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街中のベンチに座るのが好き

人通りが多いベンチに座るのが好きです。
多ければ多いほど好きです。
私はよく歩いていたら
ふと懐かしい匂いがしたり、
大切な人や思い出深い人が使っていた物などを見かけて
忘れかけていた、過去という海の奥底に沈んでいた
淡い思い出が蘇ることがあります。

それは誰でも経験があることで、親に聞いてもありました。なので街中で人の流れを見ていると時々何かを見つけたように立ち止まって一点を見つめたりキョロキョロ見る人をよく見ます。

その時、その瞬間、過去で長年眠っていた記憶が
蘇ってきて少し懐かしい気持ちになっていると思うんです。私はその瞬間に立ち会うのが大好きです。

また今目の前を通り過ぎたその人は見知らぬ人。
でも見知らぬ人でもその人は何十年生き続けた人。

もう少し詳しくします。

誰しも辛い経験はあると思います。
それはその見知らぬ人も同じで、きっと何十年と生きてきた中できっと死にたいと思ったこともあるでしょう。辛くて辛くて眠れない夜もあったでしょう。
忘れられない別れをしたこともあったでしょう。
でもそれを乗り越えて、色々な人と出会って、
色々な辛さを経験して、泣いて、笑って、怒って、
それを人生という本のページに印しながら
今私の目の前を通った。
目の前を通った今その瞬間その人の人生という本のページを増やし続けている。
何ページになるか分からない。本として完成した時、
涙が出るほど感動するかは分からない。
それでもページを増やし、日々を生きている。

なんだかそう思うだけですごく感動します。
それが今目の前を通った人それぞれにある。
人って凄いんです。深いんです。
少し怖くて、とても素晴らしいんです。

だから私はそんな事を思わせてくれる街中が大好きです



今日初めてこのnoteを使って投稿してみました。
まだまだ慣れない点が多すぎますが
高校生という無敵の肩書きを使ってマスターしていきたいです🤌ここまで読んでくれた方いるのかな、初めまして。ここまで読んでくれてありがとうございます。またどこかでお会いしたらまたよろしくお願いします、

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