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巣鴨のんびりライフ

休日の午前中。都電荒川線沿いで用事があったので、ふと思いついてふらっと巣鴨に赴きました。

目的地は巣鴨湯。2022年10月にリニューアルしたばかりの銭湯で、畳が敷かれた浴室など和モダンな雰囲気に惹かれて気になっていました。

アパートの1階にある銭湯

というのも最近友人と一緒に久しぶりに銭湯に行って、ここがおすすめという情報を聞いたばかりでした。

巣鴨湯はその雰囲気はもちろんのこと、サウナがおすすめ。なんでも女湯では珍しい90度という高温に設定されているそう!さらに20分ごとのオートロウリュもある…。


最寄りは都電荒川線の庚申塚(こうしんづか)という駅。歩いて1分ほどと駅チカなのも嬉しい。巣鴨の代名詞、巣鴨地蔵通り商店街のすぐそばです。

この路面電車の雰囲気がまた良い

巣鴨という街自体初めて来たけれども、好きだなぁこの感じ。なんで潰れないのか不思議な店も多いけど、その雰囲気のまま潰れないでほしい。


12時営業開始で12時半ごろお店に到着しましたが、サウナは入場制限前最後の滑り込みで入れました。巣鴨湯はリノベーションされているだけあってとても綺麗!洗い場の畳も心地良いです。

サウナは噂通りめちゃくちゃ暑い(熱い)。たまたま最初に入ってすぐにロウリュのタイミングで「あ、これは無理かもしれない」と思ってしまいました。しかも席がそこしか空いてなかったせいで一番上段だったのでなおのこと…。

間違いなく過去最速レベルで汗が吹き出てきました。結局なんだかんだ3周してしまったのですが、2周目からは二段目に座りました。

露天風呂や外気浴が無いのは少し残念だけど、洗い場とは別の部屋になっていて静かなのでそこまで不満には感じませんでした。休憩スペースは格子窓から外の空気や音も感じられます。王様椅子とインフィニティチェアがあるのも良い。

銭湯なだけあってサウナ室も浴室全体もコンパクトな作りなので、ここは一人で静かに気ままに過ごすのがちょうど良さそう。実際私は今回一人で訪れたのですが、普段は改めて考えないようなことにゆっくりと思いを馳せるのに良い場所でした。

脱衣所も畳の心地が良いです。ドライヤーが有料なのと3台しか無いのは少し困りましたがこれも銭湯ならでは。髪を満足行くまで乾かしきれないので、こういう時はいつも頭の上でお団子を作ってしまいます

受付へ戻るとかわいいすがもんがモチーフのグッズがたくさん。すがもんは巣鴨地蔵通り商店街の公式イメージキャラクターです。友人が持っていたタオルを見て絶対に欲しいと思っていたので即購入。カラーバリエーションもたくさんで選ぶのが楽しかった!

黄色を選びました


お店を出たのは14時過ぎ。まだあたたかい昼下がりに、とことんサウナやお風呂でゆっくりした後特有の身体と頭がホクホクした感覚で商店街を歩くのはとても気分が良いです。

頭の上にお団子乗せて、お風呂グッズの入ったリュックを背負って、ほくほくしながら商店街歩いちゃう。

お昼ごはんがまだだったので、商店街の中を歩いて食べたいものが無いか探します。和菓子や煎餅店、小料理屋…。道路に露店なども出ていて、お年寄り向けの品がたくさん並んでいます。手編みの帽子とかも売ってる。

海鮮、いいなあ。海鮮丼とか食べたい。のぼり旗が目に入ったのでここに決めました。

カウンターに通されて、私が頼んだのはマグロとサーモンの2色丼。身がとても柔らかくて、酢飯もとても美味しかったです。お茶があっつあつで出てきたのも個人的には好き。ごちそうさまでした。

帰り際、焼けた肌にタオルはちまきの大将と思しき人に「とっても美味しかったです」と声をかけると、気持ちの良い笑顔でありがとうございます!と応えてもらえました


巣鴨地蔵通り商店街のHPにはこうあります。

巣鴨という街は、お客さまがおもてなしを受け、心を癒され、のんびりと気分も体も晴れやかになっていただける「歴史と文化を大切にした人に優しいまちづくり」をこころがけています。

巣鴨地蔵通り商店街HP

まさにそんな気持ちになれました。

巣鴨湯はとても素敵でしたが、何よりこの街にある銭湯というのが良いのです

巣鴨は他にもまだまだ行きたいスポットがたくさんあるので、また来たいな。

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