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体験の設計から考えるオンラインの届け方

夕焼けアイコンのジャーニーマン ( @beajourneyman 長いので"ジャニ"って呼ばれてます) です。オンラインの体験について、一緒に考えたメモです。関わってくれる皆んなとどう過ごしたいか考えて、"引き算"も怖くないと思った話しです。


リッチな非同期コンテンツ

いろいろなコミュニティの運営やイベントのオーガナイズをオンラインにシフトしてきて、できたひとつの型があります。

Zoom + OBS + YouTube などを駆使して作り込んだ #ライブ配信 です。ただ、それは非同期で後から誰でも見られるコトを想定して考えた型です。2つの非同期コンテンツは #togetter によるツイートまとめと動画アーカイブです。

多数のソフトウェアを連携して使いオペレーションも複雑です。複数回イベントを実施する中で、オペレーションの簡略化を進めてきました。今ではワンオペ配信でも実現できるようになっています。


オープンな配信とアーカイブをやめてみる

TouTube や Facebook Live などのへのライブ配信を止めてみる。思い切った決断で、複雑度が一気に下がります。

準備は配信枠を作ってストリームキーを紐付けるだけですが、遅延や映像音声をモニタリング開始終了のオペレーションが要らなくなるため、負荷の軽減は効果はとても大きいです。

Zoomのみで実施が複雑度1だとすると、Zoom + OBS + YouTube は3つの連携で 3 × 3 = 9 の複雑度になるイメージです。やっぱり"誰でも"できるモノではありません。


体験を損なわずよりシンプルにしてみる

OBSを使って行っているコトは大きく2つです。ひとつはシーン作りと切り替え。開始前、メインセッション、休憩、終了などのシーンに合わせて、音と画を事前に作り込んでおけ、任意のタイミングで切り替えできます。もうひとつは、Zoom以外のコンテンツの埋め込みです。例えば tweetdeckのタイムラインです。

シーンも埋め込みも捨てたらどうなるでしょうか? 

シーンはZoomの画面共有にして、タイムラインはZoomのチャットでいい。割り切ったとしても、体験の質が飛び抜けて下がるかというと、そんなコトもないかなと思いませんか?


良い体験を届けるために

シンプルで運営負荷がないけれど、参加者の皆さんと登壇者さんと運営が"一緒に"盛り上がるために、今度は昔少しかじった「Comment Screen」を使ってみようと思っています。スクリーンにワイプして文字が流れたり、絵文字でリアクションを送れるツールです。

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OBSとtweetdeckで実現していたハッシュタグ付きのツイートも連携して拾える優れモノ、実際に運営会議で試してちょっとしたコツも掴めたので楽しみです。

アカウントと紐付いてツイートするのは敷居が高いと思っていた方は匿名で、テキスト打つのが苦手方は絵文字のリアクションで、とても気軽に双方向のやりとりに参加できます。もちろん、実況ツイートでいつも応援してくれる皆さんもご一緒できます。

"オンライン"でも「初参加が最高の体験!」と感じていただけるよう準備中です。お楽しみに!!


最後に…

どんなイベントになるかは、09/10(木)の #PRLT # 26 に参加して体験していただけると嬉しいです。抽選ありの公募LTもお待ちしてます!!

Twitterやっています。noteの更新のお知らせやインプットになるイベント中の気付きをつぶやいています。タイムラインでお話ししましょう。

https://twitter.com/beajourneyman


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