、他の県ではみられないようなとても広いエリアを持っています。南の小笠原諸島は亜熱帯の地域。北西の檜原村は、高度800メートルを超える高地。そして、大きく広がる関東平野。これらの気候条件などによって、多種多様な農産物が生産されています。
こうやって見ると、東京とひと口に言っても広い!
◆出店レポート
さて、販売スタートしながらも合間を見て早速野菜の質問へ。
最初に気になったのは「檜原あわび茸」。
穏やかで物静かな印象の堀さんですが、こと野菜となると熱を帯びた説明がはじまります。
「奥多摩の檜原村で採れたあわび茸は、歯ごたえがコリコリとアワビを食べているのに似ていることからついた名前です。足も太いので、歯ごたえをいかしてバター焼きにすると旨味が増して絶品。または鍋に入れると芳醇な出汁が沢山出てきますよ!」
はい、購入決定です。
自宅にて豚バラ肉や大根と一緒に炒めて食べたところ、風味が他のキノコと比較しても抜群でした!うっかりバター焼きにし損ねたので、次回また買いに伺います。
「今日のおすすめは?」
「全ておすすめですが、"さわトマト極み"はいかがでしょうか?糖度がなんと12度以上。是非食べてもらいたいです!」
早速ビームスジャパン館内でトマト好きのスタッフに知らせたところ、即購入。
ほかにも"ごぼう"ひとつ取っても青梅の土がごぼうに適しているなど、普通にスーパーに並んでいたら分からない情報が加わったとたんに、さらに魅力的なものとして買い手に伝わります(村人Cはごぼうも買い足しました)。
スタッフも、ビームスジャパンリピーターのお客様も、堀さんから+αの情報をもらいながらまとめ買い。
あっという間に八丈フルーツレモンや甘夏が完売しました。堀さん曰く「予想外のものが売れていますね」とのこと。
その他、普段はなかなか手を出す機会がない"東京うど"についても「酢味噌和えが定番ですが、ペペロンチーノにしても美味しいですよ!」
早速買って試しましたが食べやすい!独特のクセもペペロンチーノだとシャキシャキ食感が楽しめて、モリモリ食べれました。飲食店も経営している料理上手なスタッフからは「このクセがよい、お酒のつまみにいけそうだね」とのことでお持ち帰り。
堀さん曰く、「光の入らない”室(ムロ)”と呼ばれる地下3mほどの穴の中で育てられます。東京独特の方法で、採れる場所も限られているんです」
地下で育てられるため、真っ白でアクも少ない東京うど。「独特の風味が苦手なんだよね」という方にもおすすめです!
◆ 1月のBEAMS JAPAN村レポート
雪もありましたがスタッフが無事に避難させてくれたおかげで、すくすくと育った1月。
寒さで凍ってしまった土も、無事に解凍(植物に精通しているスタッフKさん、流石のフォロー)。
最後に…
あと1回、ビームスジャパン(新宿)にて直売所が開催されます。前回買えなかった方やリピート買いされる方、是非お待ちしております。
2/27(日) 東京野菜ネットワーク※〜16:30迄出店予定
今回もお付き合いいただきありがとうございました!