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コミュニティにおける「継承」とは何か? - #JBUG #コミュニティ運営

夕焼けアイコンのジャーニーマンです。初期の頃からJBUG東京の運営メンバーをしています。先日、東京リーダーの 西から来た馬ヅラの男 さんが、最後の大仕事「BacklogWorld re:Union by JBUG」開催を終えたコトを受けて、コミュニティにおける「継承」について書いておこうと思います。

メモ:本noteは #毎日連続投稿 122日目、通算201本目クリエイティブです。


これまでの背景

オフラインで開催する予定だった「BacklogWorld」02/29(土)、同じくオフライン開催予定だった03/12(木)の「東京re:Cap」が終わったタイミングで、運営リーダーの交代を計画していました。

実際は、「BacklogWorld」も「東京re:Cap」も中止となりましたが、先が見えていなかったので、3月下旬に当初の予定通り、東京リーダー交代を進めました。


「継承」とは?

コミュニティにおける「継承」とは何か? をずっと考えています。年次のカンファレンスでは実行委員長や運営委員長が毎年変わるケースが多いため、前任者が事務局の参謀になり伴走する形で引き継がれています。

ただ、ほとんどの支部は、リーダーが地域全体のキーマンになっており複数年リーダーを勤められるコトが常態化しています。そんな中、コミュニティでずっと課題として認知されているのが「世代交代」です。しかし、現実は担い手がいない状況です。

運営メンバーの誰かが担当? イキが良い若手を見つける? いえいえ、そう簡単ではありません。なぜなら、交代したリーダーが「コミュニティのカルチャーを体現できる」のが望ましいからです。つまり「継承」できるコトが求められるのです。


「継承」において大切な3つのコト

自分自身も何度も経験した訳ではないですが、そばで見、体験したコトを通して感じる「継承」するにあたって大切なポイントを3つご紹介します。

< 1. 求められてなる >
自薦他薦という次元ではなく、コミュニティの看板として求められてなる人物がなるべくしてなる、それが理想だと思います。
< 2. カルチャーを体現している >
良くも悪く世代交代をするほど続いてるコミュニティにはカルチャーがあります。リーダーになる人物の振る舞いや考え方がそのコミュニティのカルチャーを体現していると一貫性があり、運営メンバーも参加者も受け入れやすいと思います。
< 3. リーダーの伴走者である >
常にそばで一緒に走ってきたメンバーはリーダーの仕事を良く見ています。右も左もわからない状態ではなく、近くで気心知れた間柄であり、リーダー自身が頼りにする存在であれば、他のメンバーも安心できると思います。

3つポイントを簡単にご紹介しましたが、正解はないと思ってもいます。その時々でどんな選択がベストなのかを運営メンバー全員で議論して合意形成できると良いと考えています。

運営の第一線を退くコトは、リーダー個人としては強い寂しさを伴う出来事です。コミュニティが立ち上がって軌道になり始めたら、世代交代を意識したナレッジの蓄積やリーダー頼みにならない土壌を作る工夫が大切だと考えています。


最後に…

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