リコー・GXR Mマウントユニット + Summilux 50mm
先ほど香港フォトウォークの記事を紹介したところですが、香港では持参したGXRのMマウントユニットを使用しませんでした。
単純に暑すぎて、レンズやユニットを交換するのが億劫になっていました。
香港から帰宅後まだ日暮れまで時間があったので、あらためてGXRのMマウントユニットにLeica Summilux 50mm を装着して近所の公園まで散歩に出かけました。
散々香港を歩き回ったあとでヘトヘトでしたが、どうしても試してみたかったので(笑)
GXR + Mマウントユニット + Summilux 50mm
外観はこんな感じになります。
相当格好いいです。マウントアダプターなくそのままMレンズを装着できるので、見た目的にもスッキリ。色合いもGXR本体と相性バッチリです。
早速ですが、作例紹介です。
まだ外が明るく、EVFがないので、10年以上も前の機種のモニターでのマニュアルピント合わせはかなり厳しかったです。
が、絞った遠景であればピントはあってくれるので大丈夫。
絞ったときの解像感、すごいです。
香港の記事にも記載しましたが、ビルの窓のシャープさなど、感覚ですがむしろM11につけたときよりきれいな感じがします。
雲の感じなども自然で、色合いもいいです。私のような初心者のちょっとしたレタッチですごくよくなります。
さて、近くの方はやっぱりEVFがないとピント合わせが辛い…
花の写真も、花にフォーカスしたつもりがその後ろの花の茎にバッチリピントがあっています(笑)
でもピントがあったところはすごくきれいな印象です。
GXRの色味との相性も自分的には好みです。
ただ28mmのGRレンズをつけた時もそうですが、緑がきつめに出る印象がしました。
ライカのレンズだから当然かもしれませんが、風合いもライカに近い感じに思います。
そういう意味だとあえてこの10年以上前のカメラを使う意味もないのかもしれませんが、モジュール式という面白いコンセプトのカメラを使ってみたかったのと、私が購入したユニットはAPSCセンサー搭載で、古いといっても十分きれいな写真を出してくれるので、そのビルドクオリティと相まって、シグマfpとともに所有していて楽しいカメラの一つかと思います。
最後に光と影の感じの作例を。
という感じで、28mmのGRレンズユニットとともに、このMマウントユニットも使って色々と楽しめそうです。
古いカメラですが、GRの購入自体が難しい今、レンズ交換ができるGRで、更に価格がある程度リーズナブルという考え方で、故障のリスクを除けば面白い選択肢の一つかと思います。
最後の余談ですが、
このGXR、メニューのUIデザインもすごくいいです。
古いコンデジだと、UIで感覚的に古さを感じでしまうのですが、これはとてもシンプルで使いやすく、現行のカメラと比べなんとなく感じる違和感が少ないです。
引き続き、カメラ沼にはまっている2024の中間です。
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