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ニートは天国?実際に経験して思ったこと

こんにちは!びーむです。
現在はデザイナーとして活動してますが、その前は色々あってニートをやっておりました。
ニート期間中のほとんどはポートフォリオを作ったり、デザインの勉強をしていたのですが、それらに取り組む前はかなり自由な生活をしていました。

なかなか貴重な経験をしたので、振り返りと戒めを兼ねて書いていきたいと思います。
ちなみにニートになってしまった経緯については、こちらでお話ししていますので興味があればぜひ!


ニートって天国

3時に寝て11時に起きる生活

そもそも「出勤する」という概念がないので、文字通り好きな時間に寝て好きな時間に起きてました。
昼夜逆転こそしなかったものの、毎日夜3時近くまで活動してから昼近くになったら起きるという、だいぶ不健康な生活です。

夜更かしをしていたので寝るのが遅かったのですが、実は当時不眠症気味でもあり、布団に入っても3時間くらい寝付けない日が多くありました。

仕事をしていた時は「明日に響くから早く寝なきゃ!」と焦り、心療内科で処方された薬を飲んで無理矢理寝ていたのですが、ニートではそういう心配をしなくて良いので気づいたら自然と眠れるようになってました。

それどころか「一日寝なくても死ぬわけじゃないし、眠くなったら寝ればいいや!」という、ポジティブマインドまで獲得することができてラッキーでした。

ゲームし放題

ニートになると自分の時間がめちゃくちゃ増えるので、これを利用してスプラトゥーン3を遊びまくってました。

バトルに参加したり、アルバイトでイクラを集めまくったり、フェスに参加したり…と、かなり熱中してました。もともとスプラは好きで2の頃からやっていたのですが、時間を気にせずに遊べるのは最高だな〜と思いました。疲れたら寝る、起きたらまた遊ぶで無限ループの完成です。

あまりにも自由で楽しい生活だったので「ニート万歳!最高!!イエイ!!!」などと思っていましたが、悲しいことにその状態はそう長くは続きませんでした。ひと通り自分のやりたかったことを満喫した後、徐々に現実が見えてきます…

天国の後、地獄がやってくる

現状に危機感を覚え始める

ニート生活が続くと「あれ…?私このままで大丈夫なのか?」と、突然現実の心配をし始めました。

当たり前ですが、自分が行動しなければこの現状は変わりません。空から内定が降ってきたり、何もしなくても仕事が決まることなんてないのです。(あってほしいですが←)

なので、そのことに気づいてしまってからは「あ、普通にヤバいじゃん」と焦り始め、やるべきことをやっていこうという気持ちになりました。

目に見えて減る貯金

お 金 が 、 な い 。
それもそのはず、働いていないので収入はありません。毎月決まったお金が入ってくるどころか、国民健康保険と国民年金で出ていく始末です。

いちおう失業手当を受給してたので、全く収入がなかったわけではないのですが、受給期間が定められているのでいつか終わってしまうという恐怖がありました。

なので、残り日数が半分を切ってしまうと「あと◯日で終わってしまう…それまでに転職先決まるかな…」の不安オンパレードでした。

常につきまとう不安や焦燥感

「貯金がどんどん無くなっていく…失業手当もそろそろ切れる…」
「このまま転職できなかったらどうしよう…もし転職できたとしてもうまくやっていけるかな…」
「そもそも自分の実力で転職が可能なのか…?」

などなど、常に不安が頭の中にありました。
「じゃあ考えなきゃ良いじゃん!」という話ですが、残念なことに考える前に不安な気持ちの方からやって来るので、どんなに楽しい時でも心の底からは楽しめなくなります。

あんなに熱中していたスプラトゥーンも、そういった不安や焦りから次第にプレイしなくなっていきました。

まとめ

ニート生活は最初こそすごく楽しかったものの、次第にその感覚が薄れていき、最終的には不安や焦りの気持ちが大きかったと、振り返ってみて思いました。
そういう危機感を覚えたことで、転職活動により力が入ったというプラスな面もありましたが、やはり気持ちは落ち着かなかったです。

ですが、不眠症が改善されたり心身ともに元気になれたのは、この生活のおかげでもありました。デザインの勉強やポートフォリオ制作に使える時間もたくさん確保できたので、ニート生活は一長一短だなぁと感じます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はいよいよデザイナーになったお話について書いていきたいと思います!

ではまた!

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