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頭皮ケアも出来るBeオーガニックヘアオイル こだわり成分の全容を公開

稲垣大輔です。
このNoteは「小さな一歩から始める、未来の地球へのアクション。」をテーマに、未来へ一歩踏み出したくなるような情報を発信しています。

少し前の話になりますが、今年の5月に新商品「Beオーガニックヘアオイル」を発売しました。

Beといえば、国産のサステナブルビューティーブランドと思っていただけるように、
今回も国産原料とサステナブルにこだわって作りました。

おかげさまで香りや使用感について大変好評いただいており、嬉しい限りでございます。
今回はこだわってきた開発の裏話を含め、WEBサイトやPOPには書ききれない商品の魅力を書こうと思います。

■「Beオーガニックヘアオイル」の簡単な特徴

①認証取得
エコサートコスモスオーガニック認証と日本オーガニックコスメ協会が定めるJOCA認証をダブルで取得しています。

②国産の有機原料をふんだんに使用
東京都利島産の有機ツバキオイル(※詳細後述)をはじめ、静岡県産の有機ハーブ、岩手県産の有機米およびヒエヌカ、島根県産の有機桑の実、桑白皮など、国産原料をふんだんに使用しています。

③地球環境に配慮した容器
サステナブルビューティーブランドとしてオーガニック成分など、ヘアオイル自体の原料や認証にこだわるだけでなく、容器に再生紙やメカニカルリサイクルPETなど地球環境に配慮した原料を使用しています。
また、メカニカルリサイクルPETを更にリサイクル可能なように塗装レスの容器にしており、ゆくゆくは容器の回収も見据えています。

■ダブル認証取得

本商品は、2021年10月に発売した「Beオーガニックバーム」に続き、エコサートコスモスオーガニック認証と日本オーガニック協会が定めるJOCA認証をダブルで取得した、弊社で2つめの商品です。

なお、エコサートコスモスオーガニック認証は世界シェア約75%を誇る認証マークです。
世界で基準を統一した認証としては初めてのもので、厳しい審査を通ったブランド・商品のみに付けられます。

エコサートコスモスオーガニック認証

またJOCA認証は、「日本オーガニックコスメ協会」が定めているJOCA認証基準(後述)を満たしている商品に付けることができる認証マークです。
世界的に見ても特に厳しい基準で、完全合成成分フリーであることが条件ですので取得できる商品は世界的に見ても限られています。

JOCA認証基準
1、基本原料について
基本的な原料は、自然界で循環することが出来、自然界のバランスを壊すことがないものであること
2、製造方法について
基本原料が天然成分であることに加えて、その製造方法及び製造過程においても合成成分を使わないことを求めています

JOCA認証

■開発において苦労したこと

こだわったポイントは数えきれないほどありますが、厳選すると下記の3点です。

・全身に使えるレベルの安全性を確保すること
・お客様が様々なシーンで使えること
・使って気持ちが上がる使用感や香りになるようにしたこと

そのために何度も試作を重ね、使用感のテストを繰り返し、どこにも負けない使用感を実現したという自負があります。
開発段階でたくさん課題がありましたが、一番苦労したのは開発終盤でした。

極限までオイル純度を高め、添加物の使用を控えたことにより、オイルが酸化して香りが変わってしまいました。
特に酸化しやすいオリーブオイルの香りの変化により、Beブランドとしてこだわっている香りが損なわれてしまったのです。
連日連夜どうしたらよいか話し合いと試行錯誤を何度も繰り返しました。
最終的にはコスト度外視でオリーブオイルに精製工程を追加することで安定性を保持し、香りが変わらないように改善しました。

添加物の配合は認証取得出来る範囲に抑えて、オリーブオイルを精製する工程を追加する分だけ商品価格を上げることも考えました。
しかし、お客様が手に取りやすい価格に収めるため、最終的には商品価格は据え置いたままで発売を決定しました。

目の前の利益を考えたら、「商品価格変更しないのは間違い」と言われることもあります。ですが、これは弊社商品を取り扱いいただく小売店様、そしてお使いいただくお客様と長い目で信頼関係を築くための先行投資と割り切っての決断です。

これだけ思いを込めた自信の商品なので、よりたくさんの方々に手にとっていただきたいと思います。

■【推奨】頭皮ケアという使い方

私の中で、ヘアオイル=髪のスタイリングやダメージケア、のイメージでした。
しかし、Beオーガニックヘアオイルはオーガニックにこだわっているからこそ、髪のケアはもちろん頭皮のケアにも使えるのがおすすめポイントです。

ヘアオイルを使う目的と使うタイミングを簡単にまとめてみました。
・頭皮ケアとして使う場合
 シャンプー前(髪を濡らす前)に頭皮に付けてマッサージ
・髪の毛のダメージケアとして使う場合
 トリートメント後に髪に付けて洗い流す
・スタイリングとして使う場合
 ブロー前後に使用。髪が濡れている状態で使うことでドライヤーの熱から守り、乾いた状態で使うことで広がりやハネを抑え、まとまった髪に。

なお商品開発段階でお取引先の美容師さんに協力いただき、頭皮ケアの効果をテストしました。
テスト方法はシャンプー前に頭皮の右半分のみにBeオーガニックヘアオイルを付けてマッサージ。その後、頭全体をシャンプーし、タオルドライ後にマイクロスコープで頭皮の状態を観察するというものでした。
結果、Beオーガニックヘアオイルを付けてマッサージした右半分の方が頭皮が左半分と比べて潤っているという結果が出ました。

■おすすめの使用目的と有効成分について

Beオーガニックヘアオイル」は
①髪の毛の、内部ダメージケア
②髪の毛の、外部ダメージケア
③頭皮のケア
④スタイリング
という4通りの目的で使用できます。それぞれの使用目的に対して有効な成分とともにまとめてみました。

①髪の毛の、内部ダメージケア
▶︎利島のオーガニックツバキオイル
利島にある日本古来の品種であるツバキ科ツバキ属の藪椿(ヤブツバキ)の種子から採取される油のみで精製されています。完全無農薬でつくられており、2019年に原料としてのエコサートコスモスオーガニック認証を国内初取得しました。

利島の椿油は、ユチャなどの外国生まれのツバキ種子油が含まれる「カメリア油」「カメリア種子油」とは区別される希少な植物油です。
利島ならではの地質や独特な栽培・精製方法により、他にはない特徴を持っています。

東京から南へ140kmほど離れた島の土壌の玄武岩地質は、植物の成長促進や病害虫への耐性向上に働く二酸化ケイ素を含むことから、椿の完全無農薬栽培を可能にしています。

また一般的な農地では使った農薬が土を通して川に流れ、川から海に流れるため、農薬の影響が分散されます。一方利島には川がありません。ですので、生活で使用する水は雨水から使用します。農薬を使うと土から川へ流れず、農薬の影響が農地に集中するか雨水に流れ込んで蓄積されてしまいます。なので利島は島全体で無農薬を徹底しており豊かな土壌が保たれています。

さらに利島の椿油は、2019年に原料としてのエコサートコスモスオーガニック認証を国内初取得しました。

▶︎椿油の精製
利島の椿油は、上質な油が多く含まれる一番搾り製法にこだわっています。
また油が酸化してしまわないよう、搾油された椿油はすぐに島内で精製して新鮮な状態で届けています。

▶︎岩手県産ヒエヌカオイル
岩手県は雑穀の日本一の産地であり、中でも花巻は、ヒエの国内生産の8〜9割を生産しています。
ヒエは代表的な雑穀であり、健康食品で注目を集めている食材ですが、ヒエヌカはこれまで畑に肥料としてまいたり、一部を家畜のエサとして混ぜる以外に用途がなく有効活用されていませんでした。

このヒエのヌカに注目、オイルやエキスを抽出することで機能性の高い世界初の化粧品原料が誕生しました。
化粧品材料として開発し利用価値を高めることで、ゴミを出さない循環型のシステムを構築しています。

溶剤を使わず圧搾法で製造され、100kgのヒエから150gしか取れない稀少なオイルです。

ヒエヌカオイルには以下の成分が確認されています。
・ルテイン、ゼアキサンチン、ビタミンE、リノール酸

特にルテインは、頭皮のエイジングケア*に、ビタミンEとリノール酸は、髪にうるおいやツヤをあたえる効果が期待できます。

*年齢に応じた肌のお手入れのこと

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000051332.html

②髪の毛の、外部ダメージケア
▶︎精製有機オリーブオイル
主成分のオレイン酸は肌になじみやすく、肌の柔軟性を保つビタミンEやポリフェノールを含んでいるのでエイジングケア*にも用いられています。

さらに、今回は精製オリーブオイルを使用しています。
オリーブオイルはもともと酸化しやすく、酸化すると匂いがきつくなりやすいのですが、この精製オリーブオイルだと脱臭・脱酸・脱色を目指して作られているので、オリーブオイルの効果はそのままに、酸化と独特な香り立ちがしないように防いでくれます。

*年齢に応じた肌のお手入れのこと

▶︎有機ブロッコリーシードオイル
エルカ酸を多く含み、天然のシリコンと呼ばれる伸びの良いオイルを配合しています。
ビタミンAを含み、熱や紫外線から髪を守り、ツヤを与え、うるおいを守ります。

▶︎ヒマワリ種子オイル
オレイン酸とビタミンE配合で、髪の毛の水分をキープしながら補修をサポートします。

③頭皮のケア
▶︎岩手・島根県由来の原料 Beオリジナル発酵粕エキス
有機JAS認定を取得した農地で栽培された国産の「有機米」や「有機桑の実」を使用したオリジナル原料で、キメを整えて明るい印象のお肌へ導きます。

▶︎有機ゴールデンホホバオイル
南米産のオーガニック認証オイル。
汚染されていない透明感のある黄金色のオイルは、高いエモリエント効果で髪の毛を包み込むようにして乾燥を防ぎます。
頭皮の皮脂と近い成分で毛穴汚れにもなじんで浮かせる効果を期待できます。

▶︎有機桑白皮エキス
成長期、退行期、休止期というヘアサイクルを整え、抜け毛を予防してくれます。

④スタイリング
▶︎利島のオーガニックツバキオイル
ツバキオイルには、キューティクルにも存在する86%ものオレイン酸が含まれています。
そのためキューティクルを整え、髪の内部に水分を保つ働きがあると言われています。

▶︎岩手県産ヒエヌカオイル

▶︎有機ブロッコリーシードオイル

▶︎有機ゴールデンホホバオイル
上記3成分は髪の毛にうるおいを与えます。(詳しくは上記)

▶︎静岡県落合ハーブ園産 有機ハーブ
昭和62年(1987年)よりハーブ栽培を始め、1996年に完全無農薬化。

防虫菊、木酢、銅剤などはいっさい使わず、害虫対策は防虫ネットを使用し、ハウスでの栽培も取り入れ、香り高く味の濃い安心安全なハーブを栽培し続けています。

平成23年(2011年)には、それまで15年間、耕作放棄地だった農地約600坪(約1983㎡)を、近隣原料用ハーブの栽培農地に転用する「遊休農地・耕作放棄地活性化プロジェクト」をスタート。

それまでは伸びた雑草を刈るためにトラクターを動かして CO2を排出し、無駄なエネルギーを消費、病害虫も発生しやすいなど、日本の社会問題にもなっていますが、
ハーブ農場にすることで、植物は CO2を吸収、田園風景を取り戻すという環境・景観の回復にもつながっていきます。

■最後に
以上、長文となりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。

Beオーガニックヘアオイルに含まれる、それぞれの原料について、厳選に厳選を重ねた上でのチョイスであることが伝わっていれば嬉しいです。
ぜひ店頭にて手にとって、直接お試しいただけると、なお喜ばしい限りです。

お買い求めは弊社旗艦店Be Organic、またはBe Online Storeからぜひ。

▼Be Organic
https://be-beauty.jp/be_organic/

▼Be Online Store
https://be-store.jp/products/detail/83


■公式プロフィール
稲垣大輔(いながき・だいすけ)
株式会社Be 代表取締役
北海道出身
2002年、北海道大学工学部を卒業し、国内大手自動車会社に就職。
ブレーキ部品の設計および最先端エンジンの研究に携わる。
2012年にイベント会社を創業。
2017年に株式会社Beを創業し、現在に至る。

■関連メディア
◆アクティブオーガニックブランド「Be」公式HP
https://be-beauty.jp/

◆「Be」オンラインストア
https://be-store.jp/

◆「Be」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/be_activeorganic/?hl=ja

◆「Be」公式Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCtEhEgJPGJQ9IX4y5vbmESw

◆「Be」公式Note
https://note.com/beofficial

◆「Be Organic(ビーオーガニック)丸の内本店」
https://be-beauty.jp/be_organic/

◆株式会社Be社長 稲垣大輔のブログ
https://ameblo.jp/not-biz-but-love

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