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#45 人が強くなるとき

自分で強くなった(精神的に)と思う瞬間はいつですか?

部活でレギュラーになれなかった時、好きだった女の子に振られた時、受験がうまくいかなかった時、家族が死んだ時、職を失ったりしてそこから立ち直った時だと個人的には思ってるのですがどうでしょうか。

今日は俺自身が自分の人生の中でそうだったなと思う瞬間の話をしてそこから学び得たことを話すことで誰かの復活の一助になればいいなと思って書きます。

まず、俺の人生の中で一番打ちのめされたできごと、いわゆる人生のターニングポイントは三つあるんだけど多分みんながいちばん興味を持ちそうなことは、多方面にご迷惑をお掛けする可能性がかなりあるので気になる人は個人的に聞きに来てください。

聞かれたら答えられる範囲では話します。

それで残る二つは話せるから話すんだけど、片方は俺が大好きなじいちゃんの話でこの前若干変えたから今回はなし。

じいちゃんトークはいくらでもできるのでお待ちを。笑

それで今日は、なんの話をするかって言うと2020年2月16日にあったことを話させてもらう。


2020年2月16日

我が家の愛犬の桃が天国に旅立った日です。

我が家の犬の話とかあんまりしたことがないから、知らない人も多いと思うので最初から一応話します。

2010年4月12日に愛知県岡崎市で生まれた桃は兄弟がおらずまた親の帰りも遅いことを両親が気にして一緒に育てながら留守番する相手が必要と考えて飼った茶色でメスのトイプードル。

生後、1週間で岡崎からはるばる神奈川の実家にやってきました。

初めてうちに来た日から僕には懐いてて何をするにも本当の妹のように僕の足元にくっついて離れない、俺も兄弟がいないからほんとに人間ではないけれど兄弟のようにお世話してた。

たまに、悪さするから叱ると噛みついて喧嘩になることもあったけど本当に楽しい日々だった。

東日本大震災の時なんか、2人で怯えて机の下に隠れたし西麻布から徒歩で帰宅すると言った母親のことを2人で夜中まで待ってた。

けど、中学に入ってからはここはちょっと話せないんだけど家族間の大人の事情で俺と過ごす時間よりも岡崎にあった母親の実家で過ごす時間の方が長くなってきた。

その間に出産もして娘息子は合わせて6匹いる。

色々な事情で会う時間はほんとに少なくなってしまったけれど、俺に会うと取れるんじゃないかってくらい勢いで尻尾を振って走り寄ってくれる。

俺の勝手な思い込みだけど、俺以外の男家族は嫌いで唯一男家族の中では好かれてた。笑

それで、俺の受験とかも重なってほんとに会うのが数ヶ月に一回とかになってしまった。

そして、運命の日は突然訪れてしまった。

けれど、犬を飼ってる人からしたらあり得ないかもしれないけれど俺が桃が亡くなってしまったことを知ったのは3月10日だった。

ちゃんと呼んでてくれる人は気づいてると思うけどそう、俺が知らされたのは1ヶ月近くあと。

というのもその当時、浪人してて進路が決まるか決まらないかの瀬戸際だった。

その時も、桃は岡崎にいて一緒に生活してなかったんだけど

俺以外の家族は、桃が亡くなってることを知っててそれでも俺の人生が大事で桃が亡くなったことで落ち込み何も手につかないことを避けたかったそうだ

そんな家族の思いに応えられず、受験が終了して岡崎の家族が急に関東に遊びに来ると言われひさしぶりに桃がに会えると楽しみに待っていた

親戚一行が家に来てもどこにも桃の姿が見当たらなかった

車で来ていたのでまだ、降りてきてないのだと思って迎えに行った

でもいない

俺は、親戚一行に桃は留守番なのかと聞いた

でも何も応えない


そして、泣きながらピンクの袋に包まれたものを渡された

骨壷だった

そのあと、俺は骨壷を抱えたまま祖母から亡くなった経緯について事細かに話され葬儀も自分たちで終えたことを伝えられた


正直、あまりの出来事に今思い返してみてるけどその時の記憶は全くない

自分の人生の進路も決まらないなか、大好きな家族が突然いなくなったことを伝えられて正直何をしていいかわからなかった


色んなものに八つ当たりをした記憶がある

その当時付き合ってた彼女にも今振り返ればめちゃくちゃ酷いことした

その当時、本当に俺の人生ここで終わってもいいやって本気で思った


けれど、毎日何もせず2週間くらい過ごしてくうちに自分がぼーっとしてても世の中は刻一刻と変化してくことに急に気がついて怖くなった

このまま、俺がいなくなっても何も残らない。

それでただ死んで、もしあの世で桃に会った時になんて顔つけすればいいのかわからないなってあるときふと思った。

そしたら、じゃあ何者かにならなきゃいけないじゃんって思えたことで今まだ多分生きてる。

最初は立ち直った経緯を書いて誰かのためになればいいなって思ったけど、書いてて完全には立ち直ってないことに気がついた。笑


でも、これだけは言えるんだけど死んでしまった人はもう戻ってこないけどもしその人の生まれ変わりの人や自分が死んでその人と同じとこに行けた時にあって恥ずかしくないようにしなきゃって思いに俺はもう一回人生がんばろって思えたし、これから先も悲しいけど生きてるってことは誰かが死ぬってことだからその死を乗り越えなきゃ行けない。

そういった時にその気持ちが少しでも楽になる秘訣になるんじゃないかなって思う。

ちょっと、読み直すだけで俺自身は泣いちゃいそうなので今日はこのまま投稿します。

いつと読みにくいと思うけど、いつも以上に読みにくかったらごめん。

今日も読んでくれてありがとう。




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